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千三つの世界(再掲)

「◯◯の可能性は否定できない」
「◯◯という見方もできる」

が、

「Aさんが◯◯だと言っていた」
「Bの情報によると◯◯らしい」

に変わり、

「私は◯◯だと知っている」

に行き着くというのは往々にして起きること。その度に「そんな機密情報を自分ごときが簡単に手に入れられるはずがない」と思うようにしている。そんな根拠のない自信は持てないからだ。

もちろん、陰謀論とレッテルを貼られるものでも千のうち3つくらいは本当であることもあるだろう。しかし、それは残りの 997個が真実であることを担保しない。

データを扱うのが上手な人は、それが「人を丸め込むための道具」になることも知っている。

結局のところ、騙されまいと思って情報を集めるとかえって騙されるということもある。なぜならば人は見たい情報しか見ない(見えない)から、というおはなし ↓

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