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国立国会図書館関西館の隣には

自転車の旅では建物や空間を楽しんで


大阪から南に下り、山を越えると大阪、奈良、京都の
3府県にまたがり広がっているけいはんな学研都市。
1987年から整備が進み、クラスターとよばれる12の
学術研究地区が分散配置され、150以上の研究施設が
設置されているという。訪れたのは精華・西木津地区。
国立国会図書館関西館の隣の施設も気になる建物だ。


国立国会図書館関西館のノコギリ屋根の向うには
ランダムに積み重ねられるような水平ラインの建物
それは立体的な構成で、建物の周囲を取り囲む
建物をぐるりとまわり正面の方へ
植樹帯の間から見える外観にSUNTORYの文字
建物出入り口はオープンで、見学できるかなと様子を伺いつつ
アプローチを。ここはサントリーワールドリサーチセンター
というサントリーの研究施設。日曜日はひっそりと
守衛の方も見あたらないので、外観を遠目に眺め
地面へとつながる水平ラインの建物を後にして

床材や壁材、家具に大奥山の育成材が使用されている

奥大山から届けられるサントリーの天然水

サントリーワールドリサーチセンターは
新たな価値の創造”に挑むための新拠点

設計施工は竹中工務店。外周にはバリアを設けず
「外知」の交流を誘導するオープンランドスケープに

サントリーといえば山崎蒸留所も。お酒への旅も続く

関西の旅を楽しもう。隣接している大阪、奈良、京都。
そこに広がるけいはんな学研都市にさまざまな建物が
建ち並んでいる。中でもひときわ目を引くサントリー
ワールドリサーチセンター。外装は、よい水はよい土
からの理念より、地層のように重ねられた水・緑・土
をコンセプトに構成されている。その水平に積層する
デザインを楽しみつつ、もう少し学研都市の建物へ。



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