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トラックボールが増殖しまくっていたので、紹介してみる

トラックボール所持数50個以上な私による、各トラックボールに対しての短いお気持ち文章、その総集編です。
まるでそれぞれの個別記事があるような書き方ですが、現時点では一つもありません(追加未定)。

全然更新していませんが、前回があります。それがことちら。

こちらはキーボードと違い、ほぼ毎月何かしら買っているので生活スタイルが変わったり欲しいと感じるものが減ったりしていて、購入ペースがガタ落ちしているものの、累積ですごい量になっています。
写真や増えた機種は順次追加する予定です。



好みのトラックボール

  • 無線(どかしたり移動したりするときに楽)

  • フィンガータイプ(たぶん慣れ)

  • 静音ボタン(音楽聴くときに邪魔)

  • 左右対称(どちらの手でも使えると良い)

  • どんな用途にも使える(使い分けが面倒くさい)


使用頻度が高い機種リスト(2024年9月25日時点)

  • IST(メイン)

  • Slimblade Pro(サブ)

  • Q フィンガー(職場メイン)

  • Orbit Wireless With ScrollRing(外出時)

リスト落ちしているもの

  • HUGE(無線版)

  • TB450

  • DEFT Pro

  • Luna

  • Pro Fit Ergo Vertical

  • nino(外出時)


所持トラックボールリスト

Logicool TM-150r (Trackman Marble) ※廃版

主な仕様

  • フィンガー操作、4ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • 有線(USB-A、PS/2変換アダプタ付)

  • 直径40mmボール

  • DPI 300固定

初めてのトラックボールでした。買ったときは2,400円くらいだった気がします。購入時新品。
今となってはDPI(カーソル速度)はさすがに遅いです。手にかっちりはまるデザインではないので、良く言えば持ち方の自由度が高い、悪く言えば手の収まりが悪いといった感じ。スクロール機能は存在しないので、専用もしくは汎用のソフトを入れてボールの移動とボタン同時押しへ割り当てることになります。
今更おすすめするようなものではないと思いますが、Kensington機種にはない独特な使用感なので、気になる人は頑張って探してみてもいいのではないでしょうか。


Kensington Slimblade Trackball

比較的古いタイプですがKマークは無し

主な仕様

  • フィンガー操作、4ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • 有線(USB-A)

  • 直径55mmボール

  • DPI 400固定

  • ボールスクロール

反射しまくりなので撮るのが大変

購入時中古。
かっこいいですね。DPIはFHDでは普通に使える程度ですが、QHD以上だと少し遅いと思います。ボールをZ軸(指をリングに沿わせるよう)に回して行うスクロール操作が最大の特徴です。ボタンはしっかり押せる場所が狭い(切れ込みが入っている場所付近)ので、ExpertMouseと比べて押しづらい印象です。
中古品を買うときは、製造が古めのものだと、専用ソフトKensingtonWorksを入れるなどしないと奥の2ボタンが使えません。比較的新しいものは、ボールの色が茶色っぽくない赤、USBのプラグが黒、などで判別できます。
有線&無線版があるので、お金を出せるならそちらがおすすめです。


Kensington Orbit Wireless Mobile ※廃版?

主な仕様

  • フィンガー操作、2本

  • 左右対称、両手対応

  • レシーバ無線、単三電池2本

  • 直径32mmボール

  • DPI 400固定

小さいようで小さくない。購入時中古。
キーボードショートカットを駆使できれば、マウスは2ボタンでいけるのだと教えてくれました。
親指と薬指・小指で挟むようにして持つのが一般的だと思いますが、ボタンが押しやすいです。しかし、タッチスクロールの出来が残念で、反応が悪い上に誤爆が頻発します。
非常に惜しい。ここさえマシになればおすすめできるのですが…


サンワサプライ MA-WTB43 (処分済) ※廃版

おそらく400-MA073とほぼ同一

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600)

初めての親指操作型でした。購入時中古。
最終的に処分していますが、レシーバの接触不良で不安定だったからであり、この機種の仕様が悪かったわけではありません。むしろ初めての親指型にしてはなかなか気に入っていました。
テカテカな見た目は賛否が分かれそうですが、良し悪し両方あるのでどちらとも言い難いです。写真を撮るときに苦労したり手汗・指紋が目立ったりすることは間違いないのですが、拭けばちゃんときれいになります。
指置きのガイドがしっかり彫られているのも苦手ではないので、そこも不満はありませんでした。


ProtoArc EM01

日本上陸前に購入しているので、技適マーク記載無し

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(1000、1600、2400)

  • 角度切り替え機能付き

初めて海外から取り寄せた(Aliexpressなので簡単、新品)トラックボールです。
ハズレ個体のようで、ボール操作時に引っ掛かるような感覚があります。そのため印象はあまり良くありませんが、褒めるポイントはいくつもあります。
ボタンが静音なこと、本家とおなじくバッテリー駆動傾斜切替ができること、それで本家よりだいぶ安いこと。輸入品になるので保証が期待できないことや技適が通っていないことなど、おすすめできないポイントがことごとく致命的ですが、スペックは大変良く、日本上陸も果たしたので、MX ERGO(S)は高くて買えないという人におすすめ。チルトホイールは無いので、それが欲しい人には駄目ですね。本家と同じくボール取り出し穴が小さすぎて指では取り出せないのも欠点。


エレコム bitra 人差し指操作型 ※廃版

主な仕様

  • フィンガー操作、5ボタン

  • 右手用

  • Bluetooth、単四電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(750、1500)

購入時中古。
Orbit Mobileは無線とはいえレシーバを挿すUSB Standard-Aポートが必要なので、最近の極薄ノートパソコンとは相性が悪いです。もっと小さいのが欲しいという思いもあって買いました。購入時中古品。
ギリギリ手のひらに収まる程度のサイズ感、筐体に対しては大きめなボールなど見た目はいいのですが、ボタンの感触が想像していたよりも固くてギシギシいうのが辛いです。 出先で騒音をまき散らさないように静音ボタンなのはいいのですが、これは仕様なのか?
わざわざ選んで買うくらいなので、コンセプト"は"結構好きです。


エレコム DEFT Pro

主な仕様

  • フィンガー操作、8ボタン

  • 右手用

  • 有線(USB-microBコネクタ)、レシーバ無線、Bluetooth、単三電池1本

  • 直径44mmボール

  • DPI切替(500、1000、1500)

最初は中古品を買ったのですが、後に新品に置き替えています。
このあたりからいよいよ、集めるために買うという一面が強くなってきました。
有線でつなぐ機会はあまりありませんが、電池切れになったときの代替手段があるのはいいですよね。メーカーの主張どおり、ハイスペック。
手がデカい人向けと言われることがあるようですが、個人的にはそうでもないと思います。人を選ぶ機種なことは否定しません。
エレコム共通の傾向なのですが、この機種もホイールの感触があまり良くありません。しかも無駄にやかましいのもいただけません。


CST L-trac ※事実上廃版

主な仕様

  • フィンガー操作、3(+2)ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • ケーブル直出し有線(USB-A)

  • 直径2 1/4"(57.2mm)ボール

  • DPI切替(400、800、1600)

  • ボタン増設用3.5mmジャック付き

中古(かつ、ベアリング支持改造済、復元可)。
基本設計はおそらく私が生まれるよりもはるか前にできた機種です。ホイールというよりはローラーと呼ぶべきスクロール機構は後付け感が強く、少なくとも私の指では絶妙に届かない位置にあります。スクロールリングに慣れた後で使うとストレスがより溜まります。無いよりはマシ。
しかし、ローラーに支持されたビリヤードサイズの球を転がす感覚には、現在流通しているトラックボールを上回る滑らかさで、現行機に穴を開けてベアリング支持に改造する人がいるのも分かる気がします(私の個体の場合はベアリング支持になっているので、ボール回転の滑らかさがより強いです)。


Logicool M575 ※旧仕様版

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線(Unyfying)、Bluetooth、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI可変(専用ソフトで設定可)

購入時新品。
あまり劣化しなさそうな塗装に引っ掛かりのない操球感、これは万人受けする感触だと思います。値段の問題さえ超えられれば、トラックボールを使ったことがない人に最もおすすめできると思います。
接続方式がレシーバとBluetoothの2種類あるのもいいですね。同社のハイエンド機と違って、ボールが外しやすかったりレシーバをしまう場所があったりするところも、使い勝手をしっかり考えている印象を受けます。
しかし、Logicool製品で一番気に入ってるのは電池持ちがケタ違いに良いことです。
※Logi Boltレシーバおよび静音スイッチ搭載の新仕様版にともない、旧仕様版が淘汰されつつあります。ボタンのカチカチ音が好きな方は頑張って在庫処分品を探し出したり、程度のいい中古品を入手したりしましょう。


Kensington ExpertMouse Wireless

主な仕様

  • フィンガー操作、4ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • レシーバ無線、Bluetooth、単三電池2本

  • 直径55mmボール

  • DPI 400固定

  • スクロールリング

購入時新品。
ボタンの部分は良く出来ていて、押し間違えようがなく、それでいて指がどの角度でも押しやすいようになっており、素晴らしいと思います。Slimbladeとは対極に位置する存在です。
しかし、スクロールリングは回すときに抵抗がありイマイチな感触です。抵抗が無さすぎてひとりでに回るよりはマシですが。


ナカバヤシ Q (親指操作) ※写真の色のものは廃版

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単四電池2本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(600、可変)

購入時新品。
他の静音系トラックボールはどこかしらの静音化が不徹底なことが多いのですが、これは全てが静かです。
筐体は小さいですが、持ち方は標準的なトラックボールと同じにすると良く、手の平が筐体と密着する他のトラックボールと比べ、手汗でべたべたしにくくなる長所があります。その部分が浮いていて平気かどうかは個人差があると思いますが、マウスでつまみ持ちをする人とは相性が良いと思います。他の持ち方だから駄目ということはないでしょう。


エレコム bitra (親指操作) ※廃版

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • Bluetooth、単四電池1本

  • 直径25mmボール

  • DPI切替(750、1500)

購入時中古。
トラックボールの中でも屈指の小ささを誇るbitraシリーズでボールが小さい方。ボタンが静かですがホイールはいつも通りやかましい。フィンガー型と違ってボタンの押しやすさはそんなに悪くありませんが、他のトラックボールと同じように持つと指先が飛び出します。指を曲げれば収まりますが、個人的には持ち心地は微妙。


エレコム HUGE (無線版)

主な仕様

  • フィンガー操作、8ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単三電池2本

  • 直径52mmボール

  • DPI切替(500、1000、1500)

  • スクロールホイール(チルト付)

ボールはデカい。購入時新品。
トラックボールの中でも屈指の大きさで、名前どおり。お気に入りの1つで、買ってから数か月はメイン機でした。サイズ感の割にお安いのも魅力。
手がほぼ完全に平置きになるのは好みが分かれるポイントかもしれません。クッションは、使うときに手と筐体が擦れる感じを少なからず和らげてくれます。しかし経年劣化するので、いずれ貼り替えか買い替えを迫られます。
技適が再申請されていることから無線の仕様が変更されているらしく、2つ目を購入しました。まだしっかりと使っていないので、接続不安定が改善されているかは不明です。技適番号の違い、底面の技適表示箇所の差異で見分けることができます。


エレコム EX-G (左手用) 

主な仕様

  • 親指操作、6ボタン

  • 左手用

  • レシーバ無線、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(500、1500)

  • スクロールホイール(チルト付)

左利きの救世主、購入時新品。
おそらく唯一無二の左手専用のトラックボールです。私の体感では左手で字を書いたり箸を持ったりする人でもマウスは右手で使っていることが多いようなので需要がどの程度あるのか謎ですが、選択肢を増やすことそのものがこれの存在価値だと思っています。左手でOrbitを使うことが多い私ですが、左手親指操作にはなじめていません。


ゲオ VM06T ※廃版

この筐体も、仕様の差異がある中華ブランド品がちらほら

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(1000、1600、2400)

まさかの縦マウス型、購入時新品。
発売当初は、カーソルの向きが右に90°傾いているという「仕様」がありましたが、後期のものでは修正されたそうです。
それでもボールの位置が遠く、使っていると親指が引っ張られるような感覚があり、おすすめできません。静音ボタンでマルチペアリングなど、高機能なだけに残念感も強調されてしまっている機種です。
ほぼ同一の筐体で、ボールの位置がマシになっている機種が流通していることがあるので、ちゃんと使いたい人はそういう機種を選ぶといいです。


サンワサプライ nino

一時期製造が死んでいましたが復活した模様

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • Bluetooth(接続先3つ)、単四電池1本

  • 直径32mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600)

モバイルトラックボールの真打(過去形)、購入時新品。
小さく抑えられた筐体、小型化されながらも操作感を損なわない程度のボール、使う場所を問わない静音ボタンと、携帯用に求められる要素をほぼ兼ね備えていると言っていいトラックボールです。
左右ボタンのストロークが浅いところや進む、戻るボタンの配置などは賛否がありそうですが、小型でありながらメイン使用をギリギリ耐えうる絶妙なラインにいると感じています。


Kensington Orbit with ScrollRing

主な仕様

  • フィンガー操作、2ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • ケーブル直出し有線(USB-A)

  • 直径40mmボール

  • DPI 不明(400くらいな気がする)

  • スクロールリング

2ボタンなこと以外に言う事は無い、購入時新品。
ほぼ完成されたトラックボールだと思います。Expert Mouseより滑らかなスクロールリングに、軽すぎず重すぎないボール、左右対称型に欲しい要素が全て一通りそろっていて扱いやすいです。
でも2ボタンなので、他人にはちょっと薦めづらいです。私はホイールボタンを使う人なので、使っていてもう1〜3ボタン欲しいと感じます。


サンササプライ Gravi

主な仕様

  • フィンガー操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、単四電池2本

  • 直径44mmボール

  • DPI切替(1000、1600、2400)

購入時新品。
専用ソフトが用意されているのでまだいいのですが、個人的には右クリックはボール右側に置いてほしかった…
比較対象はHUGEになると思いますが、あちらと比べると手を置いたときに手が斜めに傾きますので、手を真っすぐにして置きたい人にはこちらは向いていないと思われます。
また、特定の複数ボタン同時押しで低速モードに移行という機能があるので、カスタマイズをごりごり行う人にも微妙なのだと聞きます。


EwinE WL159S

どう見てもM575

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(200、800)

M575のパ〇リ。購入時新品。
本家と違って静音ボタンでしたが本家が静音ボタンになったので同じく静音ボタンで、マルチペアリングにも対応しています。M575の仕様がこっちに寄ってきたので劣化版の感が否めないのですが、ホイールが金属質な機種はあまりないので嬉しい。
本家の半額程度で入手できるのがいいですね。この手のブランドではサイレント仕様変更が頻繁にされるらしく、ショップ上の説明もいつの間にか書き変わっていることも多いようなので、ご購入の際にはその時点での説明をよく見ましょう。


Logicool M570 ※廃版

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線(Unyfying)、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI 540固定

過去の王者、湿気に弱い。もちろん中古。
M575の先代モデルです。少なくとも私の個体ではボタン音はM575よりも小さいです。サイドボタンの出っ張り具合などいくつかの差異はありますが、基本は同じものです。現役機と比べるとボール支持のガタつきが多い気がします。
2020年前後の機種を触ってからだと、進化の途中経過という印象が強いです。別に悪いものとは思いませんが。


Kensington Slimblade Pro

主な仕様

  • フィンガー操作、4ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • 有線(USB-Cコネクタ、充電兼用)、レシーバ無線、Bluetooth、内臓バッテリー

  • 直径55mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600)

  • ボールスクロール

あのSlimbladeが10年以上の時を経て無線化した!購入時新品。
DPI切替もできるようになっているので無線化だけではないのですが、基本的にそこだけです。あとは、全体的に色が黒寄りになり、渋い方向性のかっこよさが増しましたね。
メイン機として便利に使っていますが、やはりスクロールボールは最高です。DPI切替機能、無線版Expert Mouseにもほしいなぁ…


Kensington Orbit Wireless with ScrollRing

主な仕様

  • フィンガー操作、2ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • レシーバ無線、Bluetooth、単三電池2本

  • 直径40mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600)

  • スクロールリング

無線化してDPI切替ができるOrbit With ScrollRing。購入時中古。
有線の方で書くべきだと思っていることはだいたい書いているので、内容に悩みます。Slimbladeと違って有線接続には非対応ですが、それを欲しいとは感じませんね。
無線なので左右手を持ち替えて使いやすいのがいいです。


Kensington Pro Fit Ergo Vertical Wireless ※日本では廃版

主な仕様

  • 親指操作、7ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、単三電池2本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(400、800、1200?)

  • 縦型

手をすごく傾ける縦型トラックボールの始祖。購入時中古。
Kensington製のくせにボタンがいっぱいあります。手前側のサイドボタン2つは専用ソフトなどで割り当てをしないと使えないので、環境によっては完全に宝の持ち腐れですね。
理由は不明ですが、少なくとも私の個体ではレシーバでの接続だと調子が悪くなることが多く、Bluetoothで事足りるときだけ使っています。


サンワサプライ Luna

主な仕様

  • 親指操作、3ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単四電池2本

  • 直径40mmボール

  • DPI切替(400、800、1200?)

親指型としては大型なボール、購入時新品。
Graviと同様、過去のリバイバル品なので、筐体サイズの割に3ボタンであるなど、昔っぽい仕様が残っています。
Graviでもそうなのですが、静音ボタンなのにホイールが少しやかましいです。いまどきなトラックボールと肩を並べられる良好な操作感なのに惜しい。


エレコム Relacon ※廃版

主な仕様

  • 親指操作、10ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • Bluetooth、単四電池2本

  • 直径25mmボール

  • DPI切替(500、1000、1500)

どう見てもWiiのヌンチャク

購入時新品。
大玉に慣れているとどうも物足りなさを感じるんですよね。設計上仕方がないのですが、上下逆さにして使うとボールが浮くのもむかつきます。
コンセプトは好きなのですが…メディアボタン搭載など機能性に振っている感じなので仕方ないですかね。Windows版とMac版のボタン割り当てソフトがあるので、プレゼンターとしても使えるのではないでしょうか。


Perixx PERIMICE-717

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単四電池2本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600)

  • スクロールホイール

ドイツ製は一味違うぜ、とは感じません。購入時新品。
トラックボールに凝りだした人にとって、一度はお世話になっている交換用ボールを出している、あのメーカーのトラックボールです。
質感はマット、さらさらで、指の跡がつきそうなこと意外は満足度が高いです。機能性は必要十分といった程度で、特別いいとも思いませんが、これを買って「失敗」と感じるのは相性が悪いときくらいだと思います。


Perixx PERIMICE-720

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単四電池2本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600)

  • スクロールホイール

機能性にがん振りした結果なのか、質感が過去最低。購入時新品。
717の完成度はいったい何だったんだと思ってしまう一品でした。ボタン押下時の反響音や感触、色々と安っぽく所有感が満たされません。
その代わりと言ってはなんですが、レシーバ接続とBluetooth接続に対応しています。ここまでは中華トラックボールにもあって当然の機能になっていますが、これには専用の傾斜台が2つも付いています。それらを加味すると微妙な質感は妥当、なのか?


ナカバヤシ Q (人指し指操作)

発売当初は高価で薦めづらかったが、最近は価格が落ち着いてきた

主な仕様

  • フィンガー操作、5ボタン

  • 右手用

  • Bluetooth、単四電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(600、可変低速、可変高速)

  • スクロールホイール

完全にbitraのライバルでメーカーもモロに意識していたと思うのですが、今となってはライバル不在です。購入時中古。
左クリックは押しやすく、BluetoothはマルチペアリングでDPI切替は3段階と、bitraの上位機種感すらあります。
ボタンが音のするタイプだったり、ホイールが変なところについていたりと好みが分かれそうなポイントもありますが、個人的には「左クリックの押しやすさ」の一点でこちらの方が好みです。


Delux MT1 ※廃版?

ゴールデンボール

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600、2400)

  • スクロールホイール(チルト付)

  • 内臓メモリ式カスタマイズ機能

このトラックボール、ぬるぬるすぎるだろ…(ほめ言葉)と、親指型では初めて感じたトラックボールです(他はベアリング支持機とSlimbladeくらい)。購入時新品。
支持球の表出面積(全体の体積も?)が非常に小さく、操球感の滑らかさに一役買っている、かもしれません。
オンボードメモリ機能があり、専用ソフトでのボタン割り当てやDPI設定をトラックボール内に保存して、他のパソコンでもソフトなしで使い回せる、トラックボール界ではありそうでなかった機能を搭載しているハイテク機でもあります。私はこの機能を全く使っていません。


Kensington Turbo Mouse USB/ADB ※廃版

主な仕様

  • フィンガー操作、4ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • 有線(ADB?、USB-Aアダプタ付)

  • 直径2 1/4"(57.2mm)ボール

これが古の伝説。もちろん中古。
現在(の市販品)では滅亡はエレコムが復活させた、ベアリング支持式のトラックボールの1つです。私が持っている中ではL-Tracに負けず劣らずという印象ですが、こちらは改造なしの上での感触なので、オリジナルとしてはこちらの方が物はいいと思います。ボールの重さが55mm球ズと同程度なので、ある程度機敏に動かしても疲れにくい印象です。


エレコム HUGE (有線版)

前の持ち主はそれなりに使い込んでいたようだ

主な仕様

  • フィンガー操作、8ボタン

  • 右手用

  • 有線(USB-A)

  • 直径52mmボール

  • DPI切替(500、1000、1500)

  • スクロールホイール(チルト付)

同じ仕様なので言うべきことがあまりありません。
写真から経年劣化がよく分かりますが、ぼろぼろになったパッドはそのうち貼り替えたいですね。


Wacom SmartScroll SS-200 ※廃版

主な仕様

  • フィンガー操作、9ボタン

  • 左手用

  • 有線(USB-A)

  • 直径34mmボール

  • スクロールホイール

  • ゴム巻きシャフト式

店頭で見つけてなかったら、間違いなく入手していなかった1台。コンセプト的に正しいとはいえ非常に珍しい左手用トラックボール。
滑らかな支持球式の回転に慣れると、ごりごりした触感で反応が鈍いこの方式は”調子が良ければ”使えます。ボタンもそんなに押しやすくないので、マクロパッドとしても正直微妙。
Windows11の標準ドライバだと上下ボタンが同一のものと認識され、事実上4ボタンになっています。


ProtoArc EM04

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(200、400、800、1200、1600)

  • スクロールホイール

内臓バッテリー版M575といっていい1台。
メイン2ボタンは静音仕様で、オレンジの鮮やかなホイールが特徴的です。電池穴の代わりにレシーバを入れるためだけの穴と蓋の両方を見るのはかなり新鮮…
DPI切替の段階が豊富で、かつそんなに敏感でない数字が多いのが魅力です。


Logicool CT-74UPi (Cordless Trackman FX) ※廃版

右側が本体。左側はレシーバで巨大だが、本体のすぐ傍に置かないと信号が上手く伝わらない

主な仕様

  • フィンガー操作、4ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単三電池1本

  • 直径52.3mmボール

世にも珍しい、ボールを摘まんで操作することが想定されているトラックボールの1つです。有線版にあたるMarble FXという製品も同社から出ていました。感触は手にとって一回り大きいGraviといった風で、使えなくはないですが私の好みではありません。
肝心のボール摘まみ操作は悪くないとは思いますが、普段使いとの併用を考えると、ボール露出度が大きいSlimbladeでいいのではないかと感じてしまいます。精密操作重視なら専用機として置いておくのはありかもしれません。


Kensington Pro Fit Ergo TB450 TrackBall

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(400、800、1200、1600)

Kensingtonが出した新しい親指トラックボールで、高価版のTB550という機種もあります。
使用者の個性に寛容な印象です。現在の主流となっているように思われる、手の側面小指側を机の天板に置くようなスタイル、手のひらを筐体に覆いかぶせるようにして重みを預けるスタイル、どちらでも持つことができます。前者は手の大きい人向けという印象ですが、私は後者のスタイルの方が好みなので不満はありません。そんな人がいるのかは不明ですが、M575にしっくりこなくてもこっちは大丈夫という場合もありそうです。


サンワサプライ 400-MATB155 ※廃版

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(800、1200、1600、2000、2400)減速モード付

  • スクロールホイール(チルト付)

購入時中古。
少し大きい気がしますが、手が小さくて操作しづらいとはならないでしょう。手を傾けずに置くスタイルで、どうやら私の好みに合っているようです。どこか湿っぽい質感はあまり見かけませんが悪くありません。
機能面もかなり好きで、DPI切替かデバイス切替スイッチが裏面に隠されている機種が多い中、これは全ての機能が表面から操作できます。この点も非常にいい、と思っていました。
というのも、中古個体を2個同時に買ったのですが、両個体ともDPI切替機能が使えなくなり(1つは手元に届いた瞬間には機能していた)、減速モードへ強制的に固定されてしまいました。きっと耐久性に難があるんでしょう。聞いていた評判は良かっただけにとても残念です。


Kensington Orbit Fusion Wireless TrackBall

主な仕様

  • フィンガー操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単三電池1本

  • 直径40mmボール

  • DPI切替(400、400-800、800-1500)

  • スクロールリング

購入時新品。
接続方式がレシーバ1本だったり、ボタン数が少なかったりと機能面は貧弱ですが、使い心地は好みです。必要独立した中ボタン、中ボタンを多用する人には嬉しい仕様です。
普通に使う分にはいいのですが、明確な欠点が少なくとも2つあります。
ボール取り外し用の穴が絶妙に細長く、固定も硬いため指では外せません。スマホ用タッチペンで押し込んでいますが毎回イライラします。
また、2~3段階目の可変DPIの挙動が極端です。回転量に応じたカーソル操作に慣れていることもありますが、高速で操作するとカーソルがすっ飛んでいきます。


Logicool Cordles Trackman (TM-400) ※廃版

主な仕様 

  • フィンガー操作、8ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単三電池1本

  • 直径44mmボール

  • スクロールホイール+スクロールボタン

購入時中古。
古くさい特大レシーバがどうでもよくなるくらいに、カーソル軸が傾いています。率直に言って、外部のツールで補正しないとまともに使えません。ボタンの小ささは意外と気になりません。ホイールの場所はむしろ好みかも。唯一無二の特徴が多いので、他機種への移行には苦労しそう。

元のカーソル軸のイメージ


Kensington TurboBall ※廃版

主な仕様

  • フィンガー操作、5ボタン

  • 左右対称、両手対応

  • 有線(USB-A)

  • 直径51mmボール

  • スクロールホイール

  • ゴム巻きシャフト式エンコーダ

購入時中古。
思っていたほど手首が浮かなかった、というのが第一印象です。DEFT PROが左右対称になったらコレと同じ構えになるでしょう。ホイールの場所に悩んでいる印象を受けますが、いちいち手首を動かすことになり使いづらいです。


Kensington TurboRing ※廃版

主な仕様

  • フィンガー操作、3ボタン

  • 右手用

  • 有線(USB-A)

  • 直径51mmボール

  • スクロールホイール

  • ゴム巻きシャフト式エンコーダ

購入時中古。
機能面は貧弱ですが使い心地は好きです。中ボタンが独立しており多用する人には嬉しい仕様。
しかし設計の古さは否めません。Orbit Fusionを気に入っているがカーソル挙動の乱れに我慢できない人は手を出しても良いかもしれませんが、たいていは副作用の方が大きくなるでしょう。


ELECOM Deft

主な仕様

  • フィンガー操作、8ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • スクロールホイール

  • DPI切替(750、1500)

購入時中古。
安いのにここまで手を出していなかったのは、右クリックの形状が受け付ける気がしなかったから。でも、いざ使ってみると普通に使える…中指で押す方が誤爆しないと思います。つまり普段のボール操作は人差し指1本でもOK。操作時の軽さも魅力ですね。


ProtoArc EM03 ※日本未上陸

主な仕様

  • フィンガー操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径44mmボール

  • DPI切替(200、400、800、1200、1600)

購入時新品。
ボタン音は静かでいいですね。ボタン割り当てが他の右手用フィンガートラックボールと同様で、他機種からの乗り換えがGraviより楽です。
手汗ですぐに汚らしくなるような表面加工はマジでやめてほしい。1日で汚くなるとへこみます。写真でも右クリックボタンが汚れているのが分かります。
DPI切り替えボタンも裏面でいいから独立させて置いてほしかった。ホイールボタン+右クリック同時押し5秒間という初見殺し操作は本当にやめてほしい。
と不満ばかり書いているのですが、完成度はそれなりに高いと思います。


Zelotes F-33

MX ErgoやEM01みたいに角度調節ができる

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth(接続先2つ)、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径34mmボール、スクロールホイール

  • DPI切替(800、1200、1600、2400、4800)

  • 角度切り替え機能

  • 内臓メモリ式カスタマイズ機能

購入時新品。
スペックもりもりのハイエンド感あふれる機種です。これが4,000円前後で買えるって本当にすごい。技適マークもあり文句のつけようがありません。
ソフトウェアで設定したカスタマイズは、同ソフトを入れていない他のパソコンにも引き継ぐことができ、使用感は本当に素晴らしいです。
そのソフトウェアは入手元がだいぶ怪しく自己責任になってしまいます。ボール取り出し用の穴が、指の入らないほど小さいのが欠点。


サンワサプライ Nova

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線(2つ、USB-C、USB-A)、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径34mmボール、スクロールホイール

  • DPI切替(600、800、1200、1600)

購入時新品。
専用レシーバが2つ。これが存在意義の7割だと思っています。なくしたときの予備、パソコン2台で使い倒すなど色々あるでしょうが、USB-Cプラグのレシーバは、微妙に細長いものが多くて端子の根元から折りそうで怖くて、外出時にはあまり使いたくないんですよね…なんとかならないものか。
全てのボタンが静かなのもいいですね。
難点は、価格が安い直販版の入手先の少なさ。


エレコム EX-G PRO

主な仕様

  • 親指操作、8ボタン

  • 右手用

  • 有線(USB-microBコネクタ)、レシーバ無線、Bluetooth、単三電池1本

  • 直径34mmボール

  • チルト付きスクロールホイール

  • DPI切替(500、1000、1500)

購入時中古。
接続方式が有線・無線のどちらも選べる親指型です。1個体でできるものはこれだけらしく、そう聞くとずいぶん個性的な感じがします。カスタマイズできるボタンが8つあるという点も。私はさまざまな機種を取っ替え引っ替え使っているため、残念ながら多ボタンを活用しようとはあまり思えないのですが。
手の大きさによりますが、構えが水平に近くなるため、手の全体を筐体に預けやすいのがこの手の機種のいいところだと思います。
ボールの真上全体が露出しているように見えますが、気のせいです。


エレコム IST (ベアリング、レシーバ無線版)

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、(有線、Bluetoothと選択式)、単三電池1本

  • 直径36mmボール

  • スクロールホイール

  • DPI 500

  • ベアリング支持、人口ルビー支持交換可能

購入時新品。
発売を心待ちにしていたトラックボールの1つ。最大の特徴はやはりベアリング支持。支持球支持ではときおり感じるカクつきが小さいのがメリット。特に1ピクセルだけ動かすといった、低速移動には非常におすすめ。
DPIは固定でしかも低めなのは、慣性で転がしていけることを考えるとそう悪くないと思います。しかもDPIはOS下で可変になっているので、高速で動かすと画面内ではすっ飛びます。それでもマルチディスプレイ環境で使っているとDPI切替くらいはほしいとも感じるのですが。
エレコムのトラックボールとして、ホイールに不満を感じなかったのは初めてです。この点は進歩したというか、他社に追い付いただけなのですが。チルトホイールではないため頑丈にしやすいのでしょうか。


エレコム EX-G (右手用) 

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • 有線、(レシーバ無線版は単三電池1本)

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(500、1500)

  • スクロールホイール(チルト付)

購入時中古。仕様は左手用のそれとほぼ同じです。
右クリックのそのまた右にあるボタンをホールドすると、カーソルが低速になってカーソル位置の微調整がしやすくなる仕様のもの(M-XT2から始まる型番)があり、写真のものもそうです。そうでないものと見分けるには底面などの型番を見るしかありません。割り当てで機能を変更できないこと意外はいいと思います。手が傾くのが嫌な人にはこの機種の形状は良いのですが、そうでない人がわざわざこれを選ぶ理由は…


サンワサプライ CLINE

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth接続、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(800、1200、1600)

  • スクロールホイール

購入時新品。
VM06T以来の縦マウス型。またロクでもない使い心地だったりして…というのは杞憂で、普通に使えます。Pro Fit Ergo Verticalなどと比べると握っている感があり、マウスっぽさが色濃いです。ボタンやホイールが静かでいいですね。初期に出荷されたものはマウスソールが付けられていたらしいですが、(この個体を含め)今はそんなことはないはずなので安心してください。安定性はトラックボールの命です。
凶悪と言っていいほどのボールの取り出しづらさはいただけません。細めのスマホ用タッチペンですら無理なんてことはこれまでありませんでした。使っている方は一体どうやってお掃除しているのか…私がたどり着いたのはフリクションペンのラバー部でした。力が入れやすくて、ペンが折れたりペンでボールを傷つけたりする心配もありません。もちろんペンそのものが太いと意味がないので、蛍光ペンかスリムタイプだと細くて良いと思います。
ビルドクオリティもなんか微妙な気がする…というのは、ボタンの根元と筐体間の接合部?の段差が引っ掛かるというか。気になります。


M1


主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth接続(接続先2つ)、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(800、 1200、 1600、2000、 2400)

  • スクロールホイール

様々な販売元から購入できる、メーカーやブランドがどこにも記載されていないノーブランド品です。購入時新品。
質感といいデザインといい、なんだか野暮ったい印象ですが、他のメーカーのものに劣らずちゃんと使えます。理想を言えば、電源ボタンも表面につけてほしいのですが、それでもDPI切替や接続切替が表にあり、さっと切り替えられるのでとても便利。表面の処理が手汗がすぐ染み付くマットなものなのは残念。


ProtoArc EM05NL

主な仕様

  • 親指操作、5ボタン

  • 右手用

  • レシーバ無線、Bluetooth接続(接続先2つ)、内臓バッテリー(USB-Cコネクタ)

  • 直径34mmボール

  • DPI切替(200、400、800、1200、1600)

  • スクロールホイール

購入時新品。
個人的にはPro Fit Ergo Vertical以来のバーチカルトラックボールです。NLとついてない方、特に初期のものは設計に欠陥があり、まともに動かせないそうですが、このバージョンは大丈夫。
手前側のリストレストがなかなかいいです。手を筐体に預けなくていいので、持つ姿勢に無理が出ません。
ボール穴はこの形状にもかかわらずそれなりに大きいので、埃掃除は意外としやすいです。
左右クリックが静音なのはかまわないのですが、やっぱり戻る、進むボタンも静音にしてほしいなと思ってしまいます。
ホイールが金属になると質感が高く見えて、結構好き。





終わりに:更新時点での所感

目次で見たいところだけ見た方も、全てに目を通していただいた方も、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
所持して触った機種が(接続仕様違いを別カウントとして)50種類に達したらしく、トラックボールってそんなに種類があったんだなと感じました。
まだ未履修の機種もいっぱいあるので、それらも予算にめどがついたときに入手していきたいと思います。そのうちに、と思っている間に入手困難になってしまったものも結構あるので、そのあたりはなかなか難しそうですが…
記事の本旨とは無関係ですが、1つの文章にそれなりの文章があると、表記揺れや誤字・脱字の修正に時間がかかりますね。直近の修正で全体的に見直してみた結果かなり大変だったので、書く前になるべくルールを決めたり、追加分だけでも詳細にチェックするようにしたりしておきたいなと思いました。
最初に書いた情報や感想を修正した機種がほとんどなので、2024年9月時点の情報、感性にアップデートしたつもりです。以前からここに載せている機種についても見ていただけるとうれしいです。


追記
2023年8月14日:SS-200とEM04を追加
2023年8月19日:CT-74UPiを追加
2023年9月3日:TB450を追加
2023年10月28日:全機種の画像を追加
2023年11月6日:MATB155とOrbitFusionを追加
2024年2月21日:TurboBallとTurbRingを追加
2024年5月10日:Deft、EM03、F-33、Nova、EX-G PRO、IST、EX-G、CLINEを追加
2024年9月26日:M1、EM05を追加、全体的に情報の更新や内容を変更


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