自炊めし記録【2024年2月】
主菜
あじ焼いたやつ
おいしい魚が手に入りやすくなったので、大好きな青魚をよく買ってしまう。この日はあじだった。酒に浸してくさみを取り、片栗粉のかわりに蓮根粉をまぶして焼いた。味つけはクレイジーソルトだけだが、おいしかった。
かれいの煮つけ
子持ちカレイで煮つけをつくってみた。はじめてだったのでレシピを見たが、甘いおかずが苦手なため、みりんの量を減らしたら、ちょうどよかった。味つけは薄めにするのが私好みだ。たまたまあったしいたけと長ネギも一緒に煮た。納豆ご飯と野菜の味噌汁はスタメンとなっている。
かぶと豚肉のたらこ炒め
こちらは失敗作だ。食べられないほどまずくはないけれど、炒めものをやるとだいたい水っぽくなってしまう。たらこを加えたのは悪くなかった。よく行く駅ビルの魚屋で、たくさん入ったパックを買ったので、冷凍して少しずつ使っている。
かぶをこんなふうに切ったことはなかったけれど、かわいい見た目になって好きだ。
鶏ごぼう
こちらもはじめてつくった。レシピではもも肉だが、むね肉しかなかったので、事前に酒をなじませて固くならないようにした。にんじんの皮を剥かずにつくってみたら、おいしい。剥かないほうが好きかもしれない。煮物にするとカチカチになるのが悩みの種だったのだけれど、あらかじめ調味料をなじませると柔らかく仕上がると知った。
小ネギは自分で刻んだ。まとめて切って冷凍しておくと味変やトッピングに使えてかなりいい。包丁での作業は苦手で避けてきたが、手間をかける価値はあるなと思った。
生姜焼き
実家で母と食事する日に、キッチンを借りてつくった。材料は私の冷蔵庫から持ち出した。作りかたの細かいところがよくわかっていなくて、母に手伝ってもらいながら、味つけは自分好みにできた。母もおいしいと言って食べてくれたので安心した。私の味つけは、母がつくってくれたものとはちがうから。
ぶりとさばのトマトカレー
カレーはまとめて作ることが多いが、今回は10回分できた。ずっと使いそびれていたひよこ豆の水煮とサバ缶、ぶりの切り身を焼いて入れた。野菜は火が通りやすいように薄く小さめに切っている。塩気のちょうどよさを優先すると、スープカレーっぽい仕上がりになった。とろみがつくまでルーを入れると、私には味が濃い。
ちなみに、使っているカレールーは粉末タイプだ。固形よりも脂が少ないとのことで使うようになった。
小松菜とむね肉の炒め煮
小松菜の味が苦手で、シンプルな調理だと食べにくい。にんじん、しょうが、むね肉、卵で炒め煮にしてみた。材料は細く切る。一度に口に入る小松菜の量が少なくなるようにと思ったからだ。
むね肉は長く火を通すと固くなってしまうが、酒などに浸しておくといいと知った。試してみたところ、たしかに柔らかいまま調理することができた。小松菜のクセも感じなかったので、この組合せでまたつくってみたい。
ぶりの切り身 煮たやつ
ぶりは塩焼きにするつもりだったのだが、味噌汁に入れようと思った長ネギと舞茸が鍋に入りきらなかったので、一緒に煮ることにした。かれいの煮つけのレシピをまるっと流用したところ、おいしくできた。
長ネギの肉巻き
独り暮らしをはじめたときから、一度も失敗したことのない唯一の料理。いままでは豚バラでやっていたけれど、冷凍庫にロースしかなかったので、そちらを代用。まあ、ネギを巻ければなんでもいいのだ。ちなみに、細切りの白菜を巻いて食べたこともある。こちらもおいしいので、またつくりたい。
焼く時点では味つけをせず、醤油やポン酢、塩こしょうなど、味変しながら食べるのが好き。おみやげで、シークワーサーやかぼすなどの果汁をもらったときにつくると楽しい。シーズニングソルトを使ってもおいしく食べられる。
副菜
タラモサラダ
ギリシャのポテトサラダで、イタリア料理の店で食べておいしかったのを覚えていた。マヨネーズを入れるレシピが基本だが、私の家には常備していないので、たらことじゃがいも、塩、酸味はかぼす汁で代用した。母も好きなメニューなので、実家で一緒に食べた。
もやしのナムル
先月も白菜でつくったものを載せた気がするが、定番メニューなので今月も何回かつくった。海苔、すりごま、ごま油、塩と和えればできあがり。もやしは温野菜メーカーでレンチンして、水にさらして絞る。べつのおかずを用意しながら片手間でつくれるところが気に入っている。味もおいしくて、つい食べすぎる。
間引き菜のオイル蒸し
畑からもらってきた間引き菜で、はじめてオイル蒸しをやってみた。おおきくなったものとはちがい、葉っぱまで手軽に食べられるところがいい。蒸すと味が凝縮されておいしかった。
「オリーブオイルと材料を入れて火をつけたら、フライパンの蓋を開けてはいけない」と書かれていた。が、フライパンと蓋の大きさが合っていないため、微妙に隙間がある状態でつくることになった。無事できたのでよかったものの、そもそも蓋が壊れかけているのでそろそろ新調したい。
温野菜
何もしたくない日でもお腹は空く。レンチンで小腹を満たせるのがいい。
汁物
野菜の味噌汁
味噌汁は5食分くらいまとめてつくり、なくなるたびに有り合わせの野菜で補充するようになった。写真はしいたけとにんじん、長ネギが入っている。畑で黄色いにんじんを育てていて、あまったものをもらってきた。
かんたん味噌汁
鍋も使わず、出汁もとらない味噌汁で、以前からよくやっていた。かつおぶしと味噌、材料を入れ、ケトルで沸かした湯を注ぐだけでできる。生食OKの食材であれば、何を入れても大丈夫なのが気に入っている。
主食
梅あずき粥
食べすぎた翌日の献立だ。あずきは水煮のレトルトを常備しているので、解答したご飯と一緒に鍋で煮た。たたいた梅干しで味つけし、すりごまで香りづけするのが定番となっている。たまに海苔を混ぜることもあるけれど、色が汚くなるので人には見せられない。味はおいしい。
ごはんのたらこ載せ
たくさん買ったものの、たらこの使い道をよく考えていなかったので、ご飯に載せて食べてみた。久しぶりにやったらおいしくてびっくりする。これだけで幸せ。
にんじんパンケーキ
先月のココアパンケーキが不恰好だったので、とにかく丸くしたくてリベンジした。材料は、水、黄色のにんじん、米粉の3つだけだ。にんじんはすりおろして、しぼり汁も加えた。味はほとんどしないけれど、そこが好きだ。成形はうまくいったけれど、水を入れすぎて若干ベチャッとした仕上がりになった。次回は生地をもっと注意深く見て水を足してみようと思う。
ちなみに、黄色のにんじんはこんな感じ。普通のにんじんよりもヒョロ長い。
たらこスパゲッティ
私の思い出の味だ。幼いころ、母がつくってくれた。私はボウルにたらことバターを落として混ぜる係をやったものだ。当時とちがうのは、海苔をてんこ盛りにしたところと、バターの代わりにオリーブオイルを使ったこと、グルテンフリーのパスタを使ったことだ。家で洋食をつくらないため、バターを買う習慣がない。麺の滑りが悪かったので、次回はもう少しオリーブオイルを足してつくってみたい。
買ったばかりの白い皿に載せた。買ってよかった、ほんとうに。
ココアパンケーキ
先月のリベンジとして、ココアパンケーキも焼いてみた。今回もカカオ70%と甘みは控えめにした。薄べったくて大きいのが3枚できた。形はまあまあ丸くなったかな、といったところ。
その他
りんごの食べ方
りんごは大好物だ。どうやったら捨てる部分を減らせるかと考えて、この切り方に落ち着いた。ひとつのりんごを、昼と夜とで半分ずつ食べることにしているので、まずは半分に切る。そのまま半月切りにしてかじると、芯ぎりぎりまで食べられる。
丸いまま端から薄めに切っていくやりかたもあるようだが、私は包丁の扱いが下手なので、最初に半分にしたほうが安心して切ることができる。
納豆の食べ方
納豆が苦手だという話をしたところ、友人が「梅風味のたれがついた納豆がおいしかった」と教えてくれた。ちょうど冷蔵庫にあった梅干しと海苔、黒ごまを載せて食べてみると、不思議なことに納豆のクセが無になった。癖つよ食材には癖つよ食材をぶつけるのが効果的らしい。
納豆が苦手な方はぜひ試してみてほしい。
自炊が楽しくなってきた
今月になって、Xの自炊コミュニティに参加しはじめた。
ほかの方の投稿を見るのも楽しくて、自分のタイムラインよりもコミュニティを閲覧する時間のほうが増えてきた。いろいろな自炊メニューを見られるので、気になる方はのぞいてみるといいかも。
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