見出し画像

楽に生きるために肝に銘じていること

私は小学6年生から現在に至るまで肝に銘じていることがある。

▷みんなに好かれることはできない
▷人に嫌われることは仕方がない
▷考えても解決できないことは考えない

この考え方のおかげで楽に生きてこられたと思っている。
だって、悩んでも解決できないことってけっこう多いんですもん。

もちろん反省はするべき。自分の言動で相手を不快にさせてしまったことに気がつくことができたらラッキーだ。今後は同じようなことをしないよう反省して次にいかせばいい。

私は昔から友達が少ない。
少ないけれどもいい友達に恵まれていると思っている。しかし、小学校の頃はクラスの中心的な大きなグループにぎりぎり属していたこともあったが、順番のように自分に回ってきた"仲間外れ"を経験したおかげで、小学6年生にして学んだのは "友達が多い・人に好かれる=ポジティブなこと、友達がいない・人に好かれない=ネガティブなこと という概念を捨てること" だった。

当時は、人に嫌われることや友達がいないことは恥ずかしいことのように考えていた。だから、学校で一人でいる時、"一人ぼっち"と感じてしまいすごく辛かった。
辛いときは逃げるように図書室へ行くようになった。
ある時、周りを見回してみると、みんな一人で本を読んでいることに気がついた。当たり前だけれど、本を読むときは、たとえ隣に友達が座っていたとしても、一人で本に向き合う。そっか、一人でいることって全然悪いことじゃないんだと気がついた瞬間だった。

人の考え方は変えられないけれど、自分の考え方なら変えられるということに行き着いた。
考え方を変えるのは簡単なことではないが、自分に暗示をかけるように思い込むこむことで、なんとか "友達が多い・人に好かれる=ポジティブなこと、友達がいない・人に好かれない=ネガティブなこと" という概念を捨てることができた。
すると、一気に気持ちが楽になり、一人を楽しめるようになったのを今でもよく覚えている。

この考え方の変化がなければ、きっと中学生の頃には私は不登校になっていただろうと思う。
ハードな中学生活も臆せずひょうひょうと学校へ行き、部活に打ち込み、無事に卒業できたことにより、間違いじゃなかったと自信が持てた。

▷みんなに好かれることはできない
▷人に嫌われることは仕方がない
▷考えても解決できないことは考えない

この三箇条は、社会人になってからより効果を発揮したように思う。

オブラートに包みつつも、思ったことや意見を同僚・先輩・上司に伝えてきた。初めは私の言動に驚く人も少なくない。だって上司と反対意見も言ってしまうから。私の上司や先輩は嫌な顔せずその都度説明してくれた。話を聞かせてもらうと、自分の間違いや至らない点に気づくことができ、より理解もできた。
納得できないけれどよくわからないけれど、上司や先輩に嫌われたくないから顔色を伺って「はい、はい」と仕事をこなしてこなくて本当によかったと今でも思っている。

きっと社内で私のことをよく思っていない人もいるかもしれないけれど、気にしていない。少なくとも一緒に仕事をしている同僚・先輩・上司とは信頼関係を築けていると(一方的に)思っている。

今となってはキャラが定着して、驚く人は少なくなったけれど、入社4年目位から教育係となってから後輩に対しての言動には私なりに気をつけている。
嫌われるのはいいけれど、"◯◯ハラ"と訴えられるのは絶対に嫌ですから笑。

この三箇条のおかげで、余計なことは考えずにすんでいる。


あなたも何か肝に銘じていることはありますか。

ぜひ聞かせていただきたいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?