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三条京阪の本格中華

「ずっと真夜中でいいのに。」のライブに行った帰り道。電車に乗る前に遅めの夜ご飯へ。

東山三条
左前方にも中華屋さんがあるが定休日😔
次はリベンジ

東大路通を下って「東山三条」交差点。ここから少し南にラジオCMで気になっていた中華の店があるが、あいにく定休日。西に進路を変えしてもう一つ気になってたところへ。

中国料理 龍門

地下鉄三条京阪駅手前にある「中国料理 龍門」というお店。名前からして本格そうな中華屋さんだ。さっきのライブで「中華」をキーワードにした演出があったからこのジャンルというのは決めていた。京都だと高級から町中華まで数多くあるし、探すのには困らない。

片言で早口の店員さんに戸惑いながらも中へ。内装は「ザ・中華」な雰囲気。聞き慣れないメニューや初めて聞く「陽澄湖蟹」のポスター。厨房からはリアルな中国語も聞こえてくる。

注文が決まった。店員さんはスマホで打ち込んでオーダーを通す。最近こういう店多いよなぁ。

ニラ玉

ニラ玉炒め

最初に頼んだのは「ニラ玉炒め」。個人的にも家庭で作るがリュウジさん曰く本格中華がうまいそう。食べてみると本格的な塩加減。細かいニラの食感や固めの玉子がおいしい。

チャーハン

チャーハン

もう一つ「チャーハン」も。以前食べたのに比べれば少し油が多い気がする。でも、味付けは高級中華、パラパラしっとりな舌触りもいい。こういうところのチャーハンっていうのはすごくうまい。

ただ、これを高級なのとど素人が作ったのを比べるとなると難しいそう。なんとなく「大丸梅田店の高級中華のチャーハン」の記憶で自信ある気もするが、どうなんだろうか。GACKT様は米2粒で大正解して、ガッツリ食べた方が間違えてるし。ひとりごとはその辺にしよう。

礼二さんのような怒鳴り声

食べているとピリつくことがあった。僕と同じ「ずとまよ」帰りの4人組が店内にやってきて、店員さんが注文を通した。すると、奥から大将みたいな雰囲気の人の怒鳴り声が聞こえた。店員さんは詫びを入れて、注文を取り直したら、すぐに静まった。声だけだが、かつてバイトしてた寿司屋の大将に似てて、職人気質な人なのだろうか。

余談だが、「中川家」礼二さんがマネしてる中国人の雰囲気まんまだった。言葉はテキトーでも良くも悪くもあの雰囲気を完全に押さえるあのコピーセンスはすごい。

会計で

会計も少しハプニング。「1903円」を払おうと2000円を差し出した。しかし、店員さんが受け取らず、なんか言っている。3度聞き返したら、

3円ありますか?

と言ってた。「あ、ごめんなさい1円玉ないんです」と釈明。なんとか受け取ってもらった。おつりがないのかと思って、よく見ると「おつりあったんかい」と心で突っ込む。おつりを受け取り一言「ごちそうさまでした」とともに店を後にした。この店員さんさっき怒られてた。同情とともに「ごめんなさいね、戸惑わせて」と心で詫びながら帰った。ただ、「頑張ってください」と少しエールもしてみた。

なんだかんだあっても、味は絶品

なんだかんだあったし、食べ過ぎと油っこさで翌朝の寝起きでお腹を痛めた。しかし、味は絶品。店内には『ちゃちゃ入れマンデー(関西テレビ)』と『魔法のレストラン(毎日放送)』という2つのテレビのステッカーもあった。

特に『水野真紀の魔法のレストラン』は20年近く放送されている関西では名の知れたグルメ系ローカル番組。関西人や関西在住経験者は全員知ってると言っても過言ではない。

関西各地のご飯屋さんで「魔法のレストラン」と書かれた大きなステッカーは見かけるし、関西でこういう店は間違いない証。それぐらい、いいところに出会えた。

改めて、ごちそうさまでした。

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