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キャリア女子のウェルビーイング

仕事で認められたくて、少女漫画のような素敵な恋愛、結婚をするプライベートも欲しくて、承認欲求やコンプレックスやいろんなものに絡めとられながら、必死に走っていた20代~30代前半。
今は若いし体力もあるし、必死に走れるけど、この生活いつまで続くんだろう。子どもができたら持続可能なのか?そもそも持続したいのか?
それでも仕事の締め切りは来るし、素敵な結婚に向けて何かしらアクションはしなくてはいけない。自分に自信はないけど、自信を持たないと仕事も恋愛もうまくいかない。そんなあらゆる不安と混沌を抱え、生きづらさを感じている方も多いのではないでしょうか。

まさに私もそうでした。
家事は完璧、専業主婦の母親に比較的厳しめに育てられ、それなりに勉強し、良いと言われる会社に入り、仕事は女だからと舐められてはいけない&承認欲求を満たすためにひたすら頑張り、という典型的なバリキャリ。

今でこそ、アラフォーになり、仕事もプライベートも少し落ち着いたことに加え、私の場合は、0歳2歳の子どもという圧倒的に自分を必要としてくれる存在に承認欲求を満たされ、幸せだな、と思う余裕すらあるのですが、あの生きづらさはなんだったんだろう、と未だに思っています。

思うに、キャリア女子は気を遣わなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことが多いのです。

・仕事
もちろん仕事はしっかり向き合わないといけない。男性同等の成果を出すためには男性以上の戦略が必要であり(これは別途書きたいと思います)、愛嬌を上手く利用しつつも、女だから、とか、容姿が良いから、とか言われないだけの努力が必要。自分に何ができるわけでもないという自己肯定感の低さと戦いながら、不安定になりつつ頑張るしかないのが仕事。そりゃ優しい先輩に絆されてしまう子が多いのもわかります。

・恋愛・結婚
自分の幸せってなんだろうという漠然とした悩みを抱えつつ、それに向けて選ぶべきは誰なのか、どうしたら出会えるのか、という迷路。これが明確になっている人は強いと思いますが、一方でやってみないとわからないこともある。色々と経てきた今だからこそ、まぁとりあえずやってみなさいよ、と言えることもあるけど、当時はちょっとした絶望を抱えていたりするんですよね。

・美容
上記を叶えるためには、一定の身だしなみへの気遣いも必要になる(と思いこんでいる)。アラフォーになった今でこそ、肌のきれいさや清潔感で、もう十分なのではとも思うのだけど、当然そんなことは言っていられない。
髪がツルツルになるトリートメントに始まり、ペディキュアまで、文字通り頭の先からつま先まで気を遣わないといけない(気がしている)

・それに加えて
上記に加えて、一生独身かもしれないからお金のことも考えなきゃいけないし、いつか子供は欲しいけど、卵子凍結しておくべき?仕事ばかりって言われないようになんか趣味を持たなきゃ、とか、インスタで見る友達はこうしてていいな、とか。SNSによる「皆」の存在は、より生きづらさを加速させているのではと思います。

さて、そうした混沌を生き延びて、落ち着いた今改めて思うのは、何よりも自分自身を知ることの大切さ。とはいえ、1人で考えてもわからないので、適切なコーチやメンターの存在は、ウェルビーイングを考える上でも重要なことなのではと思います(私も当時に戻るなら絶対見つけると思います)

みかとゆいはコーチングの資格も持っているので、少しでも何かお役に立てる情報を発信できたらなと思います。

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