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Monoxerで簡単CBT

本校ではAI学習アプリのMonoxer(モノグサ)を全学年で導入しています。
英語科では教科書の新出単語や学年での全単語、英検単語集などをタスクとして配信して活用させているところです。
また、文法ごとに穴埋め問題のタスクも少しずつ作成して配信しており、授業後や家庭学習で使用させています。
WorldClassroomの音読練習も活用しつつ、AIでの英語力定着を少しずつ図れればなと思っています。

ただ、学年や教科によって使用状況が大きく異なるのが現状です。
学年によってはまだ登録させられていない生徒がいたり、教科によってはまったく使用していないものもあります。
昨年度のトライアルとは異なり、教材費として利用料を徴収している以上、生徒全員が活用できるようにしなければならないのですが、なんともうまくいっていません。
また、生徒がIDやパスワードを忘れることが多く、再発行にも手間がかかっています。
授業で使いたいときにログインできないことも活用が今一つ進んでいない要因にもなっているようです。


小テスト機能の活用

小テスト機能はこれまで、あくまで生徒が自分自身の定着度を測るために自由に使わせる程度のものでした。
しかし今回実際に授業内で一斉に取り組ませることで、CBTとして利用できるのではないかと思いました。

CBTを実施する上での懸念となるのは、もちろん不正行為です。
これは授業支援ソフトという名の生徒の端末の画面をモニタリングするソフトが入っているため、問題ありませんでした。
Monoxerの画面をフルウィンドウで開かせて、他のアプリケーションを触らせないようにすれば簡単に進めることができました。
また、Monoxerの英単語小テストはアルファベットを1つずつ押していくスタイルのため、どこかに英単語を書いておいたものをコピーアンドペーストすることもできません。

採点について

実施のタイミングは各クラスごとの予約配信にしておけば、事前に流出してしまうこともありません。
制限時間を設定しておけば、各自の端末にも表示され、時間に達すれば強制的に終了になります。
採点は即時かあとでかを選ぶことができました。
今回はあとで採点にしましたが、クリックひとつで全員に採点結果を配信することができるうえ、平均点なども参照することができました。
100人ぶんの生徒の50点ぶんの採点を赤ペン片手に行わなくて良いのは非常に助かりました。
これは働き方改革に大きくつながるものです。


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