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Git_Fast-Forward Mergeとは #453

Git_Fast-Forward Mergeとは #453

前回まとめていて、表題部分についても理解が甘いことが分かったので今回整理します。

Fast-Forward Mergeとはブランチをマージする際にマージコミットを発生させず、HEAD位置の変更(先に進んでいる方に合わせる(=早送り))だけを実行する方法です。

以下のように、現在のブランチが指すコミットが、マージするブランチのベース(共通の祖先)コミットであり、かつその間に他のコミットがない場合

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Git_Commitの仕組みと種類について #452

Git_Commitの仕組みと種類について #452

Gitに関して少し理解を深める機会があったのでメモしておきます。

Gitとはまず簡単にGitの役割についておさらいを。Gitは、ソースコードのバージョン管理に広く利用されている分散型バージョン管理システムです。変更の履歴を追跡し、複数の開発者が同時に作業できるように設計されています。

CommitとはGitにおいて、Commitはプロジェクトの履歴における1つの「チェックポイント」です。ファイ

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GitHub_新たなリモートリポジトリを作ってローカルで作成したディレクトリをプッシュする #316日目

GitHub_新たなリモートリポジトリを作ってローカルで作成したディレクトリをプッシュする #316日目

ローカルで作成して動かしていたアプリをGitHubで管理するように変更したいと思います。

昨日の記事でDocker化したアプリで、以下のようなディレクトリ構成です。

converter ----- yt-converter ----- app | |-- config | |-- m

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git_ローカルブランチを削除する #281日目

git_ローカルブランチを削除する #281日目

【一言日記】
今日は久しぶりに会社の人と遅くまで飲んで楽しかったです。今週は木曜日も飲み会で、息抜きWeek!週2で飲むのはいつぶりだろう🤔

gitのローカルリポジトリの削除方法について整理します。

通常、対応内容ごとにブランチを切ってローカルに落として作業する、という流れで開発が進んでいくと思います。ただこの場合、放っておくとローカルリポジトリがどんどん増えてしまい、管理が大変になります。

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Git_stashで変更を一時的に退避する #271日目

Git_stashで変更を一時的に退避する #271日目

【一言日記】
JavaScript側の修正対応が少し進んだ!学んだ言語で成果が出るのは嬉しいですね。

あるブランチでコードの修正や実装を行っているとき、全く別の修正をやらなければいけなくなった場合、git stashでそれまでの変更を一時的に退避できます。

単純にブランチを切り替えるだけだとそれまでの変更内容も引き継いでしまうので、意図通りの修正ができない可能性があり、退避しておくことでこれを

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Git_ブランチ操作系のコマンド #259日目

Git_ブランチ操作系のコマンド #259日目

gitのブランチ操作系のコマンドを整理する機会があったのでアウトプットしておきます。基本的なコマンドばかりですが。

$ git fetch

リモートの状態を同期させるコマンドです。コード自体を引っ張ってくるわけではなく、あくまでリモートブランチは何があるか、というのを同期してくれます。

$ git merge <ブランチ名>

現在のブランチに、指定したブランチをマージします。masterブ

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GitHub_Revertでマージする前の状態に戻す_Revert後に再度マージする #255日目

GitHub_Revertでマージする前の状態に戻す_Revert後に再度マージする #255日目

Gitでバージョン管理している中で、一度マージした内容を取り消したいケースが出てくると思います。そんな時に使える機能が「revert」です。

pull requestを出してブランチをマージした後でも、revertを使うことでマージ前の状態に戻すことができます。

一見すると、マージを取り消してマージ前の状態に戻っているように見えます。しかし実体は少し違っていて、「履歴に残っているマージ前の状態

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GitHub_mergeとrebaseの違いを理解する #237日目

GitHub_mergeとrebaseの違いを理解する #237日目

Gitでブランチを統合する方法のうち、mergeとrebaseの違いについて整理したいと思います。

まず簡単に違いを書くと以下の通りです
merge:
コミット履歴をそのまま残して統合(ブランチB→Aへのmerge)
rebase:
統合先のブランチでコミットされたように履歴が残る(ブランチB→AへrebaseするとそのコミットはブランチA内で行われたように残る)

自分の作業内容をコミットして

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GitHubのコミット履歴から現在のブランチに関する情報を得る #235日目

GitHubのコミット履歴から現在のブランチに関する情報を得る #235日目

GitHubでブランチを作成して作業していると、現在のブランチがどのブランチから派生させたものだったか確認したくなることがあると思います。そんな時に使える便利なコマンドの紹介です。

まず前提として、以下のようにmainブランチからcdブランチを派生させ、cdブランチからcd2ブランチを派生させました。

main `- cd `- cd2

使うコマンドは以下です。

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GitHub_ローカルからリモートへプッシュする流れ #229日目

GitHub_ローカルからリモートへプッシュする流れ #229日目

GitHubを使って、ローカルリポジトリからリモートリポジトリにプッシュするときの流れを整理しておきます。

大きな流れは以下の通りです

①ステージング
②コミットメッセージを記入
③コミット
④プッシュ→リモートリポジトリへ

それぞれ見ていきたいと思います。

ステージング

コミットするファイルを選択する工程です。1つのエラーに対する作業でも、コミットは作業単位で分割することがあるので、こ

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Git_リポジトリのURLを変更する #220日目

Git_リポジトリのURLを変更する #220日目

風邪で数日ダウンしており、久しぶりの更新です。
体力がものすごく奪われてしまって仕事をこなすのが精いっぱいで、プログラミング学習をスタートしてから初めて2日間ほとんど何もできない日が続きました。。(うち1日は仕事も休んでしまいました)

昨日しっかり寝たおかげでだいぶスッキリしたので、本日はライトめでも更新したいと思います。

GitHubのリモートリポジトリからプルしようとして、数日前までは普通

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GitHub_VSCode上でプルやプッシュをする #202日目

GitHub_VSCode上でプルやプッシュをする #202日目

GitHubの操作で、リモートリポジトリの更新内容をローカルリポジトリに反映させる「プル」や、ローカルリポジトリでの作業内容をリモートリポジトリに反映させる「プッシュ」を、VSCodeのGUIで簡単に行えるように設定できます。

ただ、自分の環境では単純にgit cloneしただけでは上手くいかず、丸一日ハマっていたので対処法をメモしておきます。

環境

WSL2 Ubuntu 22.04 L

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GitHub_ActionsとDockerでプロジェクトを公開する #198日目

GitHub_ActionsとDockerでプロジェクトを公開する #198日目

前回からの続きで、GitHub Actionsを用いたCI / CDの実装に関してです。

このチュートリアルから学びました。

前回はCIに関してまとめました。

今回はCIの次のフェーズに該当する、Continuous Delivery (CD) の実装についてまとめてみます。

CIはコードのテストを自動化することでエラーの早期発見や品質向上に寄与するもので、頻度高く実行されるものでした。C

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GitHub_Actionsを使ってContinuous Integration (CI) を作成する #197日目

GitHub_Actionsを使ってContinuous Integration (CI) を作成する #197日目

GitHub Actionsでは、GitHub内で発生する様々な動き (プルリクを作ったりプッシュしたり) をトリガーとして、「これが発生したらこういう処理を行う」というアクションを定義しておくことが可能です。

今回はこのGitHub Actionsの設定方法と、GitHub Actionsを用いたContinuous Integration (CI) の定義、及びそのCIで発見したエラーを解消

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