さよならの詩

価値がわからないのなら
とりあげてしまうこと

うしなってから
すきだすきだと見苦しい
たいせつにできなかったのは
あなたのほうじゃない?

大切にできる人にだけ
あげる わたしのこころ

泣くくらいなら
たいせつにすればよかったのに
ほらまた 過去を取り戻そうとして
今を蔑ろにしてる

わたしは もうたくさん泣いたから
今になって あなたのためには 
一粒だって 泣いてあげない

さようなら

もうわたしには
指一本もふれられないひと
機会チャンスは幾度もあげたのに
ばかなひと ほんとうに

どんな高価なものだってあげたのに
際限なく 期限もなく
あなたが大切にしてさえくれれば
わたしのすべてを あげたのに



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?