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【映画】才能の無駄遣いをするな

今日は台風が近づいているということで、
映画の一日としました。
『ブロンクス物語』
デニーロが監督・制作・主演の3役
を務めた作品です。
1960年代のブロンクスが舞台。
この物語は、デニーロの幼少を描いたのではないか?と思う作品です。

ちょっとだけネタバレすると、
真面目に市の職員、
バス運転手として働く父親ロレンツォ(デニーロ)と
正反対にイタリアマフィアを彷彿する
街のボス、ソニー。
ある日ロレンツォの息子カロジェロ9歳は
ソニーが殺人をするの現場の唯一目撃者に。
カロジェロは犯人を警察に問い詰められても、
黙秘を貫きます。
その後ソニーはカルジェロに対し
息子の様に接します。
カルジェロは、
真面目に仕事を続ける実の父親ロレンツォと
真面目に働かず賭博やマフィアとしてのソニーと
2人に人生の哲学を学びます。
時代や社会、ギャング的な人間関係から
成長していくストーリー。

正反対的な哲学をもつ実の父親ロレンツォとソニー。ロレンツォは息子カルジェロに
ソニーは愛されているのではなく
恐れられているのだ、
『愛と恐れは違う』
『才能の無駄遣いをするな』

と常に言い聞かせます。

カロジェロを見ていると、
自分の思っている感情や可能性を
環境や付き合う仲間に流されて、
自分を素直に出せなかったり、
行動をとることに、時に悩んでいるとき
があるのです。
(これが青春ですね)
そんなときに、実の父親ロレンツォ、ソニーが
それぞれの立場、タイミングで
カロジェロを迷いから救ってくれます。
その度にカルジェロは父親ロレンツォが言っていた
『才能を無駄遣いするな』という言葉を
思い出すのです。

私たちは、カルジェロのようにティーンではないので
『才能の無駄遣い』に気付くには
少々遅いのかもしれないけれど、
時に自分に、自分の才能を無駄遣いしていないか?
と問うのもいいかもしれないなぁ
と思った休日でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。
台風が強くなってきました。
関東を直撃しているようです。
どうぞお気をつけて夜をお過ごしくださいね。



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