見出し画像

ダーウィンの進化論、実は・・・

こんばんは、チーママやよいです!
娘が好きなので、先月の旅行中、サービスエリアで”黒糖かりんとう”を買いました。
普通に売ってたら買わなかったかも、です(笑)
決め手になったのが、このゴールドに輝くステッカーですわ。
JAL国内線ファーストクラス 機内食で提供されました
ですって!?
飛行機でかりんとうというのも面白いですが、ファーストクラスだけ!?
えっ乗れない。。。
ビジネスやエコノミーでは出ないの!?
そんな、かりんとうとは!?
と思い買っちゃいました、はい。

希少なお豆さんなのね~
わりと細め

スーパーで売ってるかりんとうと何が違うかお味的にはわからなかったのですが、お豆がいい!ということで、普通においしくいただきました。
娘はスーパーで売っている蜂蜜かりんとうの方が好きかも、ですが(笑)

これです、これ。いつも食べてます。
今、撮りました。
確かにこれおいしい!わたしも好きです。

東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。

書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる

前回まで進化心理学をお届けしていました。
さて本日は、『ダーウィンの進化論』についてお届けしたいと思います。
ダーウィンといえば、『種の起源』ですね。

みなさま、どこまでご存知かしら?
わたしは、ほとんど知りません。
というわけで、知ってる方は”そうだよね”、あまり知らない方は、わたしのように”そうだったの!?”という感じでお付き合いくださいませ。

『種の起源』は、1859年に出されました。
それ以前のキリスト教の世界では、人類、すべての生物は、神様によって、ぽんっと創造されて、それからずっと形は変わっていないと考えられていました。
それが、『種の起源』という進化論により、
「いや、違うんじゃない?!」
という話になってきました。

ニュートンの万有引力の法則』と『ダーウィンの進化論』は、人類史上最大にして最高の発見、二大発見と言われています。
それくらい、ダーウィンの進化論はインパクトがあって大事な論文なのです。

ダーウィンはなぜこの進化論に気付いたのでしょうか。
ガラパゴス諸島に行ったときに、生物の独自の進化に気付いたようです。
そこから、『種の起源』で進化論を唱えました。

生物学的にはもちろん、宗教界、経済界にも大旋風を起こしたこのニュートンとダーウィンの2冊の本は、世界を変えた本です。

ダーウィンの進化論が世に出る前は、創造論が主流でした。
ですので、進化論が出たときは、
「そんなわけはない!」と大反論がありました。
そもそも進化論とは何か、
大きく誤解されています。

進化論、みなさまは、どのようなものだと思っていらっしゃいますでしょうか。
”環境の変化に対応して、自分自身を変化させたものが生きてのびていく”と思われている人も多いのではないでしょうか。
つまり”自然に淘汰され、変化に強いものだけが生き延びられる”、というように考えられています。
”優秀な遺伝子を残し続けるために、優秀な遺伝子を持っている生物が変化しながら生き残っている”、と思われている方が多いようです。

実はこれはちょっと違います。

実は、
たまたまなんですよ
というのがダーウィンの進化論なのです。
ご存知でしたでしょうか。

生き残るものは、変化できるものではなくて、運が良かったものですよ、という話なのです。
”唯一生き残ることができるものは変化できるもの”
というのは、名ゼリフとしていろいろなところで言われていますが、
そんなことは実は言っていません。

よく例えられるのが、
”キリンさんの首はなぜ長いのか?”
です。
なぜだと思いますか?
高いところにある葉を食べるために伸びていった。
木の葉を食べたくて、少しずつ首が伸びていった。
そしてこれが子孫にも遺伝する。
これは、進化論のよくある事例です。
よく言われていることで、
このように思っている人が多いでしょう。

この考え方は生物の進化に目的があります
つまり、葉を食べるという目的のために進化したという考え方です。

しかし、生物学における進化論、
つまりダーウィンの言っている進化論は実はそうではなくて、
キリンが進化したのは、
単なる結果にすぎない
という考え方です。

いろいろな進化論がその後も出ましたが、
ダーウィンの進化論は、
単なる結果”。
”進化には目的がある”という考え方が主流の中、
たまたま運が良かった”というものでした。

目的ありきの進化は、
よく使うものが強くなっていって、
使わないものは淘汰される、というものです。
例えば、歩かなければ筋力は弱まる、というように。

一方、ダーウィンの進化論は、
たまたま生まれて、たまたま生き残っただけ
というものだったのです。

ダーウィンのたまたまという結果論は、
たまたま持って生まれた遺伝子が、
この環境に合っていたから生き残った。
むしろ目的ではなく、
遺伝子の存続に影響を与えたのは、
環境のほうですよ、
ということをダーウィンは言っているのです。
環境にたまたまフィットしたから生き残ったのです。
環境と生物体が合っていたから生き残ったのです。
これが、いわゆる、
”命が残っているのは運が良かった”ということです。

今のこの現代社会で理解するのは難しいかもしれません。
ダーウィンの進化論は、”いまここ”精神です。
だから、宗教界にも大きな影響を与えました。
『置かれた場所で咲きなさい』という有名な本がありますが、この考え方が近いでしょうか。

自分の目的があったとします。
例えば、
”英語がしゃべりたい”と思ったら、てっとり早いのは英語圏の国に行くことです。
環境を変えることです。
目的ありきの進化だと、このようにするのが一番かもしれません。
一方、ダーウィンの進化論では、
日本にいても話したかったら、どうやったら話せるようになるか考えてがんばりなさい、という感じでしょうか。
つまり、
自分が置かれた場所を生きやすくする
という考え方です。

進化論というのは、
強いものだけが生き残る、
変化に対応できたものだけが生き残る、
という考え方ももちろんあります。
けれど、ダーウィンの進化論はそうではなかったのです。

このように、進化論には、大きく2つの考え方があります。

進化心理学は優秀な遺伝子を残すための選択でした。
進化心理学はどちらかというと前者、遺伝子を残すためにどうやっていくのか、という考え方です。

けれど、ダーウィンの”たまたま運が良かった”、
なぜなら”自分の生命体が環境に合っていた”は、
翻っては、
この環境でもやっていけるように自分が合わせていく
ということでもあります。
ダーウィンの進化論はある種、ポジティブシンキングだと言っている人もいます。
環境を自分に合わせていく、
”今置かれた場所で咲きなさい”というように。

人生を変えるには、環境を変えるのが手っ取り早いという意見もあります。しかし、いろいろなことで環境を変えることができないこともあります。
じゃあどうしたらいいかを自分で考えます。
自分ができる道を探します。
そして置かれた場所で咲く努力をし続けた結果、遺伝子が残っている、
これがダーウィンの進化論の考え方です。

この2つの進化論の考え方はどちらも大変興味深いものです。
こういったルーツがあってこその今。
そしてこれを現代社会でどう活かしていくのか。。。

ダーウィンの進化論から
”環境に合わせて生きる努力をする”
ということを学ばせていただきました。

本日は以上です。
いかがでしたでしょうか?
みなさまのご参考になれば幸いです。

それでは最後に恒例の

今日の水書き書道のコーナーです。
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか? 

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます😊

おやすみなさい⭐

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?