ベストセラー作家のテクニックを伝授 売れる『読みやすい』文章の書き方
ベストセラー作家のテクニックを伝授 売れる『読みやすい』文章の書き方
『読みやすい』は内容よりも重要
Amazonで『ベストセラー』を獲得した、作家の市口 哲也です。
『ベストセラー』は、カテゴリーで1位になると表示されます。
私の著書は、神社、神道、神話などの複数のカテゴリーで1位を獲得しました。
読者の方に直接お会いしたときに、よくいわれるのが、
「とても読みやすかったです!」
「スラスラと最後まで一気に読めました」
といった感想です。
私は「ありがとうございます」と笑顔で対応しながらも、心の中では『読みやすさよりも、内容の感想が聞きたいのに』と、いつも思っていました。
しかし、そこで気づいたのは、あまり読書をしない人にとっては『読みやすい』ことが、とても重要なのです。
そして、驚くべきことに『読みやすい』ことは、文章の内容よりも、実は重要なのです。
というのも、文章の内容が素晴らしくても「読みにくい文章」は、その内容を理解するのが難しく、読み進めるのが苦痛で、途中で読むのを諦めてしまいます。
したがって、文章を書いて何かを伝えるためには、その内容や構成を充実させる以上に『読みやすい』文章を書くことが必要不可欠なのです。
ブログなどの長めの文章はもちろん、SNSに投稿する短い文章でも、読みやすく、分かりやすい文章を書くことが重要です。
特に、電子書籍を出版する場合には、『読み放題』を意識する必要があります。代表的なものが、アマゾン(Amazon)のkindle Unlimitedです。
『読み放題』は、その名の通り、本を一冊ずつ購入するのではなく、対象の本を定額で何冊でも好きなだけ読めるサービスです。
オンライン書店には「試し読み」機能もありますが、『読み放題』サービスを利用している人は、気になった本は「試し読み」感覚で冒頭部分や、気になる部分に、サッと目を通します。
そして、全文を読むのか、気になる部分だけを読むのか、そこで読むのを止めるのかを判断するのです。
そのとき『読みやすい』文章なら、読み進めてもらえますが、「読みにくい文章」では、すぐに読むのを止めてしまいます。
著者にとって『読み放題』サービスで得られる印税収入は、1ページ読まれるごとに支払われる「ペイ・パー・ビュー」です。
そのため「試し読み」で読むのを止めるのか、そのまま読み進めてもらえるのかで、収入に大きな差ができてしまいます。
また、あなたが提供するサービスの説明文や、アフィリエイトのための記事を書く場合にも、『読みやすい』文章を書くことが必要です。
そのサービスや記事の内容に興味を持っている人だけでなく、興味のない人でも思わず読み進めてしまう文章を書ければ、売り上げにつながるでしょう。
それでは、Amazonで『ベストセラー』を獲得した『読みやすい』文章を書くテクニックを詳しく解説していきますので、続きをご覧ください。
『読みやすい』文章を書くテクニック その1
文章にリズム感とテンポの良さを持たせる
えっ!? 読むだけの文章にリズムやテンポがあるの?
と思われそうですが、『読みやすい』文章とは、心地よいリズムで、テンポ良く、サクサクと読める文章なのです。
リズム感とテンポの良さを作る3つのテクニック
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