現場DX事始め(3-1)業務を分解する
前回、DXの対象として選定したものの話をしました。
前回の記事のラストで、次の段階としてWhy? とHow? をもう1回考える、と言っていたのですが、その前に一つ、業務の分解をしてみたいと思います。
対象とする業務
「機能ブロックの試作」を対象にします。
私たちの業務としては大本命になります。
試作業務を分解する
こんな感じです。
投入
↓
工程①
↓
工程検査①
↓
工程②
↓
工程検査②
↓
・・・
↓
完成品検査(特性評価)
出てくるデータとしては
投入
材料データ(ロット、受入検査結果(数値))
工程
プロセスログ(数値)
流動記録(記録)
装置品質確認データ(数値)
装置点検データ(数値、記録)
工程検査
工程検査データ(数値、目視、・・・)
完成品検査
完成品検査データ(数値)
数値の出所としては装置(計測器含む)だったり手記入だったりします。
この辺、勘ベースでは分かっているのですが、しっかり分解してどのようなデータがあるのか?それはどんな形なのか?把握します。
そして次はWhy? の話。次回。
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