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損をしない車の売り方② ディーラーでも損はしないけど・・・・・

モノを買うことは皆さん経験されていても、売ることは中々経験のないことではないでしょうか?

ましてや車は高額で、思い入れも強いモノ。
損をしたくないし、失敗もしたくない。

車の買い取り額を上げるには、買取店とディーラー下取りを上手く使うことです。
どういうことか、早速解説していきましょう!

ディーラー下取りが高くなってきた

前回のお話の続きになります。
車業界の遍歴から、ディーラーの買い取り額がなぜ変わってきたのか説明します。

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オートオークションによる車の取引システムが確立され、下取りはほとんど買取店に流れるようになりました。
厄介な下取り車の処理をしなくてよくなった!と喜んでいたディーラーですが、中古車市場が年々拡大し、対策の必要性に迫られました。

そこで2000年を過ぎたあたりから、国内大手メーカーとディーラー(トヨタ)が本格的に、中古車販売と買取に乗り出します。
自社の車は販売店(T-UP)で販売し、他メーカーの車はオークションに出品する体制を整えていきました。

他メーカーもトヨタに追随し、続々と中古車店(「U-Car」と表現していることが多くあります)を作り、オークション出品できる体制を整えていきます。

そして、各メーカーとディーラーで、下取り車を自前で売却できるシステムが整ったことで、ディーラーでも買取店と同じくらいの買取金額を提示できるようになったのです。

中古車が儲かると知ってしまったディーラーは

中古車の販売とオークション出品に乗り出すと、これが儲かる儲かる。

中古車を1台売った時の利益が、新車よりも高いことがある。オークションで予想外の金額になり落札されることもある。
これは、中古車販売店を叩いて、下取り車が根こそぎディーラーに入庫されるようにしなければ!

儲け

積年の恨み?というものは恐ろしいものです。中古車店の根絶を目指して(目指したかどうかわかりませんが)メーカー、ディーラーは更に対策を打ってきます。

その対策の一つに、「下取り支援」というものがあります。

ディーラーはメーカーから「施策」と呼ばれる支援があることを、以前記事にしました
同じ施策が実は下取り車にもあるのです。

施策内容はいたってシンプルで、下取り車があれば5万円~10万円くらいの支援金が出るようになっています。

ディーラーも買取店も、同じオークション相場を見て買取価格を決める訳ですから、下取り施策の一部を買取金額に乗せればディーラーが一番高く買い取れることになるのです。

下取り施策を買い取り額に上乗せさせるには

前置きがだいぶ長くなりましたが、ここからが「損をしない車の売り方」本題になります。

ご自身の下取り車の買い取り額に、下取り施策を上乗せさせることが出来るのか?

そのためには、ご自身の車の相場がどのくらいなのかを知る必要があります。
「それは分かっとるわ!」と怒られそうですが、長々と前置きをしたのは、相場の目安をつけるために、「ディーラーは安い」という誤った認識を訂正することと、「買取金額の基準はどこの会社も同じ」という新しい認識を持っていただく必要があったからです。

下取り施策があっても、ディーラーがそれを、すんなり買い取り額に上乗せしたりはいたしません。できるだけ買い取り額を抑えて、安く買い取りたいのが本音です。

そもそも下取り施策がすべての車種に適応されているわけでもありません。
絶対にディーラーが一番高いわけでもありません。
買取店の方が高い金額で買い取れる場合もあるのです。

さて、そろそろ本題と思ったのですが、長くなってきたので続きはまた別の記事にしていこうかと思います。

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