予備試験合格者

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予備試験民法 94条2項

0 はじめに こんにちは。今日も記事を読んでいただきありがとうございます。  今日は、予備試験や司法試験の民法でも頻出の94条2項について考えていきたいと思います。私は学者や予備校講師というわけではないので、あくまで私の考えたことをお伝えするものであるということをご留意の上、お読みくだされば幸いです。 1 94条1項 予備試験・司法試験の民法において、94条2項はかなりの頻出分野となっています。しかし、94条2項については、ロースクールのみならず、大学法学部に入った人であ

    • 予備試験短答式試験の勉強法

      1 目標点数 まず、予備試験の短答式試験には、法律科目として、以下の科目があります。  憲法  行政法  民法  商法  民事訴訟法  刑法  刑事訴訟法  これらの法律科目は、全て30点満点で、法律科目の合計で210点満点となります。  目標は、別の記事でも紹介したとおり、法律科目で210点満点中160点、つまり76%強を得点することになります。  一般教養科目をアテにしないことが合格への一番の近道であると思います。法律科目で160点取れれば、年度によっ

      • 予備試験民法の勉強法

        1 「民法を制する者は司法試験を制する」 大学法学部に入学して司法試験受験をやる気になって予備校に通い始めた最初や、ロースクール最初の民法の授業などで、「民法を制する者は司法試験を制する」といったような格言を耳にすることがあると思います。  これは民法という科目が、難しい、とか、範囲が広い、とかそういった理由によるものではありません。  民法の論文式試験は、その答案を書く上では必ず、「問題点を抽出→該当する条文を検索→要件検討→解釈→当てはめ」といった過程を経る必要があり

        • 予備試験合格に必要なこと

          0 自己紹介はじめまして。  私は、令和4年度の司法試験予備試験に合格した者です。このように自慢げに書いていますが、実際には全く自慢できるような状態ではなく、むしろどん底の状態から何とか合格することができた、といった感じです。しかも、予備試験に合格するに至った経緯もそれはそれは酷いものです。    というのも、私は令和3年にとあるロースクールを卒業して、その年の司法試験を受験したのですが、当然のように落ち、速攻で令和4年度の司法試験を目指すべく勉強を再開することになりました

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