新日本プロレス2023東京ドーム大会第0試合ニュージャパンランボーを観ましたわ

 皆さまごきげんよう。今回は新日本プロレスのドーム大会であったニュージャパンランボーの雑感を書いて行こうと思いますわ。

 ニュージャパンランボーとは?分からない方の為にご説明しますと、WWEという団体が昔から毎年やってるロイヤルランブルというバトルロイヤルがございまして、2分毎に誰かしらのテーマ曲が鳴って、曲で入場選手が分かるのですわ。それでひと盛り上がりしますの。要は時間差入場バトルロイヤルですわね。特殊ルールとして、オーバー・ザ・トップロープという、ロープ最上段を超えて場外に出た選手は失格となりますわ。このロイヤルランブルを丸パクりしたのがニュージャパンランボーですわ~!!!

 それってどうですの???

 いえ、年イチのバトルロイヤルを丸パクりするぐらいはもはや構いませんわ。今の新日にオリジナリティを求めている人はいないと思いますし。わたくしが微妙だと思うのは、これが“余った選手で行われる単なる前座試合”になっているところですのよ。

 本戦出場の選手は誰もこのバトルロイヤルに出場いたしませんわ。そりゃそうですわよね、試合があるのですから。そして勝ち残った4人は次の日のKOPW王座決定戦の4WAYマッチ(4人でのバトルロイヤル)に臨むと。試合内容はゆるいバトルロイヤルで、誰とは言いませんが、捕らえられていないのに捕らえられている風にコーナーに押し込められたレスラーがいるシーンがカメラにバッチリ映ってしまいましてよ。うーん……、何と言い訳すれば……、ハッそうですわ、じゅ、呪力!呪力のなせるワザですわ!うん、いきなり呪力と言っても無理ですわね。

 ……しかしバトルロイヤルに次ぐバトルロイヤルというのはどうですの?これも呪力のなせるワザ?4人ならばニュージャパンランボーのゆるい試合内容とは違うものになったのかしら。もう試合映像はあがっていますので、観ればいいのですけれど、なかなか観る機会がありませんの。といいますのも、わたくしバトルロイヤルが好きではありませんのよ。プロレスを知らない方はバトルロイヤルというと血で血を洗う抗争ですとか、入り乱れての壮絶な乱戦を思い浮かべるでしょうが、プロレスにおけるバトルロイヤルはゆるい雰囲気になりがちですわ。それは乱戦ではなく見せ場を順番に出すだけになりがちだからですのよ。だから今の新日の派手な試合スタイルとは相性が悪いのですわ。人が多いとロープワークもしにくいですから、そういう場合はチマチマした動きになりますの。そんな中で登場選手と退場選手の出入り展開がありリング内にゆとりが出来ると、「あー、あの選手のお決まりのあの動きが来るのかしらね」的に試合展開が読めてしまう部分がありますのよ。これでは試合に没入する集中力を保てませんわ。名物にするにしても、今の新日のファイトスタイルですと、ドーム以外の興行でメイン選手をふんだんに使ってやるぐらいのものが求められますわ。そうすれば「お約束のあの流れが来ますわね~!!!」みたいな興奮しぐさにならないかしら。無理なら呪力で何とかして下さいまし。

 ちなみに次の日のKOPW王者決定戦の勝者はKOPWベルト化の提唱者の鷹木信悟だそうですわ。鷹木はドラゴンゲートという団体出身の真っ向勝負が信条のパワーファイターで、佐々木健介と田中将斗を悪魔合体させたどぶろくみたいなものですわ。いい選手ではあると思いますけども、健介を塩介呼ばわりする方に限って鷹木を絶賛していたりしますので、その理不尽さがしっくり来ないですわ。あと石井智宏も絶賛されがちですわね。健介のジェネリックですのに。……健介のお話になりそうなのでちょっとおしまいにしますわね。とりあえず、ベルト新設はもういりませんわ。不必要な増税新税を重ねる岸田総理しぐさにも似ているので、わたくしは今の新日のベルト乱造方針には賛同しかねますわ。新日も岸田さんも何に操られてあぁなっていますの?答えは呪力ですわ。

 押忍ですわ~!!!


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