春の蔵びらき・2024年4月21日(日)/ Spring Kurabiraki and Festival on Sunday, 21st April, 2024
2024年4月21日(日) 埼玉県深谷市にある丸山酒造株式会社主催の「金大星 蔵びらき」に行ってきました。同日、飯能市の五十嵐酒造の蔵祭りも開催していたのですが、こちらは昨年参加(2023年 蔵祭りのnote はこちら)したことがあったため、研究会メンバー3名で丸山酒造への参加としました。
今回の「金大星 蔵びらき」に参加して、他の酒蔵とは違った雰囲気を感じ、新たな酒蔵とお酒の良さを知ることができました。地域・地元とのつながりをかなり大切にしたイベントで、開会時には深谷市長や地元議員の挨拶等にはじまり、酒蔵見学、地元グルメ店の出店、埼玉工業大学とのコラボレーション等が企画に盛り込まれていました。特に印象的であったのが、埼玉工業大学の学生の皆さんによるイベントサポート、産学連携プロジェクトにより誕生した”瞬喜道 (シュンキドウ)”特別純米酒の存在です。今年で12年目(12代目)の活動とのことで、酒米づくりに始まり、酒造りはもちろんのこと、こうしたイベントでお客さまに飲んでいただく場(販売)での経験は大変貴重であることは間違いありません。埼玉県内のお酒はほぼ飲んだつもりでしたが、まだまだ知らないお酒もあり、やはり実際に酒蔵に訪問し、そのお酒の背景にある作り手や協力者の方々の思いや考え方を知ると一層そのお酒の愉しみ方も増えます。そういうことを改めて感じさせてくれるイベントでした。
丸山酒造・埼玉工業大学の産学連携プロジェクトの概要動画はこちら↓。
JR岡部駅(最寄駅)に10:00前に集合、10:00発 丸山酒造行きのシャトルバスを利用し早速イベントに向かいます。ちなみに10:00発のシャトルバスは満席で補助席を利用し、我々3名までギリギリ乗車することができました。
お酒コーナーに並んでいるときに、学生さんと簡単な雑談をしましたが、活動を愉しみながら頑張っているようです。会話した学生は、まだ20歳前とのことで”もう少しで飲めるんで”、と楽しそうに話していました。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。1873年創業、150年以上続く丸山酒造の酒造りの理念は、「伝統を守りつつ、さらに進化させていく」こと。同じ風土、同じ酒蔵、同じ井戸水とともに日本酒を造り続けるという伝統を守りつつ、その時代の消費者に「うまい!」と言われるようなお酒を造り続けることが進化とのこと。進化の実践として将来の消費者になっていく学生とのコラボを通じて、新たな発見・発想も見出しているとも言えるでしょう。また、機会があれば訪問し、今度は学生の方々とも意見交換してみたいと思いました。
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