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住まいでシングルマザーと地域をつなぐ大家さんのお話

こんにちは、やわデザnote編集部兼「目的地は鬼ヶ島」制作チームの ニブです。

2022年5月に富士通グループでスタートした「目的地は鬼ヶ島」は、累計2,000名の社員が視聴し、「面白くてためになる」と大盛況だったトークイベントです。

ド派手なピンクの「どんぶらこタクシー」内で繰り広げられる、桃太郎さんのお話は、くすっと笑えて元気をもらえるお話ばかりで、「もっと続けてほしい!」とコメントを頂くほどでした。

そして2023年1月20日から2ndシーズンとして「どんぶらこタクシー」が再び出発することになりました!

第1話「住まいでシングルマザーと地域をつなぐ大家さんのお話」

本記事では、2ndシーズンの第1話「住まいでシングルマザーと地域をつなぐ大家さんのお話」についてレポートします。

第1話の桃太郎さん(ゲスト)はLivEQuality HUBの岡本 拓也さんです。

コロナ禍で、仕事や生活に影響を受けた方も多くいらっしゃいます。
中でもシングルマザーは社会的弱者になりやすい立場です。そんな彼女たちに家を貸したがる大家さんは、実はそれほど多くありません。外国籍であればなおさらです。

そういった困窮する女性に、安心安全な住まいの提供と生活のサポートをしたいと、岡本さんはLivEQuality HUBを立ち上げました。

「住まいに困っている人たちがいるなら、自分たちが大家になればいいじゃない!」

こう思い立った現在建設会社の2代目社長でもある岡本さんは、建設会社のノウハウを活かして、日当たりもよくとても素敵な住まいを彼女たちに提供しています。

そもそも一般の人から見ると「住まい」の提供自体が簡単ではありませんが、岡本さんは「住まい」を提供し、さらに「気持ちのよい住まいさえあれば大丈夫というわけではない」という想いに至りました。

なぜなら困窮する女性が抱える問題は他にもあり、私たちが想像する以上に複雑で大変だからです……。

この社会課題解決にむけて岡本さんがどのように活動しているか、ぜひ動画でご覧ください!

どんぶらこタクシーに相乗りしてみての感想

今回の社会課題は「住」が基本テーマでしたが、ただ単純に住まいがあれば解決というわけではなく、他にもいろいろな課題が混在しているというのがとても印象的でした。
課題が複雑だからこそ、手を差し伸べる側もいろんな人たちがコラボレーションしていて、「助ける側も支え合う」精神がとても素敵だと思います。桃太郎さんが何度か口にされていた「いてもたってもいられなくて」という感覚は、大小あれど感じている方は多いと思いますが、私も自分だったら何ができるかを考えてみるよい機会になりました。

今回初めてリアルタイムで配信を拝見させていただきました。印象に残ったのは、Slidoを使ってゲストに意見や質問できることです。オンラインだからこそ気軽に質問ができ、より深い理解を得ることができました。桃太郎さん、書き込んだ質問にお答えいただき、ありがとうございました。また、オンライン上での配信であっても、同じ空間にいるような感覚を味わうことができ、対面できるイベントと同じくらい楽しむことができました。桃太郎さんの「自分にとっての【鬼】は恐れ。小さなことでも挑戦する。」という言葉に感銘を受け、自分も恐れず、小さなところでもつながりを作れる活動をしたいと思いました。

当事者である視聴者の方が、体験談や想いをSlidoに書き込んでくださっているのがよかった。職場で家庭環境について打ち明けるのはハードルが高いし、知らずに過ごしてしまうことの方が多いと思う。このイベントは、「自分が経験したことのない境遇の人は、自分がたまたま知らないだけで、いつも身近にもいるのだ」と実感させてくれる。そんな人の心に寄り添える人になれたらと思った。

配信中に寄せられたリアルな反応は?

リアル配信では「slido」を使ってコメントの書き込みや、桃太郎さん(ゲスト)への質問もできます。

配信中に寄せられた感想をいくつかご紹介いたします。

配信中に寄せられたコメント
部屋の綺麗さに驚くヤマカワ

今回のお話を全編ご覧になりたい方は、以下のリンクからご覧ください。

第2話へ続く

「目的地は鬼ヶ島、面白い!」と思った方はぜひ、第2話「伝統工芸への想いを原動力に新たな道をつくったお話」の開催レポートをぜひお楽しみに!

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今回の桃太郎さんのプロフィール
岡本 拓也さん
公認会計士としてコンサルティング会社にて企業再生業務に従事。2011年5月よりSVP東京の代表理事に就任。また同年6月に、理事を務めていた認定NPOカタリバの常務理事兼事務局長に就任し、第二創業を推進。2018年より、先代の急逝に伴い家業である千年(ちとせ)建設株式会社を承継し、経営の再建に邁進。2021年4月より、生活困窮者向け住まい提供サービス「LivEQuality(リブクオリティ)」をローンチし、事業による社会課題解決を目指している。同事業は、2022年12月に「企業フィランソロピー賞」を受賞。

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