96日目 ChatGPTの活用が見えてきた

おはy・・はさすがに無理か。今日は遅い時間になりました。迷いに迷っていちおう継続のために遅い時間に書いてみます。


今日は、ChatGPTをかなり使ったのでその話。

主に2つのことで使いました。
① 報告書の読み込み
② CSVデータの分析のためのコーディング

① 報告書の読み込み

Wordの定型フォーマットで、毎日1ページの報告書があります。よくある表形式で、左側には日付とか活動内容とか参加者とかのタイトルが書いてあって、右側にその内容を書く形式です。それが何か月分かたまっていて、そこに書いてある「活動者」の「計5名」の5を抽出したいです。「日程」の欄には日にちが入っているので、それと組み合わせると、日ごとの活動者人数が分かるという話。

こうやって長々書きましたが、人間だと大したことはないことですよね。
でもプログラムで自動化するのはすごーーく大変です。PDFを扱うことはほぼできないと私は思っています。いました。

でもChatGPTならできる!

まぁでも、どうやって表を読むかをChatGPTに文章で説明しなくてはいけなくて、これが難しい。これをプロンプトチューニングと呼ぶ、テクニックが必要とされる部分です。
何が難しいか伝わらないと思いますので、私がChatGPT君にお願いした文章を載せてみます。

添付したPDFファイルは、表形式の報告書である。

日程の詳細とは、表の左のカラムに"日程"と書いてあるセクションの、右のセクションの値である。
日程の詳細には、日付が入っている。
日付の書式は、例えば「令和6年3月6日(火)」のようなフォーマットになっていて、この場合は、令和6年3月6日という意味である。
数字は、全角になっている場合と半角になっている場合があるかもしれない。曜日は間違っているかもしれない。文字と文字の間にスペースが入っているかもしれない。

続いて、同じページ内で、ボランティア活動者の詳細を読み取ってほしい。
ボランティア活動者の詳細とは、表の左のカラムに"ボランティア活動者"と書いてあるセクションの、右のセクションの値である。
"ボランティア活動者"という文字列は、"ボランティア"と"活動者"の間に改行が入っている。
ボランティア活動者の詳細の中に、「計」という文字と、それに続く数字を確認する。その数字は活動した人数を示す。例えば「計5名」だと、活動した人数は5人である。
「計」という文字に続く文字は、全角になっている場合と半角になっている場合があるかもしれない。文字と文字の間にスペースが入っているかもしれない。

日程の詳細から日付を得て、そのページにある活動した人数を得る。
その結果、その日付に、活動した人数がわかる。

そのように分析して、日付ごとの活動した人数を教えてほしい。
日程だけ読み取れて、活動者人数は認識できなかった場合は、日程は出力し、"活動者人数は認識できなかった"と記載してください。

いやーしつこい。人間にこの勢いで説明したら、それはそれは嫌な顔をされるでしょうw
でもこうやって、丁寧に丁寧に丁寧に、説明しないと、読めないんですね~・・・。まだ賢くなる余地はあるし、将来的にはできるようになるでしょう。

② CSVデータの分析のためのコーディング

ボランティア応募者の状況を登録しているシステムから、CSVで出力して、それを簡単にグラフ化しようというタスクです。私はプログラミングができるので、「CSVを渡すからPythonというプログラムのコーディングを教えて」といった話です。

これは、丸っと「分析してね(ハート)」と言っても全然ダメで、「日ごとの人数を棒グラフで出したい。」と結構具体的です。そうして出てきたものを実行してみると文句を言いたくなるので「罫線はこうやって、色はこうして、凡例は右下」とかいって、微調整して(させて)出来上がりです。

なので、まだサポートは必要だけど、言えば教えてくれるのでいいです。

また、まだたまに間違えるから、もらったものを自分で解釈してプログラミングしないといけない。10手かかるプログラミングで、1手でもコケたらプログラムは動かないので、そこを直せる人がいないといけないです。そのうちできるようになるんだろうなとは思います。

知らない人が考えるChatGPTの使い方

ニュースを見るなどして得る情報だけだと、「"生成"AIだから、文章を"生成"してくれるんでしょ。文章を考えてくれるんでしょ、すごいね!」ってなっている人が多いと思います。

でも、読むこともできるし、プログラムを生成することもできる。
他にも絵も描けるし、きっといろいろあるんだろうと思うけど、ただの"生成"AIではないよということは、使ってみないとわからないことだと思いました。私は、使えないかもと思いつつ、無理やり使ってようやくわかってきました。

どうしたらわかるようになるのか、ちょっとわからないけど、近い将来、ChatGPTを使える高効率な人と、使えない低効率な人に分かれる気がします。今のうちに試してみたり聞いてみたりするとよいのでは。

ではまた。

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