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【中編】40代で11歳年下彼とPairs再婚!波乱万丈をまとめる

今の彼とは、昨年の春にPairsで知り合って、お付き合いをスタート。

途中、ある理由で破局の危機を迎えながらも、交際を継続し、

今年に入って、二人である苦しみを乗り越え、再婚を決意。

ただいま、結婚の段取りを進めております!

つい先日、彼のご両親にご挨拶してきました。



私、バツイチ、41歳(今年42歳)。

んで、彼氏も、バツイチで、30歳(今年31歳)。

そんな歳の差カップルの話です。


正直、いう。


彼のスペックは、元ダン(ナ)よりも、数倍良い。

比較していうのもナンだけど、言いたいのは、

「こんなにいい人に出会えたから、離婚して良かった。」

「諦めなくて良かった。」のである。

だから、

・今、離婚をしようかどうか迷っている人

・「もう結婚できないかも」と、自信がなくなっている人

・彼が既婚者で、不倫状態にある人

・「前の旦那以上の人はいないだろう」と、思っているバツイチの方

・出会い系アプリは「なんだか、怖い。」と思って何もしていない人

・出会い系アプリは使ってるけど、変な人しかいないと思ってやめている人

こんな人に、私の話を聞いて欲しい。


【前編】40代で11歳年下彼とPairs再婚!波乱万丈をまとめる

を読んでない人は、ぜひ、そちらを読んで

以下を読み進めてもらえると、もっと楽しいと思います。


彼の秘密と本心


Pairsで知り合って付き合った11個年下の彼が、

「実は既婚者」という設定は、

想定していたけど「あり得ない」と打ち消していた想定だった。


「だってだって、じゃ、なんで、あんなに私の家に泊まってたの?

流石に、奥さんにバレるでしょう?お宅、どんななってんの??」

彼から語られたのは、



「実は、もう夫婦関係が冷え切ってしまっていて、

奥さんも家に帰ってこない日があるから、自分も家に帰らなくても、さして問題なかった。

元々奥さんに浮気疑惑があったり、他にも色々あり、関係がうまくいかなくなり、奥さんから離婚を切り出されてもいる。

関係を修復しようと頑張ったけど、うまくいかなくて…。

それでPairsを始めて、離婚経験者に話を聞いてみたかったっていうのが、登録の動機だったんだ。」



ーーーーーーーーえ、ちょ、待って、待って。情報が渋滞している。


私は、これから話を聞くにしても、2つのポイントを確認して、聞くことにした。

「子供はいるの?」

→いたら、彼を完全に諦め・撤退するつもり。子供が犠牲になるような恋愛は、すべきではない。と自分なりのルールだから。


「これまで一緒に過ごした時に、伝えてくれた気持ちは、本当?嘘?」

→最終的に奥さんのところに戻るつもりで、これまでの言動が、全て演技だったのであれば、残念ながら、このサイコパス君は諦めるしかない。完全に自分の人を見る目が0点である事を反省するしかない。


彼は、この質問に、こう答えてくれた。

「子供はいない。」

「本当はここまで好きになるつもりじゃなかったけど、今は(私のことを)本気で好きになってしまった。

でも、だからこそ、このまま続けちゃいけないと思って、もう別れなきゃと思った…。」



私の離婚経験が、彼を救う。


話を聞いて、私は彼を「嘘つき!」と責める気持ちよりも、やっぱり、彼が可哀想に思えて仕方がなかった。

私も経験者で、彼の気持ちが痛いほどわかったから。

私は前の婚姻中、絶対に離婚したくなくて、自分がおかしくなるくらい いろんな手立てを打って、関係修復できないか、元ダンの気を引こうとしていた。

それでもうまくいかず離婚するしかないのかな?とふと考えると、

どうしようもない孤独を感じた。

福岡から東京にまで出てきて、仕事も変えて、友達もおらず、一体なんのために生きているんだろうとも思った。

彼の話が完全に、過去の自分にオーバーラップして「ムギュギュギュ…」と胸が締め付けられる思いだった。

だから、自分が傷つけられて可哀想。ではなく、今の彼を救いたい。

彼を、もっと、ちゃんとした愛情で満たして、安心させたいと思ってしまった。

そのために、私にできることは、何か?

「ね、どうしたいの?何がしたい?」率直に聞いた。

「そりゃ、(私と)一緒にいたいよ。まじで好きになっちゃったから。」


○○を決めて彼を待つ


彼の本心を確認して、私ができることは、彼の離婚を信じて待つことだけでした。

そして、待っている間に、もし彼がやっぱり離婚しないと決断するなら、それも支えてあげようと覚悟しました。

とにかく、彼の素直な気持ちや願いを叶えたい。もう嘘つかなくていいよ。

現状の問題材料を吟味した結果、私が、彼を諦めるにはまだ早い。

奥さんの気持ちが既に離れてて、彼の好意は、私にある。

でも、いざ離婚と言っても、決意できずにいる。というか、どう進めていいのか分かっていないという感じ。

子供もいないなら、養育費の問題はないわけだし、割と早く離婚できるんじゃないかと、自分の経験上、具体的な話を色々した。

「まずは奥さんとしっかり向き合って、離婚について話してみてよ。」


ーーーーー私は、離婚のステップを説明しつつ、落ち着きを取り戻し、「まだ、待てる。」と思った。

だけど、私には、子供を産める時間が、ほぼ残されてないのも事実。

彼の子供を産むにしろ、残念ながら、他の違う人にしろ、私や相手が子供を望むなら、永遠とは待っていられない。


なので、彼に、自分の離婚協議期間(3ヶ月)を元に「期限付きで、まだ待つよ。それ以上は、流石に無理よ。」と伝えた。

彼も本気なら、具体的な離婚のステップをそのスピードで進めてくれるだろうと思った。

もし、動けなかったのなら、それはそれで彼の本意なのだから、仕方がない。

気が変わることもあるだろうし、口先だけで行動しない人なんてたくさんいる。次の人を探すしかない。

期限を決めたことで、自分の中でも、それまでの期間に、彼に愛情をめいいっぱい注ごうと改めて思えた。

どんどん好きにさせて、一日でも早い離婚成立の原動力にしてもらわねば!



3ヶ月後。


結論、3ヶ月では離婚できなかった。だけど、確実に離婚へのステップは進んでいっていた。

彼は、私に対する嘘がひとつもなくなって、より奔放に、なんでも話をしてくれた。

彼は離婚を進めるために、ちゃんと奥さんとも話し合う時間を定期的に設け、話し合いを進めてくれていた。

だから、『3ヶ月経って離婚していないから、もう終わり。』というより、もう離婚の具体的な時期の案も出てきて、長くてあと半年ほどと分かったので、そのまま関係は続いていた。

彼側から離婚の話をするようになってから、実は、今度は奥さんが離婚に渋ってきているという状況も聞いた。

なんという事でしょう。だったら、もっと前から旦那を大切にせい!!

絶対に、奥さんよりも私の方が、彼を大切に幸せにできる。その自信はある!

だけど、私は、本当に心の底から、彼の本心に従うと決めていたので、

「奥さんに戻りたいなら戻っていいよ。」とも言った。

だけど、彼は

「もう、戻る気ないよ。今更、改心すると言われてもね。それよりも、早く(私と)一緒になれるように、話合い進めるね。慰謝料どうすっかなぁ〜。」と、

自分で離婚を進めていることに手応えを感じていたようだった。



41歳の私が、彼との子供について思うこと


彼の離婚が決定的になるということは、私との再婚もまた、現実味が出てくる話だった。

好きだから再婚したいけど、家族を作るイメージを共有するときに、二人とも子供が欲しいという思いは共通していた。

だけど、私は40歳もすぎて、子供をもう産めないかもしれない。

どうしても「子供」については、彼に断りというか、希望を叶えられない場合があることを伝えておく必要があり、その上で、慎重に再婚について判断して欲しかった。


私は元ダンからは、婚姻中に、こう言われたことがある。

「子供は欲しかったけど、一緒に暮らしてなんか違うなと思ったから、妊活に協力はできない。今の状態で子供いても無理でしょ。」

「病院行って、人工授精とか妊活とか、そういうの、勝手に自分でやってるだけやん。俺はそういう妊娠の仕方、望んでない。お前の子供は欲しくない。(&精子検査キットをゴミ箱に捨てられる。)」」

「〇〇さんとこも高齢だけど、自然妊娠で授かったんだから、無理しなくて良くない?」

「子供ができないならできないでもいいけど、そのときに、一生二人でいられるかと思うと、微妙やね。」

「もう子供の話は、しないでくれる?そういうプレッシャー、嫌だから。」

「子供がいたら、離婚はしなかったかもだけど、いないからね。離婚した方がいいでしょ。」

今、書き出してもゾッとする。

これを、私は35歳〜39歳の、”焦る”時期に言われたのである。

だから、私は子供の話は、男性にプレッシャーになるものと思っているし、お母さんになることを諦めることで、結婚生活を維持しようともしていた。

子供は、一度、諦めていた。



渋谷の居酒屋デートでそんな話を切り出した。

「私、年齢的に、子供できるか、わかんないんだよね。

だから、もし、どうしても自分の子供が欲しいって思うなら、”子供ができたら”再婚っていうのでも、私は、全然いいからね。」

そしたら、彼が言ってくれたのは、

子供についてはさ、(私だけが)責任感じることじゃないよ。

なんで、そうやって女の人ばっかり、負担を感じなきゃいけないの?

そういうの変えていきたいよね。

そりゃ、(私との間に)実際の子供が欲しいよ。

人工授精とか顕微とかもやってみようよ、面白いじゃん。

でも、どう頑張っても授かれなかったらさ、そんときはさ、養子取ろうよ。

俺、子供好きだから、血が繋がってない子こそ、全力で愛してあげるよ。

絶対、(私は)いいお母さんになるよ。

二人が一緒になったら、子供がいるかいないかの人生じゃなくて、

子供はいて・育てる前提で、実子か養子かの違いだけだと思ってるよ。

もう(私より)養子のこと調べてるからね。


私は、もう居酒屋でえんえんと、泣いてしまった。

なんて、この人は人格ができてるんだ!

神様、死んだお父さん!こんな人に出会わせてくれてありがとう!

涙で溢れて、喉も詰まって苦しいぐらい、彼の優しさに包まれてテーブルで嗚咽した。

彼は「俺が泣かしてるみたいじゃん、泣かないでよ〜」と笑っていた。

私は、本当に、この人に愛されていると思った。ずっと大切にしようと誓った。

この先どんな人生になろうとも、きっと死に際の走馬灯で、思い出すであろう幸せな瞬間だった。



まさかの○○発覚


季節は冬になり、彼の離婚話は、富士山8合目のあたりまで。

離婚時期も具体化しているけど、奥さんの同意がもう一歩というところで、小康状態に陥っていた。

彼とはもう、交際9ヶ月が経とうとしていた。仲はますます深まり、奥さんとの話合い以外の日は、ほぼ私の家で暮らしていた。

そんなある日、私の体調や味覚がなんか変で、一瞬コロナを疑った。

いや、違った。


実は、


妊娠が発覚したのであった。

…え?   私、妊娠できたの??



【後編】40代で11歳年下彼とPairs再婚!波乱万丈をまとめる

に続く


















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