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音楽や映画・ドラマ等について、記録やメモを兼ねて、個人的な感想など書いていきたいと思い…

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音楽や映画・ドラマ等について、記録やメモを兼ねて、個人的な感想など書いていきたいと思います。 読みづらい箇所などあるかと思いますが、よろしくお願いします。

最近の記事

Clairo『Charm』

今作は、これまでにノラ・ジョーンズ等のプロデュースを行ってきたLeon Michelsをプロデューサーに迎え制作されました。今年リリースされたNorah Jonesの『Visions』も彼のプロデュースでしたが、この作品も非常に良かったですよね。 個人的に非常に好きなアルバムでした。前作も良かったですが、曲単位でも好きな曲が多く、現時点で今作の方がよく聴いています。 歌詞もざっと読んでみましたが、主には恋愛やある人との関係性、それにまつわる自らの心情がうたわれているようです

    • Vampire Weekend『Only God Was Above Us』

      こんにちは! 更新頻度を増やそうと思いつつ、なかなかできておらず、良い文章を書くということより、内容関係なくただ書いて更新することが目的になりつつありますが…、書いていきたいと思います。 2024年4月5日にリリースされたVampire Weekendの通算5作目となる最新作『Only God Was Above Us』について書いていきたいと思います。 まず今作のチャートの結果として、初週で米27位、英11位、日本のオリコンチャートでは28位を記録しています。前作から5年

      • Bon Iverの新作について

        こんにちは。 9月20日、ついにBon Iverの新曲「SPEYSIDE」リリース、新EP『SABLE,』のリリースが発表されました!9月の初旬ごろからSNS等で、新作の発表と思われる告知が公開されていました。いざ蓋を開けてみると、今回はアルバムではなくEPということでしたが、約4年ぶりのリリースとなり、ファンとしても非常に嬉しいニュースでした。 今回、先行で公開された「SPEYSIDE」は、Justin Vernonと、Justinも参加している2020年に『EPHEM

        • Girls 『Album』

          リリース日:2009年9月22日 レーベル:True Panther Sounds 先日7年ぶりの新曲をリリース、そして、10月に9年ぶりとなるアルバムリリースを発表したChristopher Owens。これを機に、彼が在籍していたGirlsの『Album』について書いていきたい。 まずこのアルバムの印象を、自分なりに表現すると、お昼頃、外は開放的で真っ青な青空、明るい太陽の光で照らされて、とても心地のいい天気であるにもかかわらず、昼間なのに真っ暗な部屋の中で、どんより

        Clairo『Charm』

          The Smithsとランニング

          私は時折ランニングをしているのですが、だいぶ疲れてきていたり、気持ちを上げたい時に、The Smithsを聞くことがあります。 なぜなら、彼らの音楽は、とてもエネルギッシュで、体を動かす原動力となるような力強さを感じさせるからです。 独断と偏見で、もし彼らと一緒にランニングをしていると考えてみました。ジョニー・マーのギターは、柔らかい音色で、的確で繊細だが、力強く、攻撃的で、自分が一周走っている間に何周も追い抜かれて差をつけられているような存在。そして、控えめのように見えて

          The Smithsとランニング

          宇多田ヒカル Science Fictionツアー感想

          お久しぶりです。 先日7月13日(土)に行われた宇多田ヒカルのScience Fictionツアーの福岡公演に行ってきましたので、ライブの感想について少し書きたいとおもいます。 今回のツアーは、彼女のデビュー25周年を記念したもので、今年4月にリリースされたベストアルバム『SCIENCE FICTION』を引っ提げた約6年ぶりの全国ツアーとなり、私はそのツアーの初日となるマリンメッセ福岡での公演に参加してきました。 セットリストについてはあまり触れずにおきますが、デビュー

          宇多田ヒカル Science Fictionツアー感想

          最新聞いたアルバム0801

          更新がまた滞ってきましたので、今年聞いたアルバムでまだ記事にできていない作品について、いくつか書いていきたいと思います。 最近聞いたアルバムと言いつつ、少し前に聞いたアルバムも含まれますので、ご了承ください…。 ① Gossip『Real Power』2024.3.22 米出身のバンドGossipが、なんと12年ぶり!に新作『Real Power』をリリースしました。まだ歌詞はしっかり読めていませんが、サウンドだけでも、力強さがあって奮い立たせてくれるような瞬間、静かでもの

          最新聞いたアルバム0801

          Kasabian『Happenings』

          リリース日:2024年7月5日 レーベル:ソニー プロデューサー:セルジオ・ピッツォーノ 英レスター出身のバンド、Kasabianの通算8作目となるアルバム『Happenings』がリリースされました。 まず聴いた感想としては、個人的には好きでしたが、今ひとつ物足りないと感じるところもありました。そして、これまでの作品に比べたらポップ寄りで、昔からのファンからすると賛否が分かれそうかなという点も思いました。リリース翌日に10年ぶりに彼らの地元である英レスターで行われる「Su

          Kasabian『Happenings』

          音楽について書くこと

          今年は「書くこと」を習慣にしたいと思っていたが、早々に更新が滞ってしまっている状況だ。今回は「音楽について書くこと」というテーマを設けて、個人的に感じたことを書いていきたいと思う。  直近で聞いた作品アルバムなどについて、これまでいくつか記事を書いてきたが、まず音楽について文章を書くということは、とても難しいことだと気づくことができた。文章を書くことについて、ちゃんと勉強したことはないが、以前から音楽についての文章を読む機会は多かった。少しばかりでも要領は分かるかなと甘い考

          音楽について書くこと

          Beck『Mutations』

          リリース日:1998年11月3日 これまで新作を中心に書いてきましたが、過去作も含め、お勧めしたい作品についても書いていきたいと思います。 米出身のアーティストBeckによる通算6作目のアルバム。 私が初めて聞いた彼のアルバムはこの作品でしたが、最初に聞いた当時はすごく変わった音楽だと、良さがあまり理解できず、そこまで熱中していませんでした。その後、偶然買った前作にあたる『Mellow Gold』を聞いて衝撃を受け、ベックに夢中になるのですが、その際に改めて聞き返してみる

          Beck『Mutations』

          Childish Gambino『Atavista』

          リリース日:2024年5月13日 2020年3月15日に突如オンライン上で発表されたアルバム『3.15.20』。その発表以前の2017年頃から、Childish Gambinoとしての活動を終える、次作で最後のアルバムというニュースがあり、それが引退作にあたるのかとも思っていました。しかし、2023年頃から、音楽制作を行っている、引退は噂であるとというような発言、ニュースもあり、復活を待ち侘びていました。ただ音楽以外の映画やドラマ方面では継続的に活躍しており、ここ数年でも2

          Childish Gambino『Atavista』

          The Libertines 『All Quiet On The Eastern Esplanade』

          久々の更新となりました。最近聞いた作品の中で、これからいくつか個人的に気になった作品について書いていきたいと思います。 The Libertines 『All Quiet On The Eastern Esplanade』(2024.4.5) 彼らの約9年ぶり4作目となるアルバム。分かりやすく大きな変化をした作品ではないが、過去の焼き直しでもなく、彼らが自らの音楽性、強みを改めて捉え直し、その上で良い曲を書こうとする姿勢が感じられるアルバムでした。  例えば、3曲目「I

          The Libertines 『All Quiet On The Eastern Esplanade』

          『Past lives パスト ライブス/再会』

          4/5公開、セリーヌ・ソン監督の『Past Lives』早速観てきましたが、非常に良い映画でした。簡単な感想を書いていきたいと思います。 基本的には主人公2人、そしてもう1人の会話劇で、韓国の仏教の考えにあるイニョンという「縁」という考えがストーリーの基盤としてあるのですが、ただ初恋の2人が再会して、ロマンチックな関係になるストーリーではなく、何か特別な関係になり得る感じがする2人だが、そもそも別の人生を歩む2人の現在地での視点や言葉にはできないけど感じる気持ち、違和感や痛み

          『Past lives パスト ライブス/再会』

          Tierra Whack『World Wide Whack』

          リリース日:2024年3月15日 米フィラデルフィア出身のアーティストTierra Whackの最新作にして、待ちに待ったデビューアルバム『World Wide Whack』が3月15日にリリースされました。今回はこの作品について現時点での感想や周辺情報を書いていきたいと思います。 2018年にリリースされた『Whack World』は、一曲1分で15分で聞けるアルバムとしても話題になりましたが、彼女のSNSでの投稿をみるに、今作が一作目のアルバムにあたるとのこと。『Wh

          Tierra Whack『World Wide Whack』

          Schoolboy Q 『Blue Lips』

          リリース日:2024年3月1日 SZAやAb-Soul(以前はKendrick Lamarも在籍)等を擁するアメリカのレーベル、Top Dawg Entertainmentに所属するSchoolboy Qの新作の感想です。 まだ歌詞は全然読めてないですし、私個人的にラップ、ヒップホップの聞き方もまだ良くわかってないとは思いますが、とても良い作品でした。 特に個人的にも以前から気になっていたRico Nastyが参加している「Pop」から「THank god 4 me」 の

          Schoolboy Q 『Blue Lips』

          MGMT『Loss Of Life』

          アメリカ出身のバンドMGMTの新作について書いていきたいと思います。彼らにとって通算5枚目となるアルバムです。 個人的に彼らがデビューした頃から好きになり、距離感は変わりつつも、ずっと追っているバンドです。 本人たちにとっても思いがけないことだったかもしれませんが、デビュー時は注目新人のような存在で注目を集めていたMGMTですが、作品を重ねる度にチャート的には縮小傾向にはあるものの、作品毎に変化しつつ、(特に前作以降)安定して良い作品を発表している印象です。 最近も前作収録

          MGMT『Loss Of Life』