見出し画像

音読練習とESAT-Jの結果

今年度は新たな取り組みをいくつもしてきました。
その中で顕著なものはWorldClassroomの導入でしょう。
このWorldClassroomを用いて、個別最適化された音読練習を重ねることができました。
英検の二次試験前には二次の音読練習のための任意課題を配信したり、10月と11月にはESAT-J(中学校英語スピーキングテスト)に向けた音読練習を配信したりしました。

音読大会

生徒は自分の好きなペースで好きな回数ぶん、練習をこなしていました。
そんな中で11月にはWorldClassroom Competitionということで、音読大会?が開催されました。
これは日本全国のWorldClassroom利用者の中で音読練習回数上位の者を表彰するのもので、今回が初めての取り組みとのことです。

本校の生徒の一部はこの大会に際して、非常に熱心に取り組み、上位に入賞することができました。
副賞は文房具か何か実用的なものを期待していましたが、お手製のステッカーでした。
表彰状はラミネートされたものでした。
楽しそうに作業をされた方の顔が浮かびます。
きっとアットホームな会社なのでしょう。

ESAT-Jの結果

さて、音読といえばESAT-Jの結果はどうだったのでしょう。
ESAT-Jに関しては賛否両論ありますが、入試で活用するとなっている以上、中学校である程度の指導はしていきたいものです。
WorldClassroomはESAT-JのPart A対策には特に有効的でした。
また、Part CとPart D対策にも活用することができました。
質問に対して答える形式のPart Bに関しては正直活用できませんでした。

詳細な結果を載せることはできませんが、本校3学年の結果は東京都平均と比べて10点以上上回っていました。
また、グレードの内訳を見るとAとBで80パーセントを超えており、スピーキング能力をかなり育成することができたようです。

本校昨年度の3学年と比較しても、平均点は5点ほど上昇し、内訳もグレードAが10パーセント、グレードBが7パーセント上昇しました。
昨年度の3学年のほうが英語力は高かったため、今年度は大きくスピーキング能力が向上したといえます。

まとめ

これまでの取り組みを振り返っても、スピーキング能力が向上したのは、WorldClassroomの影響が大きいことは明らかでした。
WorldClassroomの活用とESAT-Jの活用に関して、機会をもらえたので他校の先生方に向けて発表をさせてもらいました。

より多くの生徒が積極的に音読練習に取り組み、スピーキング能力を向上させられたら良いと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?