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ポメラが欲しいので大賞を狙ってみようか

元旦に今年やりたいことの1つとしてポメラを買うと書いた。いわゆるワープロのようなもので文章執筆に特化したガジェットだ。書くことしかできないのでSNSやYouTubeなどふとした誘惑がない。軽いので持ち運びにも便利らしい。といっても長時間1人で出掛けることがないので持ち運ぶ予定はないけれど。

自分のことだから買うだけ買って満足する可能性も考えられるが、とりあえず形から入るタイプなので手元には置いておきたい。あったらきっと執筆を頑張れる。いやほんとめっちゃ頑張るつもり。Amazonで調べてみたらなんとびっくり約4万円だった。定価が6万円くらいなのでそれでも2万円は安いのだが、残念ながら簡単に手を出せる価格ではない。

色々と払わなければならないものもあるので手に入れるのはしばらく先かと思っていたら、とてもいい企画を見つけた。

エブリスタの小説投稿コンテスト。「涙」をテーマにした20000文字以上の小説を応募すればいいらしい。さらっと書いたが小説を書いたこともなければ、20000文字なんて途方もない文字数を書いたこともない。

いずれにせよ書くしかないわけだが、このコンテストは大賞に選ばれると商品としてポメラがもらえるらしい。自由気ままに小説を書いたらポメラもらえましたという願ったり叶ったりな展開もありえる。我ながら現実を舐めている頭がお花畑のハッピーちゃんだ。だが、欲しいものは欲しい。2月4日が締切なのでまだ間に合うだろうし、応募してみるだけなら何のリスクもない。

3月末に締切の公募もあるが、気になるものには応募してみるスタンスで活動していきたい。あれこれと言い訳を考えて諦めていてはこれまでと変わらない人生が待っているだけだ。

しかしまあ、テーマ「涙」で何を書こうか。

・彼女に手酷くフられた。けど別れの瞬間、微かに浮かんでいた涙の理由が知りたくて……。
・流す涙が妙薬になる体質の少女は、家に閉じ込められ、酷い扱いを受けていて……。
・涙もろい人を集めた“絶対に泣いてはいけない感動映画上映会”。果たして賞金の行方は!?

エブリスタ小説投稿コンテスト

サイトにはヒントのようにこう書いてある。奇をてらった作品にするか、思い浮かびやすいヒューマンドラマにするか。エブリスタのコンテストの傾向も対策もわからない。まったくもって無知な状態で何が書けるだろうか。ポメラが欲しいという不純な動機でいいのかどうかすらわからない。

とりあえず参加しますよと宣言しておけば自分で自分を苦しめられるのでここに書き記しておくことにする。


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