永井靖樹
シャングリラ、そこは貧困も争いもない理想郷。ジェームス. ヒルトンの映画化された小説「失われた地平線」に出てくる架空の村。だが、中国の地図を眺めているとそのシャングリラがあった。漢字で「香格里拉」よし、行ってみよう。
あなたは、こんな主張をする福山市の学校にこどもを通わせたいですか? 私が勤務する学校の同窓会が同窓会誌を作成することとなり、我々教職員の氏名・住所・電話番号も記載されることとなった。しかし、学校は個人情報保護法で禁じられているやり方で同窓会に教職員名簿を渡した。 そのやり方ではだめですよ。と校長に伝えたが校長は聞き入れず、仕方なく市教委に訴えた。すると、市教委は校長を指導したが、校長はそれを受け入れず、教職員の前で「私は教諭A,Bから詰め寄られ怖い思いをした。市教委からは不当な処分を受けたので、警察・弁護士にも相談し、刑事・民事両面から訴訟を起こすことを考えています。教諭A,Bから謝罪を求められていますが、私は絶対に謝りません。」と宣言した。そして・・・
自転車にテントを積んで、ハイヅカ湖→吾妻山→出雲→波根→三瓶→飯南町→ハイヅカ湖と5泊のチャリキャンの記録です
ロフォーテン諸島「そこへの旅は絵はがきの中に入っていくようだ」と形容されます。ネットで見たこの一文でこの夏の行き先は決まった。
松山から熊本までのチャリキャンの記録です
8月6日 麗江を1日観光 8月7日 麗江から飛行機で昆明に 8月8日 昆明から北京経由で帰国
7:00起床。家族みんなと朝食を取り、準備をしていると、雨は止んだ。昨日500mくらい上ったはずだから、今日はあと800m上ればいいはず。距離はあと75km。峠まであとどれくらいだろう。もしかしたら、1,300mというのは間違いで、すぐそこが峠ということはないだろうか。ちょっと期待して、父親に峠はまだまだ先かジェスチャーで聞いてみた。期待に反して、峠はまだまだ先のようだ。やっぱりそうかと甘い気持ちを捨て、9:00出発。その時、父親はもう仕事に行ってたので、母親にお世話になり
午前中、直子さんのカフェでまったり過ごし、昼食後出発しようとすると雨が降り出した。雨の中を出発するのはつらいので、やむのを待って、予定より1時間半遅れの14時出発。15時前に舟の渡し口の入り口に到着。これなら自転車を担がなくても、乗ったまま降りられるじゃん。と石のゴロゴロした悪路を自転車に乗ったまま降りていく。すると、渡し口手前500mの辺りでパンク。やっぱ乗ったまま降りるのは無理でした。向こう岸を見ると、舟を下りてから一般道までの高低差は100m。しかも自転車を担がなくて
昨夜からの雨も上がり、水を1.5リットル買って8時にスタート。今日はトータルで1,000m以上下る日なのだが、300mくらい上がる坂が2つ、もしかしたら3つはあるだろう。 昨夜の女性が話していた美しい村を左手に見ながら坂を下っていく。スタートしてすぐに籠を背負った子どもたちに出会った。まさか、昼食抜きで夕方まで山菜をとっているんじゃないよね? 2,3km下ったら、やはりまた上り坂。3%程度のだるい上りがだらだらと20km弱も続いた。400mは上っただろう。峠に着いたの
12月16日 教諭Bと福山市教育委員会の面談(教諭B、教育総務課課長他2名) 教諭Bが課長に、「同窓会名簿の件は問題だと思わないんですか?」とたずねると、課長は「嫌だという人については取り除いているので、同意の取り方としては1つの方法だと思います。」と答えた。 12月20日 教諭Bと福山市教育委員会&本校管理職の面談(教諭B、教育総務課課長、校長、教頭) 教諭Bは校長に同窓会名簿のことを尋ねた。 これに対して校長は、「問題ないと思っている。同窓会は学校の重要なステー
今日も雨。2日続けて雨の中を走るとは・・・。神様を恨みつつ、カッパを着て8:00出発。今日の予定は白水台まで55km。標高はここよりも400mくらい低いだろうから、今日は上っても、100m程度が3つだろう。と思っていたのが大きな間違いだった。最初100mくらい下ったら、すぐに上り。2時間で500mくらい上っただろうか。10時に峠に到着。ということは、ここが3,900mの峠か。やられたぜ。大きい峠が2つもあったとは。でも、峠は気持ちいい。峠に着いたときの爽快感はサイクリストに
朝、荷物を自転車にくくりつけ、女子大生と最後の会話。「香格里拉に戻ってきますか?」「いや、戻ってきません。麗江まで走ったら、そこから昆明まで飛んで、昆明から北京経由で日本に帰ります」「残念です」やっぱり、前輪もゆがんでいることだし、麗江まで走らない方がいいかな?ここ香格里拉を起点に日帰りサイクリングにしようかな?・・・いやぁ、それはいけんじゃろう・・・彼女と連絡先を交換して、宿をあとにした。 今日の走行距離はゆとりをもって50㎞。でも、3900mの峠がある。ここから+70
朝食後、バスターミナルに自転車を取りに行き、組み立ててみて愕然とした。前輪がゆがんでいる!!スポーク4本が内側にへこんでいる。機内でどこかにぶつけられたか、スーツケースをぶつけられたのだろう。自転車を機内に預けると、特に中国の空港の場合には、こういうリスクがかなりの確率で付いてくる。このままじゃあ、とても走れない。自転車屋を2軒回ったが、どちらも「直せない」とつれない返事。仕方ない、自分で応急処置をしてみるか。日本を出る前に振れ取りをしてもらっているので、スポークはピッチリ
7月7日(火) 職員朝礼で「同窓会名簿を作るので、それに教職員の氏名や住所及び電話番号を載せます。それに不都合がある人は今日の10時までに教頭に申し出てください。」と書かれたプリントが配付され、口頭でもそう伝えられた。 当時私は担任をしており、クラスの生徒に朝のショートホームルームで伝えなければならないことを教室掲示用の用紙に書き込む作業で忙しく、その言葉を聞き逃していた。またプリントは最初の数行を目で追っただけで、後で時間があるときに見ればよかろうと思った。(結局その日
8:50発のバスに乗って麗江を出発、香格里拉に13:00到着 香格里拉のバスターミナルに着いた第一印象は「え~~~っ、ここが香格里拉~~~(_)」 ここ香格里拉はもともと「中甸」という名の町だったが、映画化された小説「失われた地平線」に出てくる理想郷の名「シャングリラ」を、こここそがその理想郷である、と言って2001年に町の名を「香格里拉」に変えた。香格里拉と名乗るにはあまりにあつかましいな、というのがぼくの印象である。まあ、それはいいとして、明日はどうしよう。予定ではチ
どうしても朝7時発の飛行機に乗らなければならない理由はないので、ホテルでゆっくりして10時に空港に行った。香格里拉までの飛行機のチケットを買いにカウンターに行くと、「次の飛行機は19:30発で1300元(21,500円)です」え~っ、19:30までは待ちたくないし、値段も高過ぎる。今回のゴールの麗江までの飛行機を尋ねると、11:30発510元(8,500円) 時間も値段も適当なので、急遽、麗江に飛ぶことにした。 飛行機で1時間ほどで麗江に着いた。麗江の古い街並みは世界文
2020(R2)年7月7日(火)8時20分からの職員朝礼で、今年度発行される同窓会名簿に氏名・住所・電話番号を載せたくない人は10時までに教頭に申し出るようにと書かれたプリントが配付され、口頭でもそう伝えられた。あまりに性急な伝達であり、私を含め複数の教員(特に担任をしている教員)が10時までに申し出ることができなかった。 個人情報をこういったやり方で外部に提供することは違法であり、またなぜ、もっと早くからそのことを連絡してくれなかったのか不思議に思い、同窓会からいつ名簿
飛行機は予定通り昆明に23時に着いた。明日朝7時の飛行機で香格里拉に飛ぶつもりなので、このまま空港で夜を明かそうかとも思っていたが、30歳くらいの日本人男性から「部屋をシェアしませんか?」と声を掛けられた。シェアなら4000円の部屋でも2人で割って2000円。「いいですよ」と返事をした。彼は何度も中国にきており、中国語が話せる。うらやましい。2人で泊った部屋は200元(3300円)、2人で割って1人1650円でした。
8時半、雨の中ポンチョを羽織って三次を目指す。まずは赤名峠まで6㎞弱で100mちょっとの上りに1時間弱、それから三次までは25㎞で400mの下りだから合わせて2時間かな。それから車までは16㎞の170mアップで2時間弱とみて、昼食30分を入れて13時到着か。余裕だね。雨だけど、今日はテントを張るわけじゃないので気持ちは軽いし呼吸も楽。乾燥した空気を吸うと喉が痛かったけど、雨の中の呼吸は喉に優しい。 予定通り45分で赤名峠に到着、これからはしばらく下りが続く。赤名峠からの下
夜は風も波の音もせず、静かな夜だったけど、朝になると風が強くなった。テントは濡れてないので、パッキングはすぐに終わって、まずは最初にあったコンビニで朝ごはん。コンビニにはウォシュレット付きのトイレがあるので、朝ごはんには最適な場所だ。トイレを済ませたら、昼食用におにぎりとポテトサラダと氷結ペットボトルを買って三瓶を目指す。25㎞で500mアップ 3時間か 天気はいいけど風が強い しかも逆風 やっぱり3時間かかった 鶴の湯と亀の湯が昔ながらの共同浴場で、亀の湯の方に入った
5月4日 テントが露で濡れたので、乾かしてから出発する。まずは出雲大社に寄って行こう。出雲大社は人がうようよで車も大渋滞。道の駅の駐車場も満車で車は入れない。本殿を見て、お土産物屋と道の駅を少し覗いてみた。車なら買って帰ろうかと思うものが結構ある。観光地として成功してるなって思う。自転車に乗れなくなったら、また車で来たい。 出雲大社からくにびき海岸道路を走って波根を目指す。喉が痛い。やっぱ風邪か。海岸線って平坦ではなく結構アップダウンがあるんよね。上りを6㎞/hで上ると、