プラモデルカメラと桜とワタシ

画像1 今から10年以上前、「世界で唯一魂を持つカメラ」と言われるHOLGAを買ったワタシでしたが、初めて撮った写真はひどいものでした。もう少し簡単に撮れるカメラを、ということで次に選んだカメラはプラモデルカメラ。1600円で買った、自分で組み立てるカメラです。写真の下段中央の虹色のシールを貼ったカメラ、クローズアップレンズなどを取付けられるように改造していました。
画像2 HOLGAと同じくやはりチープなプラッチックレンズ(大阪の一部のおっちゃんおばちゃんはプラスチックと言えないのです)を使用しているので、描写はお世辞にもいいとは言えませんが、ごくたまに「ゆるいけどなんかいい感じ」の写真が撮れます。ワタシの主観で、しかもごくたまに、ですが(笑)
画像3 なぜプラモデルカメラを選んだのかと言うと、ずばりお金がなかったからですw。当時はLOMO LC-Aというカメラが人気だったのですが、買えなかったんですね。このチープなカメラに、近所の西友で販売されていた期限切れ間近の24枚撮りフィルム(100円でたたき売りされていた)を買い込んで、ひたすら撮っていました。そうそう、フィルムと現像代を浮かせるためにタバコをやめたらいつの間にか禁煙に成功していました♪
画像4 西友のフィルムはkodak製でしたが、中身はAGFA VISTA(OEM品)でした。非常に発色のよいトイカメラ向きのいいフィルムでした♪ 思えば『有刺鉄線と桜』はこの頃から(笑) そしてHOLGAで再び撮るようになるまでの間、プラモデルカメラは、ワタシにとって一軍主力カメラであり続けました。ホームランか三振か、という欠点はありましたが😅 次回は、『ハリアナポラロイド』のお話を。