団長のポールダンス体験記

こんばんは!団長です!さて、先週はついにポールダンスを習ってきました!体験に行く道中で、緊張のあまりnoteを一本仕上げてしまったほどですが、よかった点を挙げていきたいと思います!(本当は想定外だった点も挙げる予定でしたが、時間がかかりすぎたためいつか気が向いたら書きます)

バンジージャンプに求めていたものが得られる

 ここ数年、人間生活に慣れてきてしまったのか、成功している他人をどうにもひがんでしまい、本当であれば幸せであること(友達がいること、激ショボだが会社に勤めている、漢方などでドーピングしておけば小康状態でいられる、ゴミのような目で見られている気がしなくもないが一応実家に置いてもらえている、など)を当たり前だと思ってしまうなど、よくない傾向にありました。そのため、「危険な思いをして人生観を変えたい!バンジージャンプをしたい!」とよく思っていました。(富士山登頂とかは疲れそうだからイヤだった)死ぬまでにやりたいことリストの中にも、「バンジージャンプをする」と書いていたほど、本気でした。
 しかし、バンジージャンプに求めていたものが、ポールダンスで叶いました。
 今回ポールダンスの体験で団長が受講したのは「超入門クラス」。正直、「まあ体をなんとなーくストレッチして、ポールにちょちょっと触って終わりだろうな~~体験だし、すみっこで見学してる時間の方が長いかもな~~」と思っていました。(だからなおのことじっとしている時間が長いと思い、クーラー問題を重視していた)全く違いました。入念にストレッチを行ったあと、先生は団長の目を見て言いました。
「じゃあ、ポールに向かって三点倒立をして、足を開いて降りてきましょう!」
人生でそもそも三点倒立をしたことがない団長は「いや、さすがにこれはスルーしていいに違いない。だって体験なんだしさ~」としつこく思っていましたが、先生の「サポートしてあげるから大丈夫よ!」という言葉とともに、団長の体はポールめがけて放り投げられました。
 とっさに「あ、死ぬ」と思いました。でんぐり返りすら十五年以上やっていないため、視界がぐるっと変わるということがそもそも久しぶりなのでそれだけで大パニックになってしまったのです。しかし、「私がサポートするわ!」と言っていた先生が、団長を放り投げて満足したのか別の生徒さんのところに行っているのが視界の隅に映りました。その瞬間、自分の身を守ることができるのは自分だけであると悟り、頭がクリアな状態になりました。必死に足と腕を使ってポールにしがみつき、そのまま先生が戻ってくるまで、自分が命に関わるような変な落下の仕方をしないようにということだけ考えて体をキープしました。その後、足を開いて戻ってくるところに関しては、約束どおり先生がサポートしてくださりました。
 その後も、「アッ、これは無理だわ」と思う動き(スピン、ポールに乗る、ポールに空気椅子状態でスピンするなど)が続きましたが、「サポートしてあげるから大丈夫よ!」という先生の言葉とともに、団長は全て参加しました。(実際、先生は団長の体をほぼ持ち上げてくださったり、挙句の果てには団長の全体重をかけた足を手のひらで持ってくださったりしました)
気が付くと、レッスンの一時間は終わっていました。飽きっぽい性格なので、日頃はツイッターで知らない人のアカウントを延々眺めているときくらいしか、時間があっという間に過ぎるということはありません。そしてもう一つ、大きなことに気が付きました。クーラーがそこそこ効いていたにも関わらず、あれだけ心配していたクーラー問題が、頭をかすめすらしなかったのです。死を覚悟したため、寒さを感じる余裕が消えていたのです。

そんなわけで、おそらく昨年秋に観たようなレベルのポールダンスを自分ができるようになるとは到底思えないのですが、あの三点倒立をしたときの「死を覚悟したため、頭がクリアになる」状態が忘れられず、入会しました!キャンペーンの都合上、半年間は退会ができないのでとりあえず半年間は月に二回(やはり給料激ショボの関係で、月に二回しか通えず)ポールダンスします!

以上、団長でした!


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