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高架化された浦上駅の周辺には

追悼平和祈念館を後にして、また長崎の街を歩く。
長崎の過去の歴史にふれつつ、未来にも目を向けて、
街を形づくる建物をめぐる。時代が移り変わって
ゆくのと共に、建物が作られて街は姿を変えていく。


てくてくと歩いてやってきたのは
長崎駅の隣の浦上駅。2020年に高架化されて
新しい駅舎となっている。壁面には葉っぱのデザインの
アルミ鋳物外装パネルといえば

追手門大学の桜のデザインを思い出す

駅舎の外観を楽しみながら駅を通り抜け
赤十字の病院の隣に建つレンガタイルの建物へ
丸み帯びた柔らかなシルエットの長崎新聞本社ビル
アーチ状の特徴的な開口部や街灯のデザインなど
建物をいろんな角度で楽しみながら
開口部の並びを引いて眺めたり
また寄って開口部とタイルの納まりを
まだまだ寄ってレンガタイルの質感を
こちらのアングルからはシャープなシルエット
この特徴的な外観の建物は黒川紀章により設計された
建物の各部に目を止めつつ内部へ
レンガタイルの外壁は内部へと連続し
くり抜かれた壁に納まるソファ
奥には喫茶 ザ・プレス。残念ながら定休日のよう
サッシのスクエアな割付にもこだわりを感じる

黒川紀章が残した建物や空間を楽しもう

向かいには八角形のシルエットを持つ長崎ブリックホール
迫力のある見上げのアングル

旅先の多角形の建物も楽しんで

道沿いには原爆の被害を示すプレートが
外壁には長崎ヴェルカのB1昇格の懸垂幕

長崎ヴェルカのホームは2024年の秋に完成予定だ

ハピネスアリーナを含むホテル、ショッピングモール、
オフィス、スタジアムを持つ長崎スタジアムシティ。

浦上駅の先では長崎スタジアムシティの建設が進む


長崎の過去と未来。過去の歴史に胸に刻んで、新しい
未来に思いを馳せる。長崎は美しく、魅力のある街だ。
目に映るものが愛おしく感じられる。過ぎ去りし過去
の先の長崎の新しい姿。これからの長崎も楽しみだ。




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