102日目 山の大きさと人
おはようございます。おとといの筋肉痛が治るどころかひどくなっている気がします。運動不足が身に染みる。
トップの写真はまたしてもおとといの登山の道ですが、大体こんな感じでした。ふざけていたら100人に1人落ちると書きましたが、割と本気です。この写真の左は崖だし、右は山。木だって斜めに生えてます。
そういえば今回は、木の根っこが気になりました。すごく高くて大きな木なのに、足元は太い1本。そしてそこから地面へは、幅広く太い根っこで自分を支えている。人間の足のように、膝を曲げて支えていました。もしかしたら谷側だけでなく山側にも広がって、引っ張るようにも支えているのかもしれない。
そういう力強さが、妙に気になった日でした。
途中に、植生を説明する看板があるのですが、その1つで、植物は山を覆うマントのようで、山のがけ崩れを守ったり、水を貯えたりする役割を担ってますよと書いてありました。
私は、マントっていうと、かけられている感があってちょっと違和感があって、やっぱり地面に広く深く刺さっているみたいなイメージでした。華道の剣山をひっくり返して地面に刺しているような・・・。
山から見た人間
昨日は癒しという人間主体のお話でしたがそういう、山全体の感覚を味わうと、植物とか山から見た人間というのも考えさせられました。
すっごく騒がしかった山頂から、私と同時に下山し始めた小中学生たちもいたのですが、細い山道に少し入ると、まったく人の声は聞こえなくなって、大きな山の中をお邪魔している小さな人間がいる、という感じでした。
山と一体感なんて全然感じられず、異物としての自分がいるとか、道が妙にメンテナンスされていると違和感があったりとか、山と人間の境界が際立って感じられました。
だからなんだってこともなく、ただの感想でした。
ではまた。
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