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エアドロップとはなにか #Xスレッドアーカイブ

最近Web3について情報を収集していると時々目にするエアドロップ。エアドロップについて意見が食い違い、言い争う場面も見受けられます。

今回はエアドロップとは何なのか、実施する理由や受け取り方、その文脈でよく使われる言葉、実際の例について紹介します。

エアドロップとは、発行元が実施するトークンなどの無料配布イベントのことです。

エアドロップは主にマーケティングの一部として行われ、ICOの一環で利用されたり、発行元が提供するサービスの認知度を高めるためのプロモーションに利用されるなど様々なケースで用いられます。

受け取るためには、発行者が定めるエアドロップの対象者を決める基準をクリアしておく必要があります。

基準としてよく使用されるのは、提供するサービスの利用やブロックチェーンでの活動履歴、関連サービスの利用があります。

また近頃はエアドロップの基準として、発行時にトークンとの交換ができるポイントを配布するポイントプログラムを実施するプロジェクトが増えています。

ポイントプログラムでは、ゲームのクエストのようにポイントが獲得できる行動が一覧になっており、ユーザーはそれに基づいて活動できます。

ここからはいくつかのエアドロップに関連する言葉を紹介します。

初めに紹介するのは「おさわり」です。これは、エアドロップの獲得のためにエアドロップ実施の可能性があるサービスを利用しておくことを指します。

「おさわり」に焦点を当てたXアカウントも少なくありません。

次に紹介するのは、「アロケーション」です。

これはエアドロップにおけるトークンの割り当て量やその割合を指す言葉で、アロケと省略して表記されることもあります。

アロケは個人に対するエアドロップの割り当てだけでなく、トークン全体の割り当ての割合を指す場合もあります。

ここからはエアドロップを実施して最近盛り上がっているサービスを紹介します。

初めはイーサリアムL2のOptimismです。

Optimismは2022年5月、利用者に対してガバナンストークンOPを配布した。エアドロップは複数回行われ、昨年9月には3回目を実施しています。

次に紹介するのはモジュラー型ブロックチェーンCelestiaです。

Celestiaは昨年10月にブロックチェーンの継続的な利用者に向けてネイティブトークンTIAのエアドロップを実施しています。TIAは配布後現在まで大きく価格が上昇しています。

最後は今年2月1日に実施予定のJupiterです。

JupiterはSolana上のDEXで、サービスの利用者に向けガバナンストークンJUPのエアドロップを実施します。

エアドロップは4回にわたって実施される予定で、これまでにテストとしてミームコインがエアドロップされています。

今回は近頃よく目にするエアドロップについて紹介しました。

今後もエアドロップを実施するサービスは少なくなく、それぞれで独自の方法をとることが予想されます。共通するのはブロックチェーンでの活動が求められることなので難易度は低くないですが調べて見ると面白いです。

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