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2021.3月2日 短編・52『負け犬』 & 負けてない垂れ耳うさぎ籠🧺🐰

名探偵ポアロシリーズ読書記録 短編・52は『負け犬』です。
短篇集『クリスマス・プディングの冒険』に収録されています。

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短いが故に、逆にインパクトがある題名ですよね。

刺激的な印象のタイトルですが
勿論、動物の犬が出てくるわけではなくて。
【負け犬】というのは、比喩的な表現ですね。

作中に、興味深い台詞があるのでご紹介します。

《「…(前略) みなさん、わたしはいささか心理学を学んだ者です。…(後略)」》
勿論、ポアロ氏が語っている言葉です。



ポアロ氏は、ベルギーの警察で長く働いていた元刑事。
大戦の影響で疎開した英国で、探偵稼業を始めることになったのですよね。
心理学を勉強したのは、ベルギーで学生をしていた頃でしょうか。
きっと、犯罪心理学も学んでおられたのでしょうね。

心理学を学んだ経験のある警察官って、何だか【時代の最先端を行ってる】って感じがしますよね!

実は私も学生の頃、心理・教育学科で学んでいたので
ポアロさんに、少しだけ親近感を感じてしまいました♡

私は、犯罪心理学について専門的に学んではおりませんが、犯罪心理学を深く学びたいと話していた友人もいました。 

ミステリ作家さんやミステリ小説を愛読している読者の中には、心理学を学んだことがある人がたくさんいるかもしれないですね。
ミステリ作品と心理学は、相性の良い組み合わせだと思います。

もし、『名探偵ポアロと心理学』なーんて題名の本が出版されたら、是非読んでみたいですね♪
(もう既に存在していたら、ごめんなさい🙇‍♀️ )

本日の編み物作品はこちら。負け犬ならぬ、負けてない垂れ耳うさぎにくっ付けた手編みかごです🧺

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私が作ったのはかご部分だけで、垂れ耳うさぎは頂き物のぬいぐるみなのです。

親戚がUFOキャッチャーで獲得したぬいぐるみらしいのですが、本人は要らないらしく。私が頂きまして。
しばらく飾っていたのですが、もうそろそろ処分しようかと考えていたのですよ。
針供養みたいに、ぬいぐるみ供養した後「おつかれさま」しようとしていたのですが…

可愛いので、ねぇ。処分するのを躊躇してしまう訳ですよ😥
だけど。
ぬいぐるみを数多く部屋に保管しておく余裕も、それほど無いですし。

悩んだ挙句。
かごをくっ付けてしまえば、【可愛くて、小物を入れるのに役立つ収納グッズ】に出来るのではないか! と。思いついた訳です。

無理矢理感満載ではありますが、こういうのって
気持ちの問題ですから。

いいのです🌸
彼は『負け犬』ではなく、『負けてない垂れ耳うさぎ君』なのです🐰🧺




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