J庭55に参加してきました! 前編:春庭参加編


はじめに

 2024年3月10日、春にしてはまだ少し肌寒い時期にJ.GARDEN55に参加してきました。

 はじめて参加される方や、こういう感じなんだって雰囲気をふわっと味わって頂くために、また今後の備忘録としてできるかぎり細かく書いていきたいと思います。

 また、これは初心参加者の一意見や感想となりますので、もしかしたらセオリーと異なる場合がございます。一つの意見として、ご了承いただけたら幸いです。
 ふわっと、春庭初参加ってこんな感じなんだー、と思っていただけたら幸いです。

春庭参加理由

 J.GARDENとは創作JUNE、創作BL作品中心の同人誌即売会の事です。
春と秋の年2回開催されていて、創作BLが沢山集まる場所となっています。
 春開催を春庭、秋開催を秋庭と略す事があります。

 さて、今回春庭に参加しようと決めたのは、J庭54のご様子を拝見していて、とても楽しそうだなと思った事と、一生で一度でもいいから、一般参加でも参加してみたい! と思ったからです。
 また、自分の夢の一つが自分の本を作ってみたい! という事もありました。せっかく作るならJ庭出てみようかな……と思い切ってみる事にしました。

 大変ありがたいことに、もし同人誌を出すなら委託という方法もあるよと言って頂けたのですが、今回春まで時間がある事もあり、無謀にも出展者として1スペースをお借りする事にしました。(そしてそれが大正解でございました)

 せっかくなので、アンソロジー寄稿作で一番最初に作った記念のお話と、140字の本を出す事が出来たらいいなというのが目標でした。
 「弥生さんなら10冊行けますってハハハッ」と酒のつまみにした会話がまさかフラグになるとは思いませんでした。

春庭参加準備

 さて、春庭に参加するぞ! と意気込んだわけですが、まず最初にメモをしたのが申し込みがいつまでなのか、という事でした。
 今回の春庭では、申し込み期間は11月中旬から12月中旬でした。
 大変ありがたいことに隣接頂ける方がいらっしゃって、隣り合わせで参加させていただくことになりました。

 その時に大切なのが、「自分のサークルの名前」と「隣接したい相手のサークルの名前」と「どのジャンルにするのか」の三点です。

 ジャンルは迷うと思うのですが、今回出すお話を読むとしたらどんなニーズの方だろう? (読みに来てくれるの異世界ファンタジーかな、年の差かな)とか、まだ出す本が確定していなかったらふわっと大きな括りのジャンルとするのもありだと思います。

 また、申し込みは郵送とオンラインで出来るのですが、相手と同じ申し込み方法でないといけないので、確認しておくのが大事かなと思いました。
 オンライン申し込みは郵送よりもシステム使用料が掛かるので少々高めになりますが、申し込み期間が郵送よりも数日長めなのと、断然登録が楽でした。編集もしやすいので、おすすめです。

 先ほどの三点がなぜ早めに決めておくと良いかというと、隣接お願いする相手にもお伝えする必要があるからです。逆にいうと、先にその三点を確認しておけば、自分の登録が手こずってしまっても、相手へのご負担が少しでも少なくなるかなって思います。

 登録時の段階で、新刊何冊出るのか、とか既刊何冊持って行くのか、どのぐらいけしからん感じの本持って行くんですか? (少ない/多い)みたいな割と内容に関した質問があって、待って!? まだこの段階で煮詰まっていないのだが!?!? って感じになりますが、はわはわしながら入力していきます。
 まだ今の段階では出る予定ないけど、いつかは……という方は、登録期間になりますと、郵送登録版のPDFがダウンロードできるので、そこで想定質問をみておくと、この項目が必要なのだなって参考になるかもしれません。(注:内容が変更される場合があるので、参考程度ですが)

 サークルカットと呼ばれる、あ! よく参加される方が流す奴だ!! もこのタイミングで製作することになります。なので、「どんな本なのか」とか「ジャンル」とか「イラスト」とか、ここでもしお手持ちがあれば使う事も出来るのかなって思います。

 私はCanvaさん(※名刺などの様々なデザインをweb上で基本無料で製作できるサイト)に大変お世話になりました。

 自分のサークル情報はweb上で確認できますので、J.GARDENのサイトをブクマしていました。

その後の春庭手続き

 サークル情報や、自分の配置などの詳細は封筒で届きます。
 届いたのは今回は1月末でした。これが届くと本当に庭に行けるんだなってそわそわしてきます。
 私はうっかり忘れてしまうんじゃないかとずっと不安でした。

 そこでは、J庭の詳細情報、サークル情報、サークルチケット(持っていると、準備のために一般入場よりも早く入る事が出来るチケット)や見本誌シール(本部に一部提出する本に貼るシール)、自スペースの配置図、宅配便の箱に貼る紙などが入っています。
 自宅から会場に本を送る時には封筒に入っていた荷物用の紙を貼る必要があります。

 とりあえず、お財布とサークルチケットと元気な身体を持って行けば会場に入る事が出来ます。

 J庭では、読者が事前にどんな本があるのかという出会いの機会を幾つかも受けてくださっていて、たとえばサイトで新刊情報を登録出来たり、イベント一、二週間前ぐらいからで出会いの広場(※新刊の情報と一ページ目を会場で張り出してもらえる)という企画を行ってくださったりしています。
 
 見本誌シールなど、事前に記入できる所は準備しておくと、とても楽でした。

 さて、次は中編:本製作編です!



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