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アートでつながる時間と場所と空間と

旅先で出会うアート。それは時間と場所と空間を超え、
記憶に語りかける。いつか見た風景が思い出され、当時
の出来事を思い起こす。一人の作家によって作られる
一連のアートとの出会いに、思い出がつながっていく。


北九州市立美術館で出会った青木野枝さんの作品
鉄の強度が軽やかな表現へとつながっている

それは、北九州の楽しい旅のこと

作家が作り出す作品を見て、いつかの旅を思い出す。
アートは旅の風景となり、思い出の風景の一つとなる。
青木野枝さんの作り出すアートにふれ、またその情景
を思い返し、その時間と場所と空間に思いをはせる。


空の粒子。2010年の長男との豊島へのふたり旅を思い出す
粒子が軽やかに空に向かって円をつくる
空の粒子は2018年の大地の芸術祭の旅でも出会った
その作品は、いろりとほたるの宿せとぐちの蔵にある

越後妻有のアートと自然にふれる楽しい旅

昨年、通りすがりに出会った作品の名は空の水 XV-Ⅰ
偶然出会う作品に、ふと過去の風景を思い返す

大阪の門真から藤田美術館までの楽しい道のり


広島現代美術館のコレクションには2016年に
ポーラ美術館の雲谷/仙石原は2014年の旅でのこと

そして今年4月開業の東急歌舞伎町タワーのアート
プロジェクトにも、青木野枝さんは参加されている

その場所でアートは風景と一体となる


全国のいろんな所にあるアート。フラナガンのうさぎ、
籔内佐斗司氏の童子、黒川晃彦氏のサックスおじさん、
イサム•ノグチ氏の遊具もあれば、清水九兵衞氏の赤い
オブジェ。いろんなアートが全国各地に点在している。

撮影できないが、実は北九州市立美術館の中にもいる

博多の街で出会う童子たちに、せんとくんを思い出す

旅先で偶然であったサックスおじさんにほっこりと

イサム・ノグチ氏の遊具に、子どもたちと遊んだ日を

清水九兵衞氏の赤のオブジェに、訪れた場所のことを

もちろん、岡本太郎氏の作品もいろんなところにある


その街のアートを大切にして、そのアートが街の顔に
なれば、それらは親しみ深いものになる。そんな素敵な
アートを作る作家たちに憧れる。一つ一つのアートに
いろんな物語が刻まれ、それぞれの個性が各地で輝く。

それらにふれれば、旅は楽しくなるに違いない。アート
でつながる時間と場所と空間と。また旅に出かけよう。


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