瀬早

(23)会社員 カフェで一人読書をする時間が好きです。 ゆっくり自分が考えたことを覚え…

瀬早

(23)会社員 カフェで一人読書をする時間が好きです。 ゆっくり自分が考えたことを覚え書きとしてnoteに残しています✏︎

最近の記事

研究する人が可愛い

年が明けてから読書のペースが安定して、読みたい!の気持ちも上向きでとても嬉しい。 「読まなきゃ」ではなく「読みたい」という気持ちで本を読みたいと常々思う。 久保勇貴さんの『ワンルームから宇宙をのぞく』を読み終えた。30歳のJAXA研究員のエッセイ。宇宙工学エッセイ、という初めての響き。 『工学は懸命で、前向きで、偉大だ。』 『自分がワクワクするために研究をやっていたいと思う。』 研究者って、何かが飛び抜けている分変な人が多い印象だけれど、感情や"普通"の感覚も持ち合わせて

    • 父のような生き方

      24歳の誕生日を迎えた。歳を経る毎に、誕生日の特別感は失われていくような気がするが、いつも通りが心地良いと思うようになった。 松浦弥太郎さんの本を読んでいる。 きっかけは父。暮らしの手帖の愛読者であり、生き方や考え方が好きだと、松浦さんの本は実家にたくさんあった。本屋で手に取った一冊、「いちからはじめる」が自分にとってとても良く、2月に入ってからは他の本も含めてずっと松浦さんの本を読んでいる。 松浦さんの本を読んでいると、父を思い出す。 民藝、器、木を使った重たい家具、本

      • 悩みのほとんどは我儘か暇

        『悩みのほとんどは我儘か暇』 というジェーン•スーさんの言葉を思い出すようにしている。 仕事の悩みも自分自身の悩みも、精査してみると自分の我儘。そして悩むのは暇だから。 最近の悩みは上司。変わろうとしない、仕事を押し付ける、相手の気持ちを慮らない。毎日顔を合わせる度に端的に表しにくいイライラとモヤモヤ。出勤日も休日も朝目が覚めてぼーっとする時間に、考えたくないのに上司の顔が浮かぶ。これが本当に憂鬱。 異動してから、休日に仕事の色々が入り込むことが増えた。休みの日は、極力

        • 長い休みを経て

          新年早々インフルエンザに罹り6日間仕事を休んだ(正式に仕事を休んだのは3日分だけ)。明日から漸く復帰する。やっと!という嬉しさよりも憂鬱さが優っている。 休みの期間に実感したのは、「自分がいなくても仕事は回る」という自明すぎる事実で、だとすると自分の仕事って一体何なのだろうか。 驕っていた訳ではないが、自分は職場で必要とされる仕事をしていると思っていたし、仕事量も多くこなしていたつもりだった。それでも、私がいなくても平気で仕事は回り、進んでいく。私がやっていた仕事を誰かがや

        研究する人が可愛い

          少しずつ落ち着き

          引っ越して丸3週間が過ぎた。 仕事の環境にも少しずつ慣れ、部屋も整い、やっと落ち着いた時間を送れるようになってきた。 最近は研修もあって精神的にも落ち着かなかった。泊まりの研修は常に人と行動しないといけない。それも同期だから過剰にコミュニケーションを求められるし、人の発言とか顔色をうかがうし、とにかく1日や2日で関われる人間数のキャパシティを超える。キャパオーバーになると一気にシャッターを下ろしたくなって暗くなってしまう、けどそれを顔には出さないように、出さないように、とす

          少しずつ落ち着き

          最近のお気に入り📖

          川上未映子さんの「深く、しっかり息をして」と「乳と卵」を読んだ。1冊いいなと思ったら、その方の本を片っ端から買って読む、というのを今年に入って何度もやっている。 川上未映子さんの本は、「きみは赤ちゃん」を読んでから、丁寧で綺麗な言葉と文章の運びが好きで、最近はエッセイに小説に次々手を出している。 読んで「うわっ」と思った言葉を忘れないように、見返せるように、自分のノートに書きうつす習慣がある。大学生の頃に始めてから、今回のでもう6冊目になる。本を読むのも好きだけど、ノートに

          最近のお気に入り📖

          私は気が短い

          気の短さが露呈しそうになった時、どう客観視して、情けない自分にストップをかけるか。これからもずっと、私の課題であり続けると思う。 今日もまたいらっとしてしまった。自分のやりたいことが最優先でヘルプを無視するPAさんに、売場も売上も見ずPCに向かい続けている上司に、心の中でモヤモヤが溜まっていった。いつも明るい(明るく振る舞っている)分このモードに入ると、うわっ不機嫌だな、が他人から見て分かりやすい。今日はこのモードに突入してしまう日だった。はぁーーーーまたやってしまった。

          私は気が短い

          サードプレイス

          私には大好きなスタバの店舗がある。自宅から徒歩10分。朝の日記や読書も、仕事終わりの反省も、休日のまったりも、何日、何時間過ごしたか分からない。スタバの中でも全国に10ほどしかない特別な店舗で、常に驚くほど混雑しているのに、丁寧な接客にブレがない。明るいパートナーさんたちは私の顔を覚えてくれていて、「行ってらっしゃい」「お仕事お疲れ様です」と声をかけてくれて、楽しい話をしてくれる。今日は、5月からスキューバダイビングの仕事で沖縄に行っていたパートナーさんと再会できた。この方が

          サードプレイス

          異動が決まった

          仙台へ異動が決まった。 嬉しい!嬉しい嬉しい!でも少しだけ不安もある。 かねてから希望していた東北への異動がやっと叶った。彼と同棲ができる距離になり、大好きなカフェや居酒屋さんにも通えるようになり、お気に入りのローカルスーパーと朝市で買い物ができるようになる。遠距離から近距離になることで、今までなんとなく時間がもったいない気がしていて(一緒にいられる時はとにかく話をしなければ!の強迫観念があった)避けていた映画やドラマを観ることや、一緒にいながらそれぞれが好きな本を何時間も

          異動が決まった

          久しぶりの日曜休み、に思ったこと

          数ヶ月ぶりの日曜休み。有給消化の為の、希望もしていない休日。 朝8時に人形町のカフェに向かう。 いつも平日に出掛けるから、休日の電車はこんなにも幸せそうな人たちで溢れているのかと不思議に思い、でも自分はひとりで、少し切なくなった。朝から気ままに出かけるのは久しぶりだった。 席に座った目線の先で、丁寧に淹れられるコーヒー。誰かが淹れてくれたコーヒーを飲むのが、こんなに幸せだっただろうか、となぜだか泣きそうになった。ラピュタパンが美味しいらしいお店でそれを食べ、9時には満席になっ

          久しぶりの日曜休み、に思ったこと

          エッセイに弱い

          川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」を読んだ。 エッセイに弱い。というかエッセイが強すぎる。結婚も出産も未経験なのに、これから自分に起こるかもしれないということ、それを一緒に経験する相手が今の彼であることを想像して、涙が出てくる、というのを、最近よくやってしまう。 結婚、出産、仕事、育児、夫婦関係、両立、女、男、 そのいろいろを考えると、どうしても自分にはできる気がしない。諦めと、でもどうにかやってのけたいという気持ちも確かにあって、数年後を想像して心が重くなる。結婚する、妊

          エッセイに弱い

          ちゃんと言葉を使おう

          職場の一つ下の後輩とご飯に行った。 2人で面と向かって話すのは初めてだった。 周りに心配されるくらい一生懸命で真面目で、いつも疲れているように見える彼、話ができたらいいなと思い誘った。 仕事が辛い、らしい。というよりも、会社員であることが辛いらひい。遊びに行きたい!と思い立った日に遊べない、時間に縛られることに疲れる。自分がYouTuberとかだったら、好きに遊びに行けるのにと言った。??? 少し関わりづらいPAさんはいる?と聞いたら、 「〇〇さんに注意されて『うぜえな』

          ちゃんと言葉を使おう

          死にがいか生きがいか

          やっと資格試験が終わった。合格した。 試験会場から本屋に向かって3冊まとめ買い、その足でカフェに向かった。時間を気にせず本を読みコーヒーが飲める、間違いなく幸せだと感じる。 私が勉強をするいちばんの理由は「安心する」からだと最近思う。今日も私はなにか増えた、という安心感。成長していない自分 ではない、という安心感。この安心感が欲しくて、私は勉強している。向かっていける何かがある自分の方が充実している気がしてしまう。 朝井リョウさんの「死にがいを求めて生きているの」を読んだ

          死にがいか生きがいか

          いつ付き合いたいと思ったの?

          彼と、付き合った頃の話をした。 部活の先輩後輩の関係だったところから、いつ付き合いたいと思ったのか。どうして付き合いたいと思ったのか。 「彼女」が欲しい、という感情はなかったと彼は言った。ただ、私ともう少し近い関係になりたかっただけ。私が大学を卒業して物理的距離が遠くなることが分かっていたから、その前に、より深い関係を持ちたい、という気持ちで告白をしてくれたらしい。もっと話したい、知りたいと思ってくれたみたいだ。「彼女が欲しい」=「自分の所有物が欲しい」と私は捉えてしまうか

          いつ付き合いたいと思ったの?

          朝のスタバ時間が大好きで…

          朝7時のスタバが大好きだ。 ほっと心が癒されて、勉強も読書も、ひとりでの考えごとも捗る。 最近の仕事について。 今回は生理前の気持ちの落ち込みの期間が長く、そして深くて、かなり辛かった。 その期間は、何をやっても自分が仕事ができない人間、のような気持ちになるし、モチベーションも上がらない。普段は気にならない他人の言動が、自分でもびっくりするくらい心に刺さる。人と比べて、ダメな自分にいつも以上に目がいく。 生理が来て、やっと気持ちが上向きに! 毎月これをやっているんだから、

          朝のスタバ時間が大好きで…

          自分のモヤモヤは自分ひとりで解決する!

          仕事のことで不安がある。そして少し不満もある。そんな時は、ひとりでじっくり考えて、自分の感情の芯を捉える時間を作るに限る。 「人と喋って解決風」を私はしたくない。 愚痴っぽく、自分の抱える不安•不満を他人に話して、共感してもらったら、気持ちが楽になって解決した気になることもある。でもそれは見せかけだと私は思う。表面にある、見栄の混ざった愚痴を他人に話しても、心の奥の自分の本心(寂しい、羨ましいみたいなちょっと情けない部分)は何も変わっていない。だから私は、辛い時期に誰かとお

          自分のモヤモヤは自分ひとりで解決する!