スタートアップテック vol.3:成長企業に学ぶグロース戦略に参加してきた。

先日開催された、スタートアップテック vol.3:成長企業に学ぶグロース戦略に参加してきました。

動機としては、自分の今運営しているサービスをどうやってユーザー数伸ばしていくかというところについて少しでもアイデアがもらえればという感じでした。運営の方には感謝が止まらないほどいいイベントで、これが無料とか普通に頭おかしい(全力で褒めてます)としか思えない神イベントでした。
ただ、どの辺りがオフレコでどの辺りがオフレコでないかの線引が結構曖昧だったので、各発表の内容を具体的に触れるよりはまとめスタイルで記録を残しておこうと思います。

参加した結論からいけば「グロースハックに正解はない!」という極めて当たり前のことだったように思います。より正確には、サービスによって最適なグロースハック方法はそれぞれ異なるという感じでしょうか。

今回は計7社の発表だったけれど、これが一番効いたという方法で唯一被ったのはYoutuberを使ったマーケティングで、それもたったの2社のみ(HiNativeとメルカリUS)。メルカリUSについては、先日リリースがあって某国での運営に比べるとかなり好調のようで、施策の一つとしてYoutuberに使ってもらって、その動画を2次利用することでコンテンツマーケをしていったのは良かったという話でした。

ただ残りの5社はバラバラで、CGM系のサービスだといろいろあって最終的にはSEOに力を入れましたという話だったり、そもそもデジタルのマーケティングをせずに営業に力を入れている(ハックしている)サービスもあったり。上述の2社も彼らのサービスがたまたまyoutubeでのマーケティングに適していただけで、とにかく試行錯誤して、たまたまある方法でグロースしたからそこに全力で注力したという感じであった。

その中で印象的だったのはバルクオム(男性用化粧品のD2C)で、広告費の10%は新しい広告商品に使うという話は今でも試行錯誤を続けているという意味でいい話だなと思いました。その10%の中で当たったプロモーションにLineのチャットボット型の広告があったそうです。事例紹介でも掲載されてますね。

また、先日資金調達を行った600(無人コンビニサービス)は、とにかくこの600を使ってもらうという体験を最優先しているので、購入のエクスペリエンスの担当の部署があるという話があり、リアルなサービスだとやはり力の入れどころが全然違うな…と感じました。

ということで、自分のサービスも施策をいくつも考えてPDCAを回していきたいという極めて当たり前の感想を抱きました。
(PDCA回すのにも回すための基盤と時間が必要なんで、一人サービスだとその辺りがいろいろ大変ですが…)

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