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イノベーションの個人的ジレンマ ~課題を解決したのに「それで?」と言われる~
前々回、前回は結局戻ってイノベーションは課題を解決することから生まれること、課題設定が難しいね、という話でした。
世の中には、課題を解決させて報告しても、「それで?」と言われることが多くあります。直接の上司は通せても次の階層で言われることもあります。
良い例よりも悪い例の方が学ぶのに良いので、今回は「それで?」と言われる事例を探ってみましょう。
1. 課題と解決方法が合っていない設定した課題じ
結局、イノベーションに絡む論説は課題設定の話
前回からの続きです。
いろいろ出てくるけど結局言ってるのは課題設定のこと質問力
問いを立てる力
SF思考
仮説思考
デザイン力
・・・
いろいろあります。一方で、「問題を解決する人はいっぱいいる」とか「AIが答えを探せるようになる」とか、「本当か?」みたいなことを言い出すことも多いですが。例えばAIは一見無関係なことを結び付けて問題を解こうとする、突飛なことができるのかな?そこって教
一周回って、結局目の前の課題解決からイノベーション
どうすればイノベーションが起こせるか?という発想を探ろう、ということで、デザイン思考、とか、SF、とか、なぞってきましたが、しっくりくる解答にはなりませんでした。やはりこういうのはそれができる立場というのがあり、私も含めてあまり関係ない人も多いです。
ということで、イノベーションの最も身近で最も小さい単位として、目の前の課題を解決してそれが進歩、発明に、という話。
発明(と課題解決)の基本3要素
SFを参考にすることでイノベーションを起こせるのか?
「起こせないだろう・・・」というのは頭の中にあるのですが。
ここまでイノベーションを起こせるのはどんな人か、どういう場所でイノベーションは育つのかを考え、
技術とマーケティングの組み合わせによる
規模、成長率とも高い地域が有利
じゃないか?とまとめてきました。
次の段階として、
「イノベーションってどんな発想から生まれるのだろう?」ということを考えています。
ということでタイトル。時々この
年を取ると発明がきつい
今回インスパイアされたのはこれ。そしてこのシリーズ、今回がラスト。
この話で真っ先に思いついたのはこれ。ファンタジーですが。
「新たな時代を切り開くのは子ども」といって大人が隅に追いやられる(私に文才がないだけで実際は面白いシーンです)があって心に残っています。(が、何巻か忘れたので1巻の紹介を貼りました)
もう一つはこれ。すごいバイタリティです。堀江貴文さんの本の中で、好きな本です。
では
物理限界、どう考える?
今回はこちらの記事にインスパイアされて。
う~ん、これ、つい乗っかって訂正しなかった私たち全体もダメなんですが、ムーアの法則って法則ではなくてただのノルマですね。ああ、でも法則に「きまり、守るべき規範」という意味もあるみたいだから、合ってるのか。でも、いいときには「自然に成立する関係」っぽく使ってましたからね。
「物理限界」というと工学では「別の手段を組み合わせて超えていきましょう」となって、
大企業でイノベーションを失敗させる3つの言葉
こちらにインスパイアされて。
無料部分の真ん中から下あたりに、大企業がイノベーションに失敗する理由が書かれています。この手のやつ、たまにGoogleと日本の重厚長大電機メーカーを比較するような無茶なのを見かけるのですが、同じ業界で、かつ米国同士の比較もあるので良心的です(ちなみに理系、特に物理と化学で、同時に2つ以上のパラメータを変えたもの同士を比較するのは失格)。
「能力がなかったから」とスバっ
世の中には二種類の人間がいる。プロジェクトで動く人間か、タスクで動く人間だ。
「世界には二種類の~」のフォーマット、汎用性が高いですね。この考え方、ビジネス書のタイトルにも多いです。
(「出世する人、しない人」とか・・・)
実際には、一人の人間の中にも「プロジェクト」と「タスク」はあります。
「○kg痩せる」と「歯を磨く」みたいに。
最終的には、プロジェクトもタスクに細分化されて動くことになると思います。あれ?どっちもタスク?ということで・・・
世の中には二種類のタスク
イノベーションの条件(環境面)のまとめと良い先行研究、今後
環境面いろいろ書いたのですがまとめ忘れてたのでまとめ、と、
昨日スマホのブラウザでイノベーションをすごく調べてた人の情報(noteは知らなかったけどお名前はなんとなく知ってて有名だったかもしれない)と
その方の記事を読み漁った結果の今後の方向性。
雑多ですが。
イノベーションの条件(環境面)のまとめ情報、知識はかつてと異なり世界同時に取得可能なため、イノベーションはどこで起こってもおかしくない
「研究」で見る世界(限られた分野ですが)
長くなったので最初に要旨。
論文、知識で世界は既にフラット
学会、共同研究では世界の分断が進んでいるが、成果には特に影響しない
多様性、AI等言われているが、この分野の現状では物量が最も効果的
統計から何か見えないかな?というのがさっきのやつだとしたら、こっちは直に研究を見て学術的に伸びているところを探しています。
材料一分野。どんなジャンルか、肝心なところは全く出さないので、「何のことや
統計データを世界地図で色にして、伸びそうなところを探してみたい
「イノベーションが起こりそうなところ」というと、
「シリコンバレー」「多様性」「スタンフォード」と即答されそうなのですが、材料、デバイス的にはどうだろう?ということで(狭い分野だが私が調べている肌感覚とはちょっと違う、それは別記事)、まずは単純に統計データから見られないかな?ということで前回。
数か国をまとめた地域として特徴ないかな?とやってみたのが今回。
前回のは使っているデータが統一されていな