Golang_書籍紹介と基本的なコマンド #458
新しい職場で使うGolangのキャッチアップを始めており、一先ずオライリーの書籍を2冊読み切りました。せっかくなのでそれぞれに対して触れつつ、Goに関するアウトプット第一弾として基本的なコマンドを整理したいと思います。
Goの書籍紹介
まず読んだのは入門書で、こちらは言語としての機能や背景がとても分かりやすく説明されていて、初心者にお勧めしたい一冊です。
2冊目はより実務に則した実践書という雰囲気でした。前提の説明が端折られる部分もあったので、初心者にはやや難解でした。ただとても重要な説明が多かったので、もう少しGoに慣れた頃に読み返したい1冊です。
Goの基本的なコマンド
とりあえずGoファイルを実行するところまでやってみたいと思います。
まずはGoのインストールです。私はHomebrewでインストールしました。
brew install go // ルートで実行すればusr/local/go/binにインストールされるはず
インストールできたら動作確認でバージョンを表示してみます。
コマンドが見つからなければパスを通してみてください。
go version
// go version go1.22.2 darwin/amd64
練習用のリポジトリとモジュールになるフォルダを作成し、初期化します。
mkdir mygo // Goの練習用リポジトリ
cd mygo
mkdir hello_world // 今回の練習用モジュール
cd hello_world
go mod init hello_world // 今回の練習用モジュールを初期化する
そうすると、hello_world配下にgo.modというファイルが作成されます。これは主に、プロジェクトがGoのモジュールであることを宣言し、依存関係管理を行うファイルです。今は何も依存関係が無いので中身は以下のようになります。
[go.mod]
module hello-world
go 1.22.2
初期化が終わったら、今回動かすGoファイルを作成します。簡単にvimで作りました。
vim hello.go
hello.goのコードは以下のようにします。基本文法の説明は割愛します。
[hello.go]
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello World!")
}
コードの記述が終わったら、go.modの更新と実行用バイナリファイルのビルドを行います。
go mod tidy // ソースファイルを解析して必要なサードパーテイーライブラリのダウンロードや不要ファイルの削除を行う(今回の例では何も行われない)
go build // 実行用のバイナリファイルをビルドする
go buildすると、指定したモジュール名のバイナリファイルが作成されます。ここではhello_worldというバイナリファイルが出来上がるので、それを実行します。
go run hello_world
// Hello World!
go buildせずに直接go runすることも可能です。この場合、バイナリファイルは一時的なディレクトリに作成・保存され、プログラムの終了後に削除されます。
go run hello.go
// Hello World!
一先ずGoファイルを実行してみることができました。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
参考
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