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Copilot活用校内セミナー

Microsoft Copilot活用のための校内自主研修会(セミナー)を開催しました。

Copilotは教員用タブレットが新しくなって(Windows 11が入って)から知らず知らずのうちにうちに存在するようになり、何なのかと疑問を持つ人が増えてきました。
一部の人にCopilotは生成AIなのだと教えると興味を持つ人も増えてきました。
そこでせっかくなので、もっと校内で広めてみようと思い、セミナーを企画、実施しました。

スライドの表紙からのヘッダー画像でも分かるように、セミナーのスライドはCanvaで作成しました。
近未来テイストのスライドもCanvaだと容易に作れますね。

セミナーの内容

今回の内容は以下の5点に絞りました。内容も初心者向けで、Copilotについて全然分からない人を対象としました。

1.Copilotとは
2.Colpilotのメリット
3.Copilotを使うには
4.具体的な使用シーン
5.授業での活用シーン

このnoteでスライドを元に内容を簡単に触れておきます。

Copilotとは

Microsoftの生成AIを用いたシステム全般を指す
ブランド名で「副操縦士」を意味する英語でもあります。

Copilotのメリット

以下のようなメリットを挙げてみました。
また、ChatGPTと比較して優れている点も紹介しました。
ハルシネーションやマルチモーダルなどの専門的な用語も少し登場しました。

Copilotを使うには

校務用パソコンやタブレットからCopilotを使うには主に以下の4つの方法が考えられます。

その1 https://copilot.microsoft.com/にアクセス→通常の対話型生成AIとして(かってのBing Chat)
その2 Edgeを開いて右上のCopilotアイコンからアクセス→ウェブブラウジングしながらサイドバーとして使用
その3 Windows11搭載端末はタスクバーから
Copilot in Windowsを起動(Win10時代のCortana)→簡易的な使用(教員用タブレットで使用可能)
その4 Microsoft Bing検索から

いずれかの方法で実際にCopilotを立ち上げてもらいましたが、4つめの方法が1番多かったでしょうか。
ただ、画像生成がうまくいかなかったりするので、目的によって使い分けができると良いと思います。

具体的な使用シーン

これは教員側の使用シーンです。

Edgeのサイドバーで起動すると、動画内容の要約をしてくれるので非常に便利です。
緑の文字であるように、組織のアカウントでサインインすれば、データが保護されるため、安全に使用することができるのもメリットです。

このほかにもpdfの要約や授業内容の提案などの使用シーンを紹介しました。

授業での活用シーン

次に生徒が使用できるシーンの紹介をしました。
ここでは実際にプロンプトを入力することで、どんな返答が返ってくるのかを一緒に見ていきました。

チューターとして、様々な生徒の疑問を解消させる活用法や、ブレインストーミングとしての活用、作文の添削としての活用など、様々な方法を紹介しました。
特にCopilotが生成した小論文の解答が1番衝撃的なだったようです。

まとめ

このCopilotですが、教員の間で広がって少しでも業務の効率化につながればいいなと思います。
また、生徒も簡単にアクセスすることができるので、どんどん活用してもらえればと思います。
もちろん、使用させる上での注意は必要なので、GIGA端末導入時と同様に指導をしなければいけません。

どうしても対話型生成AIと聞くと、ChatGPTばかりが目立ってしまうのですが、このCopilotもかなり優秀です。
特に教員生徒ひとりひとつのマイクロソフトアカウントで簡単に使うことができる点は大きいです。
マイクロソフトアカウントを導入している学校はぜひ活用してほしいと思います。

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