🎼13.刻一刻と
GW後半に実家に帰りました。
だいたい3カ月毎くらいに帰省しているので、今回もそんな感じで弟と遊ぼ〜と考えてました。
が、弟がけっこうな発熱。
40度近くの熱が上がったり下がったり、コロナもインフルも陰性だったけど、そんな日が5日程度続いていて、母姉も疲弊しているので看病バトンタッチだぜ!という気持ちに切り替えて帰りました。
今はもう、ショートステイに預けられるくらい元気になったと聞きましたが、わたしが帰った3日間だけで家庭の現状を思い知り、すごく、すごく辛いです。
実家に着いたときは弟の熱はすでに落ち着いていたけど、横に寝かせると特に咳がひどくなってしまうとのことで夜は警戒していましたが、まったく眠れない夜となりました。
元々が喉の障害なので、痰が出しにくく、本人も苦しそうにずっと咳をし続けました。
我が家の育児&介護術の1つに、ゲロキャッチ用として風呂の桶にトイレットペーパーを敷いて室内に複数設置していますが、早速大活躍。
吐いた痰には血が混じってました。
そして、飲み物もそのまま飲むことができないので、白湯に蜂蜜を入れ、少しとろみのつく粉も入れ、スプーンでひとくちずつしかあげることができません。
喉もほんの気休め程度でしょう。
本当に明け方まで繰り返していました。
わたしもわたしで眠剤を服用しているので、この夜は飲まなきゃよかったのですが、習慣化してしまっているためうっかり飲んでしまい、眠気を抑えながら弟が痰を出しやすい体勢にして支えるという状態で、翌日の倦怠感が凄まじかったです。
ただ、日中の起き上がってるときの弟はそこまで咳は出ず、徐々にわたしがいることを実感したようで、遊んでほしい!!と目がキラッキラ。
遊ぶといっても、弟は座ったままでわたしが転がしたボールを投げ返す。それだけです。
遊びたい!ボールがしたい!なんて言葉も発せないし、自分で動いてボールを取りに行くこともほぼ出来ないけど、それは顔見ただけでわかります。
母は家事と介護、姉は家事と介護と仕事。
なので弟も普段はそんなに遊んでもらえないので、めちゃくちゃ嬉しそうにしていました。
それはもう、本当にかわいいもんですが、なんせ寝ていない…
弟は昼寝したりするけど、やはりまた咳が出るし様子を見ていないといけない…
帰省するたび、少しずつ過酷さを増す介護を実感します。
以前心理士さんに、自分は介護を離れてうつにもなり何も役に立てなくて申し訳ない…と溢したことがあります。
その際「家を出るまでは黄辺さんががんばっていたんだから、今はゆっくり休んでいいんです!」と仰ってくださいました。
確かにその頃は姉はほとんど介護に携わってなかったですが、それから十数年、確実に弟の体は弱くなっています。
同時に母姉がひと息つける時間も減っています。
まずは自分の人生を大事に、なんて、もう言ってられないくらい。
母も昔に比べてだいぶ性格が丸くなったので、自分のカウンセリングもやめてしまおうかなと考えています。
わたし自身も内科や婦人科にも通院続けたりしているので、今さら実家に戻るのはかえって迷惑となるし部屋もないので、帰省の頻度を増やすなどしようかと悩み中です。
そしてこれを読んでくださってる方も実際どんな感じか想像つきにくいかと思います。
改めて弟の話を貼りますが、例えるなら老犬の世話に近い感じですかね…
それに加えて、トイレに連れて行った時間、発作が起きた時間などを記録して管理している感じです。
やっぱり自分が不甲斐ない、情けないと感じてしまう。でもネガティブなままでいるとまた心が壊れてしまう。
今は自分の好きなもので周りを囲んで、均衡取れるよう必死になってます。
いつにも増して取り止めのない文章となりましたが、読んでくださってありがとうございます。
そしてわたしを支えてくれる音楽と漫画とキャラクターさんたち、本当にありがとう。
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