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オペラ『ニングル』を見て

2024年2月11日、渡辺俊幸先生作曲のオペラ「ニングル」を拝見しました。
めぐろパーシモンホールでの3日間。

夢とファンタジーがあるコンポジションを、田中祐子マエストラが 東京フィルハーモニー交響楽団 を率いて現実のものに。
キャストも含めて、素晴らしい一体感を生み出しての「ニングル」でした。

このオペラ『ニングル』の原作は、倉本聰氏。
富良野の森に棲む体長20cmほどの原住民、ニングルは200年を生き、現存していた彼らから、倉本氏は森の大切さを教えてもらったと言います。

文字も倉本聰氏



私は、この話を信じます。
(私も"塩の精"にコロラド山中の温泉で会ったことがありますが、小さなおじさんでした。)
俊幸先生も、とてもスピリチュアルな方ですから信じる派だと思います。

水を求める声が、近未来の自分の声に聴こえ、赤ん坊の誕生を祝う音楽に、会場は喜びの溜め息をつきました。
そして、クライマックスでの高揚🙌🙌



音楽から、ニングルの声なき声が聴こえてきました。
そして聴き手は、自然との共生を心に誓うのでした。


#ニングル #オペラニングル
#日本オペラ振興会
#日本演奏連盟

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