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めずらしい生き方

スピッツの「ルキンフォー」に、「めずらしい生き方でもいいよ」という歌詞がある。

意図したわけではなく、なっちゃってる

私は会社員でもなければ、結婚願望があるわけでもない。そもそもヘテロセクシャルでもない。「普通の人生」と聞いて思いうかぶ人生とは少し離れたところにいるが、幸福だし、恵まれているという自覚もある。

「普通になろう」とも「普通とはちがうように」とも思ったことはない。とはいえ、「いいんじゃないですか? そういう生き方も」とか「変わってるね」みたいなことを「自分は普通である=安全圏にいる」と思っていそうな人から言われると、普通であることがそんなに偉いのだろうかという疑問は残る。

「そういうのアリなんだ」

自分がメインストリートから外れて脇道にそれたことを気にしていたが、このごろは考えが変わった。いわゆる「普通の生き方」は、ほかの人、または別の宇宙の私にお任せする。普通の人生を送ったとしても、いまよりも幸せになることはないだろう。

まわりとはちがう道を歩く人が、たまたま私を見つけて、少しでも足取りが軽くなれば素敵だ。その人たちが「そういうのアリなんだ」と思う人生ならば、楽しく生きる自信がある。

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