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独自DMPに強み!新規上場企業分析!〜株式会社インティメート・マージャー〜

みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。

2019年の新規上場企業から開始し、現在、2019年マザーズ上場企業64社分中42社掲載、残り22社です!
本日時点(8/15)で2020年のIPO数が32社ですので、合計残り54社です!

IPO企業分析第42弾!本日は、株式会社インティメート・マージャーさんです。

本記事は、ビジネスモデル理解のために作成しています。
間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!

※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報や最新の決算資料等を元に作成しています。

「株式会社インティメート・マージャー」概要 ※新規上場時

■設立日  :2013年6月24日(上場承認日:2019年9月17日)
■従業員数 :37人
■本社所在地:東京都港区六本木三丁目 5 番 27 号
■市場   :マザーズ
■代表者名 :簗島 亮次

■事業内容:
データマネジメントプラットフォームの提供、データ活用コンサルティング

■経営理念・ミッション・ビジョン:
理念:データ活用における革命を起こす
ミッション:世の中のさまざまな領域において、データを使った効率化をすること
ビジョン:データ活用をより、誰でも使えるものにしていく
     利用した価値を実感してもらえるようにする
     様々な場面で利用できるようにしていく

主要年間指標
2018年9月期(上場対象期) → 2019年9月期

■売上  :1,646,751千円 → 2,188,313千円
■経常利益:84,244千円 → 142,967千円
■純利益 :41,610千円 → 96,422千円
■時価総額初値:106億円(初値PER230倍)
※以下、2019年12月期の有価証券報告書

現時点の時価総額 :54億

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ビジネス概要

インティメート・マージャー社は、株式会社フリークアウト(現「株式会社フリークアウト・ホールディングス」)と株式会社Preferred Infrastructureの合弁会社として設立された企業です。

その後、2015年に、株式会社フリークアウトが株式会社Preferred Infrastructureより当社株式の50%を取得したことで、株式会社フリークアウトの連結子会社となっています。

同社は、独自のオーディエンスデータマネジメントプラットフォーム「IM-DMP」を活用し、顧客(広告主)のオンライン、オフライン双方のマーケティングを支援する事業を展開しています。

尚、同社のIM-DMPは、
①インターネット利用者の属性データベース「確定情報(デモグラフィックデータ(性別、年齢、職業等)、ジオグラフィックデータ(居住地域等))、類推情報(サイコグラフィックデータ(趣味、嗜好、興味、関心事項等))」
②IM-IDを異なるIDに変換するためのデータベース(様々なデジタル広告の配信ツールで利用されているIDに変換するデータベース)と「IM-IDに付加された属性情報を異なるデータベースに付加が可能」
という特長で構成されており、広く活用することが可能です。
(以下、2019年9月期決算説明会資料資料より抜粋)

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IM-DMPを活用したサービスとして、大きく以下の2サービスを提供しており、その中で、更に複数のサービスを展開しています。

 ①データ活用コンサルティングサービス
  1.データ活用広告配信サービス
  2.オフラインマーケティングサービス
  3.ブランディング広告効果測定サービス

 ②非マーケティング領域でのデータ活用サービス
  1.企業リスト生成サービス「Select DMP」
  2.成果報酬型ディスプレイ広告運用サービス「Performance DMP」

ビジネスモデルは以下の通りです。(2019年9月期有価証券報告書より抜粋)

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トピックス

・導入アカウント数(顧客)は2018年9月期が1,051社に対して、2019年9月期は1,556社と、約150%も拡大をしています。
(以下、2019年9月期決算説明会資料資料より抜粋)

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・2019年9月期は、株式会社オプト社が、売上254,957千円(構成比11.7%)を占めるパトロン顧客になっています。

まとめ

今回は、DMPサービスを総合的に展開する、インティメート・マージャーさんの分析記事でした!

ビッグデータを活用し、個人個人に適切な広告を配信する、ということは、当然ながら今後ますます重要になってくると思います。

今後、更に事業を拡大していくものを思います!
それでは、また次回!!

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