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海と島と空、そして祈りの風景へ

単身赴任で2021年4月に博多に来てから、旅を重ね、
福岡、大分、佐賀、そして長崎へと向けた旅のコンパス。
佐賀も風景に、お酒に、建物と大好きな県だが、長崎
の旅ではそれ以上に、驚くべき風景が広がっていた。

そして長崎での最後の旅は、博多からフェリー太古に
乗り五島へ。九州で過ごした最後の9月に長崎の旅を
しめくくる旅をした。もう一度、五島の旅を振り返る。

長崎の旅をしめくくった五島への旅

五島列島への旅は博多港から
夜の港の風景。旅への期待も高まる
いつもの折りたたみ自転車でフェリー太古に乗り込んで
ポートタワーにも見送られて
博多の夜を後にする
翌朝から始めた五島の旅は
祈りの風景を巡る旅でもある。遠くにたたずむ教会をめざし
自転車を走らせる。最初に訪れたのは大曽教会
町役場の建物にも目を止めつつ
山を越え海沿いをひた走る
大小あわせて152の島からなる五島列島
その島なみも眺めながらの自転車の旅
島をつなぐ橋梁も越え
頭ヶ島集落までやってきた
雲間の向こうの明るい空。でもここからしばらく雨の五島に
雨の中の頭ヶ島天主堂。長崎の世界遺産の構成資産のひとつ
小雨が降る中、ベンチには座らずに風景だけでも
また山道を上り頭ヶ島天主堂を後にする
役目を終えた幼稚園。道沿いの風景も楽しみつつ
次は鯛ノ浦教会へ。五島列島には全部で51もの教会が建つ
限られた時間で、点在する教会をめぐる
そして鉄川与助が手掛けた青砂ケ浦天主堂へ
冷水教会は鉄川与助が最初に手掛けた教会でもある
冷水教会の前のバス停は教会とおそろいで
そして奈良尾港へ。なんとか時間通りにフェリーに乗船
青方港から始まった中通島をめぐる旅
1時間程で次の目的地の福江島に到着
日が落ちる前に散策をしながら
色づく夕日と町の風景を楽しんだ
1日目も無事終了。ホテルに戻って旅の疲れをいやし
五島の旅の2日目。気持ちのよい朝を迎え
旅先での朝の散歩は楽しみのひとつ
ホテルは港から歩いてすぐに建つ。港の風景を楽しみつつ
海と空と雲。そして朝日の風景に出会う
港の側には福江城跡。町をぐるりとめぐって
ホテルへ戻る。タイヤが破裂するハプニングにもめげずに
福江港で借りたレンタサイクルで福江島をめぐる旅へ
気持ちのよい空の下、海と島並の風景の中を進み
まずは堂崎教会へ。福江島でも祈りの風景をめぐる
さまざまな表情の海の風景も楽しんで
雲の隙間には青い空が見えているものの
その後、まさかの大雨。過ぎゆく時間も
意を決して先に進むことに。目指すは半泊集落
なんとか天気も回復し、半泊教会へ
その側に建つ五島つばき蒸留所。いつかGOTOGINを楽しもう
透き通る半泊湾。美しい風景に出会った
半泊には新しくできた小さな宿もある
天気も回復し、晴れ間が広がる。時間のある限り島をめぐる
山並みと田園の風景を過ぎ
入江に映る山並みの風景の先の
木造の白亜の姿の水ノ浦教会へ
やはり自転車の旅は気持ちのよい空の下がいい
旅は昨年の実りの時期にさしかかる9月の半ばのこと
福江島をめぐってまた町へ。図書館も旅先の楽しみのひとつ
そして祈りの風景をめぐる旅を福江教会でしめくくる
フェリーの時間まではもうすこし。最後に山本二三美術館へ
五島での2日目は福江島をめぐる旅に
予定通りにフェリー乗り込む。福江島を後にして長崎へ
沈む夕日は空の境界をいろどっていく
3時間と少しのフェリーの旅。長崎はすっかり夜に
五島の旅の思い出にひたりながら
かもめに乗って博多へと。楽しかった博多から五島への旅

中通島にある新上五島町。五島にある様々な楽しみ方

そして五島列島は世界文化遺産のある祈りの島

長崎が好きなことの一つに島が多いということ。島が
多ければ、それだけ海の風景も多くなる。長崎で感じた
空と海の風景。この五島の旅でも、表情豊かな空と海の
風景と出会った。空と海と雲と、移りゆく風景。そして
めぐった祈りの風景。長崎の旅を続け、教会の風景、
歴史を知り五島にたどりついた。長崎での最後の旅に
ふさわしい旅に。五島には素敵なものがつまっている。

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