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近年の Pat Metheny (3)

 パット・メセニーが鮮烈にアルバム・デビューを飾ったのは、1975年、ECMより発表された『ブライト・サイズ・ライフ』でだった。ベースに朋友だったジャコ・パストリアスを迎え、パットは6弦と12弦のギターを使い分け、自身の音楽を披露した。

1977年に発表された第2作『ウォーター・カラーズ』でライル・メイズ(pf)という最高の音楽パートナーを得、翌年パット・メセニー・グループ(以下PMG)の第1作である『想い出のサンロレンツォ』をリリース。PMGの音楽性の高さは、そのシンフォニックなサウンドにあり、パットはジャズ界を超えた広いファンを獲得し、PMGはライル・メイズが亡くなる2020年に自然消滅するまで、固い友情に支えられて存続した。


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中川ヨウです。ジャズを核とした音楽評論/研究をしています。日々拡張するJazzの動き。LiveやNew Albumについて書きながら、拡張…

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