共感工房 “ざっくばらんで、正直な人です”

◆ 杉村太蔵氏は、議員を辞めてからの方が輝いて見えます。議員を辞めて、正解でした。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 杉村太蔵 自民で派閥にもし入ってたら「信じられないぐらいパー券売ってた」「キックバックも…」 ⇒ https://is.gd/XWI6AY ■

 元衆院議員でタレント杉村太蔵(44)が、23日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件に言及した。

 杉村は販売ノルマ超過分の議員側への環流について、普通にあることなのか問われ「本当に幸いなことに僕は派閥に入ってなかったので、派閥のパーティー券を売ることもない」と派閥に所属していなかったことから、販売ノルマなどは無援だったとした。

 その上で「(派閥に)入りたかったんですよ。だけど、(当時の首相の)小泉(純一郎)さんから“派閥入らなくていい”って言われて、“派閥政治はダメだ”って。そうなんだって思って、でも入りたかったですよ」と小泉氏から派閥に入ることを禁じられていたと明かした。


◆ 小泉純一郎氏の時代は、新人議員にもいい時代だったようです。

 小泉純一郎氏の口癖は、“構造改革”でした。[ #構造改革

 構造改革と言えば、一般には“郵政改革(郵政民営化)”と思われていましたが、私は、小泉氏の考え方の根底にあったのは、“行き過ぎた利権の撲滅”だととらえていました。

 小泉氏は行き過ぎた利権を徹底的に嫌う。自民党の“派閥”は、“議員利権”の典型的なしくみ。とてもじゃないが、派閥が“政策集団”だとは思えません。[ #議員利権

 小泉氏は、構造改革に反対する自民党議員を“抵抗勢力”とみなして自民党から追い出してしまうという、とてつもない奇想天外な荒業まで強行しました。

 当時の自民党で“亀井派”の旗頭だった亀井静香氏なども、(自民党から出たくはなかったと思いますが)自民党から体良く追い出されてしまいました。

 小泉氏は、自分の信念に忠実な人。つまり、彼の言っていることには“裏がない”


◆ 今回の杉村太蔵氏の小泉氏の“小泉チルドレン”たちへの指導ぶりの思い出話を聞いて、なるほどと納得しました。

 小泉氏は“派閥政治”は諸悪の根源だと考えていたようです。だから、自分の跡を継いでくれる息子の進次郎氏にも、“無派閥”を厳命しているらしい。[ #派閥政治

 まぁ、考えれば、派閥政治などロクなものではない。選挙をはじめ、党内の人事やお金などで仲間の議員を操ろうとするのが派閥政治の手法なのです。

 私の印象では、派閥政治の尖兵が安倍晋三氏だったと思います。安倍氏は自分の派閥の人数を増やすことにしか関心がありませんでした。

 そんなところが折に触れて見え隠れしていたので、私は、安倍晋三氏(麻生太郎氏も同じ)のことは“隠れ抵抗勢力”と揶揄していたほどです。(→ 注1)


 安倍氏はそんな発想の人だったので、選挙の集票システムとして重宝な統一教会とも仲良くなったのだと思います。

 まぁ、統一教会云々はともかく、安倍氏は、やっとの思いで自民党から追い出した“抵抗勢力”を、自分が自民党総裁になってからは次々と自民党に復党させました。

 おかげで、今のいわゆる“安倍派”と言われている議員は、議員利権の信奉者が多いのだと思います。[ #安倍派議員には議員利権の信奉者が多い

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房


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