見出し画像

純粋に愛の時代ではないか(そうしていかなければならない時代)と思う:アダム・スミスの「国富論」、神の見えざる手を活かせるか?


国富論

この時代、街のあちこちで、いや、どこででも、若者に限らず、老若男女、純粋な愛を求めているシーンに、彼らとのやり取りの中で、毎日のように出くわします
疑心暗鬼の構造の中にも、人々が純粋な愛を求めているということです
純粋に愛の時代が到来しているのではないかと感じます

そこで、アダム・スミスの「国富論」、僕がひとつめの大学・商業大学に入って教わった、神秘的な言葉「神の見えざる手」、ここからちょっと言いたいことを展開していこうと思うのです

彼はイギリスの倫理学者、現代の経済学や国の仕組みづくりの基となる考えを著しました

彼の提唱した「神の見えざる手」、つまり自由経済を大切に、中心に据えれば、国民は、国は豊かになるといったものです
これは何も手放しで市場を自由放任にしておけば、いわゆる神の見えざる手が働き、見えざる手に導かれ、国全体が豊かになるといったものではないようです
神の見えざる手とは、ケース・バイ・ケースで、個人個人が自分の利益を追求することによって、社会が見えざる手に導かれるかのように全体の利益にもなっていくというものだそうです

例えば、私は、そのことにより、市場に、見えざる補完の手が現れる、働く、と解釈しています

賃金に対する最低限の責任道徳的な当たり前が守られたうえで、
そういった原則にのっとり、自由経済を推奨すれば、国民は豊かになり、その結果国全体が上手くいくと

私利私欲や市場原理はすべて、この最終目標のための手段として用いられる道具にすぎないらしいのです

私たちの今の社会は、道徳的な当たり前といった原理原則が、現在かなり守られていませんよね
毎日破廉恥なニュースがこれでもかと、自らのところへ飛び込んできます

純粋な愛の時代

今、双方向の時代ですよね、通信の発展により
ただ、誹謗中傷がまかり通り、上は快楽優越感に浸り、そんな状況で皆さんは何が大切だと感じますか?

きっと純粋な愛だと思います
そう感じておられると思うのです、今まさに・・・

例えば堀江貴文さんや、前澤友作さんが動き、この国で、誹謗中傷に関する法案が国会で進んだのも、時代の必然でもあると思います

これって、一種の倫理的な人知がもたらした動きだと思いませんか?
こういった陳情が、マーケットへのある種の神の見えざる手として介入となりはじめています
どこからか神(議員さんたちとは限りませんが(笑)(このことに関しては、議員さんもよく動いてくださったと思います)が二人を、また私たち大衆のSNSライフ・ビジネスを、助けたとも言えます
こういった二人の純粋な感情が、動くことによって(立法に働きかける)、社会がいい方向へと動き出したのも事実ですよね
彼らは殆ど国会議員と対等に、モノを話しているように思えました(社会的に実力者であるが故でしょうが、個人たちが、政治家と対等にテーブルを並べることができるようになったのは、このような風でこれまであったのでしょうか)

逆に言えば、赤裸々というわけではないけど、純粋に愛を求めて、努力して動けば、訴えれば、それが社会の為にもなるという、そういう時代が到来したのだと思います
その時代を大切にできるか、護ることができるかは、僕ら大衆次第ですが

今回たまたま取り上げさせてもらった事例は、道徳的な当たり前を行動によって示すことにより、僕たち大衆が安心して、社会発展・幸福追求の素となる経済活動を、安心して行えるための、神の純粋な手が働いたことを現しているのではないでしょうか?
こういうことは、自分たちの活動にもいい影響となると、誰もが実は心待ちにしていたのではないでしょうか?

立ち戻って

立ち戻って、このことは、アダム・スミスの「国富論」、道徳を原則とした市場経済にかなったものだと思うのです

ここで面白いのは、アダム・スミスが、倫理学者だということです
倫理というのは、人としてのあたりまえの道徳・人の道のことですが、
経済を説いた彼が実は、道徳学者だったということの素晴らしい面を想わされます
道徳とも愛ともとれる、倫理という言葉

GTO、が、一夜限りで先般復活しましたよね😊
それだって、実は神の見えざる手のひとつです

つまり市場を、実社会を補完せざるを得ない神の見えざる手が、現れるということだと思います

まだまだ矛盾しきった諸問題が沢山山積していますよね、この時代
こう考えてくると、全てを自分たちが愛でつないでいくしかもう方法は残っていない時代にきているのではないかと思いませんか
僕はそう思うのです

愛を全面的に出すと胡散臭いとか、そういう意見もあるかも知れませんが
純粋な愛のことです

誰かのせいにするのではなく、誰か任せにするのでもなく・・・

愛の時代と言っても、必ずしも順風満帆にはいかないと思いますが、
強い性善説が、今待ち望まれていて、かつ必要不可欠となっているのではないでしょうか?


ここまで読んでくださりありがとうございました
これからはこういう機会も増やして、皆さんと意見交換などできたらと思っています

Rose




この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

多様性を考える

僕らの愛から始まり、やがては社会に大きな経済・笑顔・勇気・励ましあいの循環が起こる。その一端を担える人物でありたい。頂いた寄付は、やがて僕らみんなに還ってくるだろう社会の循環の為に使わせていただきます。ありがとうございます。