見出し画像

不安や恐怖を和らげる「リアプレイザル」

「REAPPRAISAL(リアプレイザル) 最先端脳科学が導く不安や恐怖を和らげる方法」という本を読み終わりました!

作者は日本人でありながらハーバード大学の医学部准教授でたしか最年少で日本の医学部卒業者として米国臨床医になった凄い人です。

現在では自分自身でメンタルヘルスをケアする必要が高まる時代
そんな中でこの本を読んでタメになったことを整理していきたいと思います。

なぜ、脳は不安を感じるのか?

不安というものはこれから何か悪いことが起きるんじゃないかという危険を察知し自分自身に教えてくれるアラートみたいな存在である。

代表的なアラート反応が「戦う」反応・「逃げる」反応で不安によって怒りを感じてしまう人や悲しみを感じてしまう人はどちらかの反応が根本的にあると考えています。ただしこの反応を無下に扱うのではなく生存するために必要な物と再解釈することによって受け入れて前に進むことができます

イライラを再評価する

もし自分がイライラした場合一度立ち止まって3つの要素に考えてみる

・感情
・思考
・行動

例えば
自分は上司に怒られてイライラした感情が発生する
「あんな上司嫌いだ」という思考が巡る
そして関係のない同僚に愛想の悪い行動をしてしまう

みたいなイメージ

そうなると誰も得をしない結果になってしまうので、そんなときは当事者間のすり合わせて現実的な対応策を検討します。

多角的な視点でみると感情も変わる

自分が無意識に湧き出てくる感情や思考などは帰るのは非常に難しいです。しかし違う視点で見るということはそれよりも安いかなと思います。

特に客観的な視点で見ることはより再評価をしやすくなりますので自分のイライラを録音してみたり声に出して読んでみたりノートに書きなぐってみたりすることによって多角的な視点を得やすくなります。

一番お手軽に違う視点を手に入れる方法としてはほかの人に聞くことがベストです。

再評価を助ける4つのプロセス

誹謗中傷などネガティブなことでも再評価をすることがしやすくなる四つのプロセスを紹介します。

1、エンパシー

誹謗中傷する人の目線や経験人生観を想像してみる。

2、昇華

自分の怒りの感情やネガティブな感情を社会や自分の成長に使うと意識する。

3、利他

自分がストレスやネガティブさを感じているときに誰かの役に立っていると実感できるとネガティブな感情がやわらぎます。

4、ユーモア

嫌なことでもユーモアを交えることによってお互いが話すきっかけになる。

そんな感じでまとめてみました!

詳細はこの本を読んで欲しいですが個人的に読むだけでも不安とかネガティブ思考が減るような気がしました。
良くない思考でも再評価をすることで自分自身の人間的に成長に紐づけてとらえることが日常的にできるようになりたいぁと感じました。

それでは!
ありがとうございました。


コーヒを奢ってみる