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真実を受け止める

1週間前に私は数人の友人と一時を過ごしました。


ん?・・一時?・・ですよね(笑)。そうなんです、ある場所で本当に少ししか一緒にいられなかったんです。これからその事情をお話しますね。


その前に私はHSPのHSS型を持っています。「光」「音」「匂い」に非常に敏感です。私は友人数人とある行事に参加したあと、ランチをする約束をしていました。


その日は朝から雨が降っていて、とにかく雨の匂いで身体が疲れていました。現地までは電車で向かわなければならず、雨と電車と人の匂いでもうその時点で疲れ切っていました。


私はよくオーディブルでマインドフルネスの本を聴くので、気を紛らわすためにイヤホンを付けました。きっと音楽なら聞こえてこない乗客の声がイヤホンを通って聞こえてくるのです。もう、具合も悪くなってきていたし音楽なんて聴く余裕もありませんでした。


やっと電車を降りて行事を済ませ、友人達とレストランで行きました。雨の音と、濡れたアスファルトの匂いがますます鼻を衝いて、作り笑いを作るのがやっと・・。場の空気を乱してはいけないし、なんとかランチを頂くことができました。


ランチの後は大体ドン・キホーテでお菓子や飲み物を買ってシェアハウスに行って女子トークをするのがお決まりのコースなので、今回もその流れに沿ってシェアハウスにいきました。ここからなんです・・。


シェアハウスにはテレビや子供が遊ぶおもちゃなど音のするものが置いてあって、普段はつけないのですが、私がHSPということを知らない子がおもちゃをいじり始めて大きな音が出てしまったんです。その時私はついに「怖いっ!!」って言って耳を塞いでしまいました。


私は、声をあげて泣いてしまい場の空気は一気に冷めてしまいました。そして、私は1人で帰ることにしました。友人の一人が私が落ち着くまで抱きしめてくれ、私はみんなから嫌われたのではないかと何度も聞きました。



呼吸を整え傘をさし駅まで向かいました。途中、お気に入りのとても静かな純喫茶があって、そこでコーヒーを1杯のもうか迷ったのですが、コーヒーを楽しめないような気がして、泣いてしまうのではないかという不安で行くのをやめました。美味しいコーヒーは笑顔で頂きたいから・・


相変わらず雨は止まず、電車と人の匂いと話し声に吐き気を覚えながら最寄りの駅までたどり着き、1時間ほど椅子に座ってからタクシーで帰りました。


実は毎回そうではないんです。どうして今回来たのか理由は分かりません。全然大丈夫な時もあればことこんダメな時もあります。私はこんな気質が嫌になる時もあります。でも・・


「受け止める」


私は自分を受け止めています。私の大切な人も含めて全て受け止めています。


私もきっと受け止められています。でも私も人を自分の都合で傷つけてしまったり、疲れさせてしまったりすることがあります。それでも私を受け止めて下さる方がいらっしゃることは感謝しなければなりません。その方に出会えた喜び、その方を傷つけてしまった真実、全てを受け止めて過ごしていこうと思います。




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