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【みさわさん配信コメント集】JOPT 2024 Tokyo #01 MainEvent Day 2

前回のみさわさん配信コメント集から少し時間が空きましたが、JOPT Tokyo #01 MainEvent Day2のみさわさん配信コメントをまとめました。

[前回の記事はこちら]
【みさわさん配信コメント集】JOPT 2024 Tokyo #01 MainEvent Day 1E


1.トーナメントでICMが効いていない時間帯においてリンプのメリットはあるのか?

トーナメントではほぼない。参加できるハンドが多くなるくらい。
リンプレンジのバランスの取れた構築(参加するハンドの弱いところと強いところのレンジ構築)をしたとて、それを人相手に再現できるということはほぼ無理。
リンプレンジを構築して再現できるようにするくらいなら、他のシチュエーションを学習した方がいい。

2.オープン頻度が高くレンジも広い相手に対してどう立ち振る舞うか?

オープン頻度が高く、レンジも広い相手に対しては、とりあえずコールではなく、しっかりとこちらもリスクを取り3ベットで対抗することが必要。

3.マニアックアグレッシブな相手(=ラスワンさん)に対する対抗策

まず、オリジナルとマニアックアグレに挟まれているポジションにあっては、オリジナルのオープンに対してコールをしないようにする。
コールするとマニアックアグレからレイズが返ってきてフォールドさせられるので無駄になる。
逆にコールは非常に強いハンドにしてトラップを仕掛ける。

次に、オリジナルの戦略としては、ルースな3ベットが返ってくるので、マージナルなハンドをコールに止めるのではなく、思い切ったオールインや4ベットを使ってしっかりと抵抗していく必要がある。
→これはつまり腹を決めるということ。

4.ICMが効き出したタイミングでのハンドレンジの調整

4,354人参加、残り418人で、ITMが150人の状態では、失うチップの価値の方が高くなってしまうので、ハンドレンジを絞り気味にしていく。

5.BBのフロップでのチェックレイズの意図

BBが強い時にオリジナルからコールをもらえるようにするため、強いハンドに混ぜて強いドローの場合にチェックレイズを入れるようにする。
強いドローとは、バックドアフラドロ+ガットショットのようなドロー。

6.トーナメント終盤のチップリーダーの戦い方

トーナメント終盤(=ICMが効いている状態)は、皆がハンドを絞るので、チップリはやや広めにオープンしていく。
これにBBが抵抗しないことがわかった場合は、フォールドエクイティが確保されることでオープン期待値が高くなるので、オープン頻度をさらに高めることが可能。

7.ポーカーにおいて重要なこと

13BBのAIをBBからKQoで受ける時、均衡上はコールしないとミスになるものの、ロスが少ないのでマージナルなハンドはフォールドでもOK。
より重要なことは、大きなミスを避けるということ。

8.トーナメント終盤の勝負所の判断ポイント

アベレージのBBがどれくらいジャンプアップするかで判断する。
例えば、現時点で10,000/20,000(Ave:820,000)の場合はAve40BBだが、次のブラインドが15,000/30,000(Avr:820,000)となり、Aveが27BBとなる。
このように、アベレージのジャンプが大きくなる場合が勝負所になるので、しっかり増やせるようギアをあげる。

9.バブルファクターが効いている状態の強いプレーとは?

バブルファクターなどの知識よりも、相手が嫌がることを考えてプレーする(=相手に寄り添ってプレーする)ことがプレーとして強い状態。



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