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著者デビューのステップその2の前に~本が出るまで~

こんばんは、チーママやよいです!
最近体が欲しているのか甘いものもよく食べます(笑)
今日のこれは、吉祥寺でなかなか手に入れることができないと言われている、まぼろしの羊羹です。
朝から並ばないと売り切れてしまうからです。
その貴重な羊羹を
職場でいただくことができました。
長年東京に住んでいますが、いまだ食べたことがありませんでした。
顧問先さまが朝から並んで買ってきてくれたみたいです。
これをなんと6本も持ってきてくれました。重いのに。。。
ありがとうございました。

羊羹の作り方がよくわかりませんが、炭火で練り上げているらしいです。
なんかすごい!(笑)
これが羊羹。
最中もたくさん売れているみたいです。

おまけ。

こちらは、今日いただいたどら焼き。
阿佐ヶ谷ではこのうさぎやのどら焼きが有名かしら。
顧問先さまがわざわざ買ってきてくれました。

東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。

書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる

前回から”著者デビューのためのステップ”をお届けしています!

提案もいいけれど、提案はその提案を聞いてくれる人がいなければ意味がありません。
○○な人がいる”かもね
だと説得力がありません。
○○な人が”います
でないといけません。
○○な人がいるかもしれないから本を出す、
これでは本は出せません。
”いる”ということが証明できないうちは本は出せないでしょう。

出版はソリューションビジネスです。
世の中の困っていることを解決するのが実用書です。

事前に調べて、
”○○な人がいました”
と先に準備しておかなければ、
なかなか企画は通りません。
ですので、
先に質問を集めておく。
そして質問に答えて解決に導く。
解決したらその後、
本当に解決したのか証明できるように、
声を聞いて、集めておくことが大切です。
ここまでがステップ1の内容でした。


本を出版するとき、
出版社の編集者さんからだいたい声がかかります。
”こういう本を作りたいんですが・・・”と。
編集者さんも大変です。
企画を作ったあと、書いてくれる人を見つけなければなりません。
つまり著者を選らばないといけないのです。

まず著者に書いてくれるかどうか、
確認をとります。
そして、”書く”となって、ここから
「一緒に本を作りましょう。」
ということになります。

けれど、この時はまだ
契約書を交わすことができません。
なぜかと言うと、だいたいの会社では、
本の内容まではまだ書かなくてもいいけれど、
まず企画と目次案と仮タイトルを
著者と編集者さん2人で練って、作って、
そして部長会議に通します。
部長決裁が通った時点でやっと本を書き始めます。
まだこの時も契約書は交わせません。
まだ本ができていないからです。
怖いところですが、
あくまでここまではお互いの同意のみで動きます。

印税や本の価格なども、本が出来上がらないことには決められません。
仮の契約書をもらえることはありますが。

本を作りました!
でもやっぱり出版は無理でした。。。
というのもある世界なのです。

書き始めて、だいたいの内容が出来上がったところで、ようやく社長決裁です。
社長が、「いいよ、売れそうだね。」
と、決裁がおりて初めて契約です。
もしくは、ここでもまだ、契約しないこともあります。

最後にタイトル会議というのがあるからです。
原稿が出来てから、一番最後にタイトルが決まります。
表紙のデザインや本の内容、お手本、挿絵など、すべて決まってから、タイトルです。
仮タイトルは一応決めてはおきます。
内容がぶれないように。
仮で決めていたものが、なんか違うなあとなったら、変わることがあります。
タイトル会議が通ったら、やっと、発売です。
ここで、価格と部数、印税率が決まって、印税が決定します。

タイトル会議が通らないで世に出ない本は、実はたくさんあるらしいのです。
原稿はできているのに。。。
びっくりですね。

華子先生もこんなことがありました。
華子先生のご著書に
『悪筆セラピー』という本があります。
はじめに声をかけてくれていた出版社では、
このタイトルが通らず、本が出せない、
ということになったことがあったのです。
そして、そんな時、タイミング悪く
担当編集者さんが転職され、
原稿が宙ぶらりんになってしまいました。
この担当編集者さんは何とか本を出そうとしてくれたのですが、
転職先のダイヤモンド社はビジネス書専門の出版社だったため、
華子先生の実用書が出せなかったのです。
ジャンルが違ったんですね。
ここでツテがなくなってしまいます。

もうこの本を出すことはできないかもしれない、
そんな状態になってしまいました。
しかし、そんな時、
手を差し伸べてくれる編集者さんがいたのです。
話しを聞きつけたその編集者さんがいくつも声をかけてくれて、
ついに幻冬舎さんから世に出ることになりました。
どうしても「悪筆セラピー」というタイトルで本を出したかった華子先生の願いが叶った瞬間でした。
これは先生の代表作の中の一つです。

このような流れで本は出されています。
なかなか知ることができないお話だったのではないでしょうか。

ステップ2の”実績を並べる”のお話の前に本が出版されるまでのお話で、すでに2000字を超えてしまいましたので、続きは次回にいたしますね。

次回もお楽しみに!
よろしくお願いいたします。

それでは最後に恒例の

今日の水書き書道のコーナーです。
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます😊

おやすみなさい💤

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